「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【参加報告】4/23明治大学法学部主催「金子兜太さんと平和・憲法を語る集い」(寄稿)

2016-04-28 23:59:57 | 参加報告


<管理人より>
 明治大学法学部主催、「安保法に反対するオール明治の会」などの共催で開かれた4/23「金子兜太さんと平和・憲法を語る集い」に参加されたS.Hさんより報告・感想を寄稿いただきました。以下、ご紹介します。

【参加報告:4/23明治大学法学部主催「金子兜太さんと平和・憲法を語る集い」(寄稿)】

<S.Hさんより>
 少し活動を休むと、情報がなかなか来なくなりがちです。そのため、「生協だれでも9条ネットワーク」で情報を共有するのは意義のあることと思います。

 4月23日に、明治大学法学部が主催した「金子兜太さんと平和・憲法を語る集い」に出てきました。1192人収容できる会場は、ほぼ満席でした。事実上この催しを企画した、前法学部長のあいさつからは、明治大学の建学の伝統として、この状況を放置できないという思いと、立場上、過激なことは言えないという逡巡が感じられました。
 サプライズゲストとして、村山元総理があいさつをしました。予定時間を相当上回る、年齢を感じさせない熱弁ぶりでした。戦争の実情を知らない政治家が、政治を動かしていることへの危機感をひしひしと感じました。
金子兜太氏と黒田杏子氏の対話講演は、金子氏の戦地での生々しい体験が赤裸々に語られました。金子氏ご自身が”存在者”として、ずっとぶれずに生きてこられ、その人柄が人をひきつけるのだと思いました。また、俳句の奥深さ・面白さについても、教えてもらった気がします。
 
 憲法の読み合わせは、かなり豪華なメンバーでした。ただ、一人あたりの時間が短く、もっと解説に時間を取らせてあげたいと思いました。それにしても、日本国憲法の前文は、いつ読んでも感動的です。また、他の条文についても、改めて読む必要を感じました。9条以外にも、憲法違反のことが行われているように思われてなりません。
 その後の、合唱+管弦楽のミニコンサート(シベリウスのフィンランディア)は、「寄せ集め」のメンバーながら、熱の入った演奏に感動。制服向上委員会のミニライブも、歌詞の中身も良いが、思った以上の歌唱力で楽しめました。気になったのは、制服向上委員会が、”絶滅危惧種”となっていること。メンバーが辞めたり集まらなかったり。そんな中、その日初ステージのレッスン生が初々しくかったのですが、彼女を入れても3人。OGの名誉メンバーを入れて4名という、少し寂しいものでした。
 各界からのスピーチの中では、ママの会のスピーチが一番こみ上げるものがありました。産まれてくる子供たちが、産まれてきたい世の中にしてゆきたいと私も思います。

(管理人追記)
「安保法に反対するオール明治の会」が報告記事をアップされていましたのでリンクしておきます。
「安保法に反対するオール明治の会」のHPはこちら


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