年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

トラツグミ @東京

2017年05月12日 | 写真~野鳥

今の若い人は知らないかも?ですが、「 鵺(ぬえ)の鳴く夜は恐ろしい… 」という1981年の映画「 悪霊島 」のキャッチコピーで一躍有名になった鵺(ぬえ)とは、トラツグミ (虎鶫) というツグミの仲間の野鳥です。

トラツグミは、日本では(北海道を除き)留鳥または漂鳥 (冬は暖かい場所に移動する)で、全長30センチ程ですが、頭は小さいが胴体が大きい(太い)ので、見た目はもっと大きく感じます。


トラツグミは、頭部から腰までや翼などの体表面は黄褐色で、黒い鱗状の斑が密にあり、一見して黄色い体色に黒い斑点が「トラ」に似ていることからこの名前が付きました。


日陰の地面で落葉を払いのけ、その下にいる大好きなミミズや昆虫の幼虫を探している、初めて見るトラツグミの姿を発見した時は、ちょっとだけ興奮しましたね。 (↓)は ほぼ正面顔です。


ついでに トラツグミの後姿も見ておいて下さい。(↓)


トラツグミは、夜中に森の中で 口笛にも似た細い声で「フィー、フィー」と 余りにも寂しげで不気味に鳴くため「鵺(ぬえ)」 または「 鵺鳥(ぬえどり) 」とも呼ばれ、万葉の時代から気味悪がられていたそうです。 残念ながら、私めはその鳴き声を聞いたことがないので、何とも言えませんですが…。


尚、撮影場所は 葛西臨海公園 @東京の鳥類園ゾーン(公園東部)で、撮影時期は2月と3月です。


(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)



コメント