【三重の木の家・門出の家】の墨つけ、刻みの工程が続いています。
写っているのは、大工のさんの設計図でもある【板図(いたず)】と
墨をつけるときなどに使う大工さんのものさしの役目の【尺杖】(しゃくづえ)というものです。
このような板図や尺杖を使って手刻みで家を建てる大工さんは年々減少しているのが
現状です。
だからこそ
踏ん張って 踏ん張って いきましょう!
2010年も 【前向きに!!】 進んでいきましょう!
ところで・・・
嫁は相変わらず(年中)、【眠り姫】 ←(この表現への苦情は受け付けません)のごとく
布団に入ると1,2分で爆睡状態に入り 朝までノンストップ特急で眠り続けて
棟梁に「お前・・目ぇ腐ってくぞ・・」と言われているのですが・・
そんな中 夢を見ました。
その夢は 棟梁と二人で海外旅行に出かけるという夢です。
場所はどこだったか定かではありませんでしたが、アジア圏内だったような気がします。
なんて楽しい夢でしょう!と思いきや
その海外旅行の日程は まさかの 【1泊2日】の旅。
(いえ、忙しいのは分かっていますから無意識に夢でもそういう日程になったのだと思われますが。。)
現地に着いて なぜか その国の朝の通勤ラッシュの満員電車に乗せられ
もみくちゃにされながら どこかに向かいます。
そしてようやくその満員電車で目的地まで着いたと思ったら
そこは帰りの飛行機の空港だった・・・・。
という 非常に 悲しい せつない むなしい 夢でした・・・。
あまりにも悲しかったので 翌朝 棟梁にこの夢の話を伝えると
棟梁は 菩薩のようなおだやかな笑顔で
「よかったなぁ~ これで もう海外旅行行ってきたで 行かんでもええやん

」
と言いました。
いや・・・棟梁・・・・・
そうじゃなくって・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・
・・(泣)
地棟の墨をつけたり刻んだりする時 いつも登場する【木まくり】という
昔から伝わる道具です。
これを使うと てこの原理で1トンクラスの木材でも棟梁一人で
ゴロリと転がすことが可能です。
今夜は・・
もう少し現地でゆっくり出来るよう
国内 いや 東海三県くらいに的をしぼって
せめて
夢の中でだけでも ゆっくり穏やかに
棟梁と二人の旅行を楽しみたいと思います(苦笑)
西井建築工務店ホームページ