来週の棟上に向けて、増築現場の墨つけ、刻みの工程を進めています。


この間、このブログでも登場した 【板図】と【墨壷】【墨差し】そして【差し金】が
写っているのが見えます。
棟梁の手元の前に見える 木の棒は【尺杖】といわれるものです。
この尺杖も以前ブログでご紹介したことがありますね。

尺杖とは 家を造り始める前に木の細い角材に
目盛りを書いて、この定規を、その家の基準として使います。
その家オリジナルの大工さんの物差しになります。
プレカットが主流になっている今現在は
こうして板図を見ながら尺杖を作り、墨をつける光景が見られることも
段々少なくなってきました。
墨つけの工程中は 特に神経を集中させないといけない作業です。
鶴の恩返しで 女の人に化けた鶴がおじいさんおばあさんに
「私が織っているところを決してのぞいてはいけませんよ」と言っていましたが
それと同じで
「俺が墨つけをしている時は絶対しゃべりかけるなよ」と
棟梁にずっと言われ続けているので
墨をつけているときは
逃げるように帰ってきます。
昔話のおじいさん達のように約束を破ることはありません。
(だって【今俺にしゃべりかけるな光線】がすごく怖いんだもん・・・)(苦笑)
今日から 刻みの工程に入り 応援の大工さんにも来ていただいて
棟上まで全力疾走で仕上げていきます。
踏ん張って行きましょう!
西井建築工務店ホームページ


この間、このブログでも登場した 【板図】と【墨壷】【墨差し】そして【差し金】が
写っているのが見えます。
棟梁の手元の前に見える 木の棒は【尺杖】といわれるものです。
この尺杖も以前ブログでご紹介したことがありますね。

尺杖とは 家を造り始める前に木の細い角材に
目盛りを書いて、この定規を、その家の基準として使います。
その家オリジナルの大工さんの物差しになります。
プレカットが主流になっている今現在は
こうして板図を見ながら尺杖を作り、墨をつける光景が見られることも
段々少なくなってきました。
墨つけの工程中は 特に神経を集中させないといけない作業です。
鶴の恩返しで 女の人に化けた鶴がおじいさんおばあさんに
「私が織っているところを決してのぞいてはいけませんよ」と言っていましたが
それと同じで
「俺が墨つけをしている時は絶対しゃべりかけるなよ」と
棟梁にずっと言われ続けているので
墨をつけているときは
逃げるように帰ってきます。
昔話のおじいさん達のように約束を破ることはありません。
(だって【今俺にしゃべりかけるな光線】がすごく怖いんだもん・・・)(苦笑)
今日から 刻みの工程に入り 応援の大工さんにも来ていただいて
棟上まで全力疾走で仕上げていきます。
踏ん張って行きましょう!
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