年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

再雇用制度 ~ 給料の一例 (2009年7月)

2009年07月24日 | 定年・再雇用・年金

今日は、私めが勤める企業の再雇用の嘱託の給料レベル について書いてみます。

(1) 給料は時給制(固定)で昇給は無し。

嘱託は1年契約ですが、(成績が標準未満になった場合、健康状態が職務に適さなくなった場合、戒告以上の処分を受けた場合、本人が辞退した場合を除き)法定雇用年齢までほぼ自動的に更新されますが、毎年の契約更新時や春闘等での昇給は一切無いということです。

時給は、事務技術系が4ランク(2,200/1,800/1,400/1,100円)、技能系が3ランク(1,400/1,250/1,100円)あり、 各ランクの現役時のイメージは、事務技術系は課長以上の管理職/係長/上級技術者/定常作業者、技能系は卓越技能者/上級技能者/中級技能者といったものです。 全嘱託の加重平均時給は1,312円(←今年の夏ボーナス計算式から逆計算で出した私めの推算)。  同様に逆計算すると社員の(手当て類を含まない)平均本給は時給1,832円に相当。

時給制ゆえ、給料は勤務時間と直結しており、勤務時間が短くなると即 減収になり、よってフルタイム勤務でも毎月の労働時間数に応じて給料が変動します。
不況対策として今年2月から嘱託の短日短時間勤務制が1年間(?)の予定で実施され、私めは週3日勤務を選択しましたので、勤務時間は約60%になり、よって給料もフルタイム時の約60%(40%減)になっております。
年間の正規勤務時間は1,952時間ですから、それに時給を掛けると(ボーナス無しの給料のみの)年収が出てきます。  全嘱託の加重平均時給1,312円を掛けると年収は約256万円ということになります(←フルタイム勤務の場合)。


(2) 残業手当、通勤手当などは社員と同じ基準で支給される。

  但し、現在全社的に残業ゼロになっておりますので、残業手当はゼロです。

(3) ボーナスは社員に連動した額が支給される。

過去3年半、7回のボーナスの実績では、嘱託平均額は社員平均額の約75%になっております(←フルタイム勤務の場合)。  絶対額的には、今年7月の夏ボーナスで言えば、社員平均額が50万円台の後半、嘱託は40万円台の前半で、昨年から約25%減です。  仮に嘱託平均額を42万円として夏冬合計で84万円、これに給料の平均年収約256万円を加えると 嘱託の平均総年収は約340万円ということになります(←フルタイム勤務の場合)。

フルタイム勤務の場合、時給最高ランクの2,200円だと、給料分の年収は約429万円、ボーナスが年間約140万円、総年収は約569万円。 時給最低ランクの1,100円だと給料分の年収は約215万円、ボーナスが年間約67万円、総年収は約282万円になります。 これに給付金や企業終身年金(←各個人で大きく変わりますし、平均額は不明です)等を加えることになります。

私めの場合今年(→2月以降の週3日勤務を加味済み)の年収は税込みで、 給料分が約276万円、ボーナスが年間約103万円、 厚生年金(報酬比例部分)が約139万円、 給付金が約35万円、 企業終身年金が約64万円の 合計約600万円です。  これが私めの収入実態ですが、総年収600万円もらって文句は言えません、むしろ恵まれている方だと思っておりますです。

私めが満64歳になると年金生活者になりますので、給料&ボーナス(計約379万円。 フルタイム勤務だと約569万円)がゼロになり、代わりに厚生年金(定額部分)とおっ家内の年金、有期企業年金がもらえるようになりますが、その総額は当然379万円には遠く及びませんので、倹約節約生活を余儀なくされることは明々白々です。

皆様の会社の場合は いかほどなんでしょうか?  (コメントを頂ければ幸甚です。)


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