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世界史入試問題 大阪大学 2012年 1

2015-01-15 | 入試問題+ゴロ合わせ

【1】 次の文に関連する、以下の問いに答えなさい。

 アフガニスタンは、南アジア・中央アジア・西アジアの接点に位置する地域として、周辺の諸国家・勢力を呼び込むとともに、四通八達の地としてシルクロード交易の要衝となってきた。

1世紀後半に著された見聞録『エリュトゥラー海案内記』には、中国の生糸や絹織物をインド西海岸に送りだす中継交易拠点として、バクトリアの都であったバクトラ(現アフガニスタンのバルフあたり)の名が伝えられている。

問1 『エリュトゥラー海案内記』が書かれたころ、バクトラを含むアフガニスタンの北部あたりにイラン系といわれる王朝が台頭した。

彼らは西北インド一帯に進出し、ローマ・漢両帝国との東西交易を仲介して繁栄した。

この王朝とは何か、その名を答えなさい。

問2 アフガニスタンの地域は、?10世紀~12世紀、?19世紀の両時期においてどんな国家の支配もしくは影響下に置かれたか。各時期とも必ずインドという語を用いて述べなさい(150字程度)。

問3 『エリュトゥラー海案内記』はエジプト在住のギリシア人商人により著されたといわれるが、当時エジプトでは東西交易の拠点としてアレクサンドリアが繁栄していた。

この都市は、その建設以降7世紀までの間、どんな国家の支配もしくは影響下に置かれたか。宗教の変遷にも留意して述べなさい(180字程度)。

【1】
問1 クシャナ朝

問2 10世紀、ガズナ朝が起こりインド北部を支配した。その後でゴール朝もインド帝国北部を征服した。ロシアの南下政策による攻撃と、それに対抗したイギリスによる攻撃を受けた結果、アフガン戦争がおきイギリスの保護国となった。

問3 アレクサンドリアはマケドニアのアレクサンドロス大王の東方遠征の際に建設された。

大王の死後、ディアドコイ戦争を経てアレクサンドリアはプトレマイオス朝エジプトに支配された。

1世紀プトレマイオス朝はローマに滅ぼされたため、アレクサンドリアはローマの支配下でキリスト教化し、五本山の一つにもなった。

7世紀にはウマイヤ朝の支配下に入りイスラム化した。

 

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