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1338(延元3・暦応元)年 〈室町幕府の創設(~1573年)〉★★

2016-08-20 | 『新日本史頻出年代暗記』

▲足利尊氏

●室町時代(光明天皇・後醍醐天皇 足利尊氏)
Ashikaga Takauji is granted the title of Shogun by the emperor of Japan, starting the Ashikaga shogunate.

 いざ都へと 足が向き。
 1338年 光明天皇 足利尊氏 室町幕府   

後醍醐天皇がはじめた建武の新政は、それまでの武士の社会につくられていた慣習を無視していたため、多くの武士の不満と抵抗を引きおこした。

このような形勢をみて、ひそかに武士による政権樹立をめざしていた足利尊氏は、1336年に北朝の光明天皇を擁立して、1338年征夷大将軍に任ぜられ、室町幕府を開いた。

 

 2013上智大 神学外国語学部

天竜寺船の元への派遣は、鎌倉幕府を見習ったものであるが、鎌倉幕府がこれによって造営した寺院はどれか。もっとも適切なものを、次から1つ選びなさい。
 
 1建長寺 2円覚寺

 3寿福寺 4浄智寺
 5大徳寺 6浄妙寺

 

 (答:1)

 

〈2016関西学院大学・全学部2月2日:「
〔Ⅱ〕次の文章を読んで設問に答えなさい。答えを一つマークしなさい。

 

 南北朝の合体を実現した3代将軍足利義満は、それまで朝廷が保持していたaいくつかの権限を幕府の手に収めるとともに、全国的な統―政権としての幕府権力を確立していった。また義満は、南北朝の動乱の中で強大化したb外様の有力守護を攻めその勢力の削減に努め、幕府の機構の整備を進めた。
 幕府の中枢には将軍を補佐して幕政を統轄する管領が置かれ、この職には、足利一門の細川・斯波・畠山の3氏が交代で当たるようになり、三管領と呼ばれた。また管領の統轄下に置かれた[ c ]には、赤松・一色・山名・京極の4氏から任じられることが慣例となり、d四職と呼ばれるようになった。
 また、幕府は将軍権力を支える軍事力として[ e ]と呼ばれる直轄軍を組織し、彼らに御料所と呼ばれる各所に散在する将軍直轄領の管理も委ねた。

【設問】

1.下線部aに関する説明として、誤っているものを下記より選びなさい。なお、すべて正しい場合は「エ」をマークしなさい。
 ア 幕府は、政権の所在地である京都の警察権や民事裁判権を確保した。
 イ 幕府は、京都における酒屋や土倉などに対する課税権を手に入れた。
 ウ 幕府は、諸国に課する段銭の徴税権を手に入れた。

(答:エ)


2.下綿部bに関する説明として、正しいものを下記より選びなさい。

 ア 義満は、美濃・伊勢の守護を兼ねた土岐康行を追討した。
 イ 義満は、西国llカ国の守護を兼ねた大内氏の内紛に介入し、大内義弘を滅ぼした。
 ウ 義満は、周防・和泉などの守護を兼ねた山名氏を討伐し、山名氏清を滅ぼした。
 エ 義満は,鎌倉公方に反旗を翻した前関東管領の上杉禅秀を討伐し、これを滅ぼした。

(答:ア ※イ×大内義弘を滅ぼした(応永の乱、1399年)のは正しいが、11カ国が6カ国の誤り、ウ×山名氏清を滅ぼした(明徳の乱1391)のは正しいが、周防・和泉はイの大内義弘の領地、エ×上杉禅秀の乱(1416~17)は鎌倉公方足利義持を襲った乱、4代義持が救援し禅秀を討った。義持は9歳で将軍になったが、父義満没(1408)後にようやく実権を握っていた)


3.空欄cに該当する職名を下記より選びなさい。

 ア 侍所別当
 イ 政所執事
 ウ 侍所所司
 エ武者所執事

(答:ウ)


4 下線部dの4氏から任命される役職の職務として、正しいものを下記より選びなさい.

 ア 将軍家の家政と財政の管理
 イ 所領をめぐる訴訟の審理
 ウ 京都の警備と刑事裁判  
 エ 段銭・棟別銭の徴税

(答:ウ)


5 空欄eに該当する職名を下記より選びなさい。

 ア 足軽衆
 イ 奉行衆
 ウ 奉公衆

(答:ウ)〉


〈2016関西大・全学部2月8日:「

(B)南北朝の内乱も足利義満の代になると次第に収束し、幕府政治は安定をみせはじめた。南朝方の勢力が強かった九州では、九州探題として下向した( 6 )が1372年、懐良親王を攻め、翌年には九州の大半を制圧した。
 義満は、政務を補佐していた細川頼之を失脚させて権力を掌握、花の御所を造営して権勢を誇った。1392年、義満の斡旋で南朝の後亀山天皇は、北朝の( 7 )天皇に譲位する形をとって両朝が合体した。
 義満は1382年、花の御所の東側に( 8 )を造営して、五山に加えた。この寺には、僧録が置かれ、初代僧録には( 9 )が就任して、これ以後、五山禅宗を統括する機関として活動した。
 義満は、明徳の乱で山陰の( 10 )を、応永の乱で周防の大内義弘を倒し、守護大名の統制にも成功して権力を集中させた。

〔語群〕

ア延久 イ安房  ウ類聚国史  エ上総  
キ後小松
コ後円融
ス三善為康
タ赤松満祐
テ山名氏清
ニ後光厳
ノ高師直
フ天龍寺

 

 
オ菊池武光
ク佐渡    
サ春屋妙葩
セ下総    
チ三善康信
ト菅家文草
ヌ大宰府  
ハ今川貞世
ヘ三善清行

 


カ延喜   
ケ土岐康行
シ相国寺 
ソ南禅寺 
ツ夢窓疎石
ナ義堂周信
ネ経国集 
ヒ隠岐   
ホ寛徳 」  

(答:6ハ、7キ、8シ、9サ、10テ)〉   

 

〈2014早大・国際教養

 一方、かつての平安京の左京では、d.室町幕府を支える有力大名同士が京都を主戦場に戦った応仁の乱以降、(後略)」

問6 下線部dに関する説明として、誤っているものはどれか。1つ選べ。


 ア 守護に就任した大名は在京が原則であった。

 イ 山名持豊の屋敷は応仁の乱に際し東軍の本陣となった。
 ウ 畠山氏の家督相続問題が応仁の乱の一因となった。
 エ 応仁の乱の勃発当初、細川勝元は将軍御所を襲撃した。
 オ 侍所の所司は多くが赤松・一色・山名・京極の4氏から就任した。

(答:イ ×山名持豊は西軍)

 

2013京都大・前期

(7)下線部gの「京都」の行政・警察権を担当した幕府の役所を答えよ。


(答:侍所)

〈2012立教大・全学部:「
 室町幕府の8代将軍足利義政の後継者問題から1467年、京都を主戦場とした応仁の乱が起こり、都の大半が戦火に巻き込まれることとなった。彼の後継者問題とともに、乱の要因の1つとして、幕府の実権を握ろうとする三管領の1つ( チ )氏と、侍所所司を勤める四職の1つ( リ)氏の対立などがからんでおり、争乱において両氏は東軍・西軍をそれぞれ率いることとなった。」


(答:チ細川、リ山名)

〈2016早大・文化構想:「
問5 下線c守護の権限に関連して、室町時代の守護の権限として正しいものはどれか。2つ選べ。

 ア使節遵行 イ地下検断 ウ刈田狼藉 エ段銭の徴収 オ宗門改め」


(答:ア・エ ※ウ×守護権限は「刈田狼藉」の取締権であって刈田狼藉ではない。引っかけのウの後ろに正解のエを隠してある。常套的作問法です、引っかからないように)〉

 

〈2016慶大・法

問 足利尊氏が下線部オ後醍醐天皇の菩提を弔うために創建した寺は[ 24 ]である。」

(答:天龍寺 ※原問には59項の選択肢があり、そのうち寺院は11)〉

 

〈2014同志社大・文:「
 元寇の後、元と日本との間に正式な外交関係はなかったが、後醍醐天皇の冥福を祈念する寺院造営費の一部を賄うため、元に派遣された貿易船があった。この貿易船の名称を漢字で記せ。」


(答:天竜寺船)

 

〈2013上智大・法総合人間科神外国語

 足利尊氏は( ア )の冥福を祈るための天竜寺建立を企て、夢窓疎石のすすめもあって、天竜寺造営の費用に充てるため、天竜寺船を元に送った。

問1 空欄( ア )に当てはまる人物は誰か。もっとも適切な人名を、次から1つ選びなさい。


 1後醍醐天皇 2足利貞氏

 3北条高時 4光明天皇
 5足利直義 6後村上天皇

問2 天竜寺船の元への派遣は、鎌倉幕府を見習ったものであるが、鎌倉幕府がこれによって造営した寺院はどれか。もっとも適切なものを、次から1つ選びなさい。


  1建長寺 2円覚寺

  3寿福寺 4浄智寺
  5大徳寺 6浄妙寺」

 

(答:問1→1、問2→1)〉

 

[SHOG+]
問3 問2の船の派遣者は誰か。

 

問4 また問2の寺の創建者と初代住職(初代開山)および鎌倉五山第何位かを答えよ。

 

(答:問3北条高時、問4北条時頼、蘭渓道隆、鎌倉五山第一位)

 

問5 天龍寺は京都五山の第何位か、また名作として知られる同寺の庭園の作庭者は誰か?

 

(答:京都五山第一位、夢窓疎石)〉


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