「生協だれでも9条ネットワーク」

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【情報】3/12(土)全国消費者大会で中野晃一さんが講演「民主主義の再生と新たな政治参加への希望」

2016-03-08 23:59:16 | 情報提供


<管理人より>
3/12(土)全国消費者大会で中野晃一さんが「民主主義の再生と新たな政治参加への希望」というテーマで講演されるので、こちらでもご案内いたします。

 「消費者大会って秋に開催されるんじゃなかったっけ?」と思われる方は、生協への関わりが長いことと推測します。現在では国際消費者機構(CI:ConsumersInternational)が提唱した「世界消費者権利デー」(World Consumer Rights Day)の3月15日に近い日程で開催されています。主催者は全国消費者大会実行委員会です。

 ここでおさらいします。「全国消費者団体連絡会」をネット検索したところ、「コトバンク」の「全国消費者団体連絡会」→「消団連」の項に、「知恵蔵2015の解説」として以下のようにありました。

 日本生活協同組合連合会などを中心に1956年に開催された全国消費者大会の決議に基づいて結成。主婦連などを中心に44(2006年8月現在)の消費者団体が加盟。当初は、公共料金値上げ反対や円高差益還元など、物価問題が活動の中心テーマだったが、近年では食品の安全性や悪質商法追放など、運動の幅も拡大している。
(篠崎悦子 ホームエコノミスト / 2007年)

 あらためて生協が中心的な役割を果たしてきたことが社会的に認知されていることがわかりますね。
全国消費者団体連絡会(全国消団連)ホームページに今年度の案内が掲示されています。「全国消費者大会は、その時々の国民生活に寄り添い、共同の輪を広げてきた歴史を持ち、今回で54回を数えることになります」とのこと。開催案内のチラシのpdfファイルはこちら

【第54回全国消費者大会のご案内】
日時:3月11日(金)13:00~、3月12日(土)10:00~
会場:主婦会館プラザエフ(東京・四ツ谷)
テーマ:民主主義をあきらめない!~消費者の対話、選択、行動で一歩前へ

参加費:1000円

2日目の全体会では、まず前日の分科会の内容をコンパクトに報告し、全体で共有。それに続く講演では、この国の主権者として、消費者市民として、政治参加の可能性について考える企画になっています。「民主主義の『危機』と『希望』を感じさせる昨今、暮らしも考え方も多種多様な消費者を構成員とする消費者団体は、民主主義の再生に向けてどのような役割を果たし得るのか、講師のお話をもとに考えます」とチラシにありました。

講演「民主主義の再生と新たな政治参加への希望」
講師:中野 晃一さん(上智大学教授)


私も参加予定です。
全国消団連は現在、「消費者行政機関の地方移転は行うべきではありません!」とアピールを出し、働きかけを強めています。消費者行政は未だ十分な到達点にはなく、当初の目標「国民本位の行財政への転換」に向けて、消費者庁・消費者委員会・国民生活センターを一体的に育てていくべき段階だということです。
ご都合がつく方は、全国消団連の応援にもなりますので、皆様お誘いの上、ご参加ください。

3月8日(「国際婦人デー」でもあります)


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