【参加報告】「辺野古に基地は造らせない大集会」(2015/11/29)

<管理人より>
　11/13に情報としてお知らせした辺野古新基地建設反対行動の中で、「11.29辺野古に基地は造らせない大集会」に参加した東京カズちゃんさんからご報告の文章と写真をお寄せいただきましたので、ご紹介します。


【「11.29辺野古に基地は造らせない大集会」参加報告】

　11/29(日)に日比谷公園野外音楽堂での「辺野古に基地は造らせない大集会」に参加した。職場のＯＢ＆現役で３名が参加し、主催者発表で4,500人が集まったとのこと。




　沖縄三味線の演奏後、１７人から次々と発言があった。ヘリ基地反対協議会の共同代表・安次富浩さんが「安倍政治のひどさから(アベマリアと対極にあるので）"安倍サタン"と呼んでいる」と発言、渡米した「島ぐるみ会議」共同代表の高里鈴代さんが「カリフォルニア州のバークレー市議会が沖縄の人々を支援する決議を採択した」ことを紹介した。

　一橋大学名誉教授の田中宏氏は「国際人権規約第１条には自己決定権が規定されているが、沖縄の基地問題は自己決定の問題であり、それを侵害しているのが安倍政権である」と語った。

　「解釈で憲法９条を壊すな！実行委員会」の菱山南帆子さんからは「大江健三郎さんが『私たちは侮辱の中で生きている』と言ったが、生き殺しさせられないようにこの状況を乗り越えていきましょう」との力強い発言があり、「かつて自分は辺野古カヌー隊にいた」とも語った。

　SEALDsの女子学生の「この春、辺野古の現地へ行った。機動隊の"ごぼう抜き"も体験し、沖縄の人たちの仕打ちを身をもって知った。金と権力でどうにでもなると考えるのは大間違いだ」との発言は大きな拍手を受けた。

　最後は銀座コースのデモを行い、プラカードを掲げ、コールしながら日曜日の銀ブラをする人たちへ辺野古の基地建設反対を訴えた。