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しんちゃんの大工日記・2

三重県で伝統工法による無垢材と土壁の
家作りをしています。
奮闘中の棟梁の姿を嫁が綴っています。

しんちゃん家【自転車部】・・・・新入部員の試練

2010-11-24 08:01:56 | 田舎での子育て
土曜日の振り替え休日で、しんちゃん家の子供達(小学生チーム)は
日、月、火曜日は秋の三連休でした。

もちろん連休といってもしんちゃん棟梁は相変わらず仕事で・・
いつもの連休難民です。

かといってせっかくの良い天気。
おうちにいるものもったいないよね!!ってことで。

この日は



【しんちゃん家自転車部・長距離編】にチャレンジです。


思春期につきあらゆる理由で退部届けを出した(笑)中学生の長女と入れ替わり
去年まで、母ちゃんの自転車の後部座席が指定席だった小学2年の末っ子が
今年から晴れて正式入部しました(笑)

この日は しんちゃん家自転車部(長男+末っ子+私)の三人と
仲良しのお友達A家のK君、Hちゃんも一緒に 五人でレッツゴーーー。


目的地は、友達が誘ってくれた神社のお祭りで
つきたてのホヤホヤのおもちを頂いてほうばる事(笑)

同じ町内といっても、かなりの距離があります。
新入部員の末っ子が乗り切れるかどうか。。。少し不安を抱きながら出発です。










アップダウンが激しい坂を幾度も乗り越える道は末っ子にとっては
試練の連続で・・・・




坂を乗り越えたあと広がる こんな美しい風景を見る余裕もなく・・・



何度も強風にあおられながら・・・
転倒してひざ小僧にバンドエイドを貼ってもらいながらも・・・・






1時間かけてようやく 目的の 【神原神社】に到着しました。
もみじの真っ赤な紅葉がとっても綺麗な神社でした。


神社で つきたてのきな粉もちを頂いたり 大好きな綿菓子を食べたり
くじひきをお友達と楽しんだり
綺麗な舞姫さん達の姿を見せてもらったり、お餅まきに参加したりして・・
いっぱい楽しんだあと・・・・・





またまた 頑張って1時間かけて 家に向かいます。





片道1時間。往復2時間の今回の距離は 末っ子にとっては
はてしなく遠い道のりだっただろうと思います。


それでも
半べそかきながらも
頑張って 頑張って・・自分の力だけで走りきったということは
きっと この子にとって ものすごい自信になると思います。




そして・・

まだまだ いっぱい 叱られたり直さなければいけないことも沢山あるけれど



頑張った時は、叱る時の数倍数十倍 
思いっきり いっぱいいっぱい褒めてあげること。
いっぱいいっぱい認めてあげること。


それが 私達 親の役目だと思っています。






子供はすぐ 親を追い抜き
末っ子だって きっともうすぐ 
私では追いつけないようなスピードで自転車をこぐようになると思います。


追いつけなくなって
前を走る姿さえ 見えなくなっても
きっと大丈夫。あの子なら大丈夫。


そう思えるような丈夫な根っこを
これからも棟梁と二人で作ってあげたいと思ってます。





頑張れ! 自転車部。
踏ん張れ! 新入部員!!




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小学4年生 男子。

2010-09-13 08:52:31 | 田舎での子育て


結局 1点も取ることのできなかった 隣町の小学校との練習試合。
惨敗。惨敗。大惨敗。





僕らはまだまだ発展途上の

Bチームの中のさらにBチーム。

三振だらけのチーム。
凡ミスだらけのチーム。




青いユニフォーム(Aチームレギュラー)を着ることが出来るのは
まだまだ 先の先のさらに先。





それでも
試合を見つめるみんなの後姿は めっちゃ カッコいいぞ!!







幼さと たくましさが 

ちょうどよい感じに 見えたり 隠れたり・・・




そんな感じの

小学4年生。男子。




気張っていこうぜ!


小学4年生。男子。










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この夏のミッション達成!

2010-08-25 15:58:52 | 田舎での子育て









海や川、山に田んぼに畑。
自然いっぱいのこの地は、
子供達の根っこをぐんぐん伸ばす最適な環境だといつも感じています。


でも今は 親も子も毎日が忙しく
なかなか 寄り道や回り道ができない生活なのかもしれません。

もしかしたら
今の親世代自体が
実はもう寄り道や回り道ができない忙しい子供だった。そんな時代になってきているのかしれませんね。



昭和40年代。
自分達が子供の頃は
まだまだ一日がゆっくりとゆっくり流れていたような気がします。



今 振り返って思い出すのは
遊園地に連れて行ってもらったとか新しいおもちゃを買ってもらったとか・・
そういうのではなくて


友達の家の押入れのなかで
そのこのお姉ちゃんのまんがをみんなでこっそり読んでたり
裏庭で、草花で色水を作ったり
一生懸命、落とし穴を掘って 友達のお兄ちゃんを落とそうと企んだり(苦笑)


そんな寄り道のなかで過ごしたなんでもない日常の一こまばかりだったりします。













この夏のミッションの一つでもあった【潜りでさざえ採り】。

磯の先生でもあるばぁちゃんに磯場をおそわり(母ちゃんも)
この夏磯の口開け4回目のチャレンジで
とうとうこの日ミッション達成に成功しました(母ちゃんも)(笑)

大喜びの子供達。大興奮の子供達。

さぁ! 今夜は自分で潜って採ったサザエを焼いて食べましょう。
きっと今までで一番おいしいさざえになることでしょう。

棟梁も喜んでくれるだろうなぁ~。




家に戻る子だもたちの後姿が、一段とたくましく見えました。








幼い頃過ごした夏の日。
始めて自分で採ったさざえの味。


道草、寄り道、回り道。



そんな思い出をいっぱい作って
太くて丈夫な根っこをぐんぐん伸ばしていって欲しいと思っています。












さぁ。夏休み ラストあと6日。
頑張っていきましょう!



追伸・・・夏休み中は更新も殆どできず更新しても大工日記とは離れた内容ばかりになっ     てしまいました。ごめんなさい。
     9月からはまた頑張って現場の進行状況も折り込みながらボチボチと更新して
     いきたいと思っています。







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少年時代・・・・

2010-08-19 14:02:26 | 田舎での子育て



         夏が過ぎ 風あざみ
        誰のあこがれにさまよう







       青空に残された 私の心は夏模様




















夏休みもあと少し。


少年達が残された宿題の山にやっと気がつく事も もう少し。




そして


母ちゃん 【万歳三唱】まで もう少し。



もう少し。






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どんとこい!!思春期・・・我々は子育て12年生なのだ。

2010-06-10 08:59:51 | 田舎での子育て



昨夜から 珍しく 中学生の長女が発熱。
少し中学生活にも慣れてきて緊張感からも解き放たれたところで
疲れも出てきたのかな・・?!


今日はゆっくり 休もうね。










最近の【どんとこい思春期】は・・・



相変わらず(苦笑)

筆箱をあければ
フタには
友達と一緒に撮った【プリクラ写真】が
ズラーーーーーと何十枚も所狭しと貼り付けられ・・(笑)

珍しく机の上に座っているなぁ~と思えば・・・
机の上にマンガを積み上げての読書。読書。
耳にはイヤホンで音楽。音楽。音楽。


お友達と外出する前日は
鏡の前であれやこれやと少ない私服の中から
何時間もかけてコーディネートのファッションショー。

煮詰まったあげく母の私にアドバイスを求めるも
私の意見は全て

「お母さんはさぁ~~ 【昭和の匂い】がする組み合わせするからイヤなんさなぁ~」

の一言で却下され・・(笑)(昭和の匂いってなんやねんっ)










そんな思春期真っ只中の娘を
少し距離をおきながら観察し 実は楽しもうとしています。












写真の踏み台は
ゴールデンウィークに長女が作ったもの。







うちは二階のベランダに洗濯物や布団を干すのだけれど(築40ン年の我が家です)
最近 この段差を洗濯物を持って上がるのがしんどくなってきました(泣)







ということで
「暇だ~暇だ~」と時間をもてあましていた長女に
工場にある端材で作ってもらいました。




「これは遊びじゃないんやよ。仕事やに。仕事。正式発注かけるから。真面目にきちんと
作ってください」

そう言って あとの作業は全て長女に任せました。
ちなみに話し合いの結果 請負額は【300円】でした(笑)
(200円か300円かで随分もめたけど)(苦笑)





出来上がりは上出来!
さすがお父さんのDNA入ってるね!















少し離れたところから
必要以上に手を出さず、口をださず・・・
見守ってあげれたらいいな。


その子の持つ よいところは思いっきり認めて褒めてあげたいな。
これは棟梁と私、二人とも同じ想いです。


【甘やかすこと】と【認めて褒めてあげること】は全然ちがうことだと思っているから。








まだまだ 私達親自体も 【子育て12年生】。
これからも色々と悩むことも多いと思うけど・・・


順位や競争の世界だけでは得られない大切なものを感じ取ることができる
そんな子になってほしいという想いはこれからも変わらないと思います。









どんとこい!!思春期。


そして

頑張れ! 子育て12年生(笑)







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テンション↓↓・・だけどやっぱり楽しい遠足

2010-04-30 11:34:24 | 田舎での子育て
今日は気持ちのよい良い天気です。
そんな最高の天候のなか 
本日は小4になった長男と小2の末っ子の通う小学校の遠足です!!




愛情いっぱいのお袋弁当(少々地味め)とお菓子、そして期待とはやる気持ちを
リュックに詰め込んで・・・

いざ!! いつもの公園に集合して学校へ!! ・・・AM7時30分



































そして家を出て 三時間後。




      AM 10時30分・・・ 目的地到着。



今回の遠足の目的地は、なんと・・
ほんの3時間ほど前に期待とはやる気持ちを胸に家を出た
あの場所。
その公園。
この浜辺・・・。

家を出て 遠足に 家に戻ってくる・・という 非常にテンジョン↓↓の
せつないせつないコースなのでした。合掌。






ちょうどここは、学校から遠足に来るのによい距離なんです。

海辺の町の子供達といっても、最近では親も子も忙しく 目の前が海でも
なかなか磯遊びをしたり海水浴をしたりする機会が少ない子供達も沢山います。





浜に着いた子供達は各々が石投げをしたり、かわいい貝殻を拾ったり
とってもいきいきと楽しそうな表情でした。


海や山、川。
自然いっぱいのこの地での楽しみ方はいっぱいいっぱいあると思います。


そういう楽しみ方を子供達に教えてあげること。
そのことも大切な親の私達の役割だと感じます。






そろそろ浜辺でお弁当を広げている頃でしょうか?!

ふ~~
あんなに早起きして大急ぎでお弁当を詰めなくても
今 家から 前の浜辺に届けてもよかったんじゃなかろうか・・・・・。。。。
(ダメダメ母ちゃん的思考)(苦笑)








さぁ。遠足が終わるといよいよ連休に突入です。



お出かけを予定されている皆さん。
事故や怪我に気を付けて、楽しんできてくださいね。

しんちゃん家は相変わらず 半径数キロ範囲内で連休はエンジョイしたいと
思ってます。
棟梁はお休み返上で 頑張ります。








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「いただきます」の意味を子供と・・・

2010-04-09 06:19:29 | 田舎での子育て
・・はじめに・・

今日のブログの内容は、
かなりヘビーな残酷な表現や、ニワトリの解体の様子が想像できる画像も含まれます。
苦手な方は 今日はスルーしてくださいね。














先週末の土曜日。
楽農会さん主催の【命のまつり】に参加させてもらいました。

【命のまつり】とは、
にわとりの命をいただいてそのお肉をいただく。
自分達で 生きているニワトリの首を落とし血を抜き解体する。

その【命をいただく】という一連の流れを自分達で経験するということです。


はじめ その事を聞いた時
正直 「私も子供も今回は無理かもしれないな・・」と思いました。

でも色々と考えているうちに

【パック詰めされたお肉】【切り身にされた魚】

そんな光景ばかりしか見れない子供達にどうしても
そこにたどり着くまでに色んな命をいただいているということを
目で見て心で感じ取らせてあげたい・・・と思い直しました。

そしてそれを子供だけでなく自分自身も感じ取りたいと思い直しました。





この日 命をいただくニワトリたちを子供達も私も抱かせてもらいました。
ニワトリさんは暖かくそしてドクドクと力強く脈が打つ音が抱いている手から伝わりました。





1匹目のニワトリの首を落とす瞬間を真近で始めて見た時
涙が出てきました。
そこにいたお友達のお母さんたちも【私も涙が・・】と言っていました。

それは「かわいそう」とか「残酷だ・・」とかそういう気持ちではなく
上手く表現するのが難しいのですが
「ありがとう。ありがとう。命を頂いてありがとう」
そういう感謝の気持ちでした。




いつまでも泣いている暇はありません。


作業は手際よく進めなければなりません。


首を落とした(完全には落とさず一部は繫がった状態がベストだそうです)ニワトリを
逆さにして血を抜きます。

血が抜けきった後は、すばやく熱湯につけて
次はニワトリの毛を全て抜きます。

ここまでの作業、教えてもらいながら小学生の子供達も一生懸命頑張りました。
親である私達がびっくりするほど頑張りました。

息子も始めは、「無理や・・俺無理や・・」と言っていたのですが
途中から 首を落とすニワトリがまな板の上で暴れないように押さえつける役目を
したり 「匂いが・・匂いが・・」と泣きそうになりながらも ニワトリの毛を抜く作業もみんなと頑張ってやっていました。



そしてそんな子供達の頑張りに刺激を受けて
私達 お母さんたちも頑張りました。

全然 平気ではありませんでした。

正直、実は毛を抜き取る作業の時
体中に悪寒がはしり体が固まってしまいしばらく動けませんでした。


でも
それを乗り切ると又きちんと正面から解体されていくニワトリを見れるようになりました。




毛抜きの作業が終わると産毛を火であぶって焼いて
いよいよ解体作業に入ります。


お師匠さんの指導の下 お母さんたちがまたまた頑張りました。

ここに集うお母さん達やみんなの「パワー」は本当に本当にすごいです。
前向きです。強いです。そしてめっちゃくちゃ明るいです。

そんな仲間がいてくれたからこそ このヘビーな作業も乗り切れたんだなと思いました。




そして解体が終わったあとは、楽農会さんが作った炭でお肉を焼いてのバーベキューです。




心を込めて・・・「命をいただきました。ありがとう。いただきます。」








以前 楽農会のお師匠さんからこんなふうに教わりました。

「子供達には勉強だけやなくて、色んな経験をさせたってな。
 その経験がいつかその子の【財産】になるんやから。」



本当にそのとおりだと思います。


この経験も、子供達にとって大切な大切な財産になっていくと思います。





いつも色んな体験を通じて 学ばせていただく場を作ってくださる楽農会さんに
感謝したいと思います。


そしてここに集うみんなのプラスパワーを又あびに来たいと思ってます。




ありがとうございました。









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卒業おめでとう! そして・・・ 「どんとこい!思春期!!」

2010-03-23 07:24:40 | 田舎での子育て



先週末の 3月19日(金)。
長女の小学校の卒業式が行われました。





慣れない土地での始めての子育て。何もかもが試行錯誤の毎日で、
三人の子育ての中で、一番しんどい時期があったのが長女だったように思います。

始めていう事で何もかもに気負いすぎていたからだと今になって分かります。


親がしんどいと思っているということは、
子供自身もきっとしんどかっただろうと・・今振り返って思います。

まだまだ甘えたい盛りの時期に下に次々と弟と妹ができたことで
彼女自身 随分と我慢してきたもいっぱいあったでしょう。



「大きくなったなぁ~」
中学の制服に身を包んだ長女の後姿に涙腺ウルウルしっぱなしでした。





これからは泣く子も黙る【恐怖の思春期】に突入です。
(というか・・既にもう突入ずみの模様)(苦笑)

まだまだ今から
お互いぶつかり合ったり、反発しあったりの連続だと思います。




子育てはいくつになっても 試行錯誤の繰り返しで
まして【むつかし~い思春期】ゆえに
親自身も自信をなくして落ち込んだり、イライラしたり・・
そんな毎日になるのでしょうね。





でも

彼女の周りには、私達親だけじゃなく
こんな風に

よき師、よき友が沢山沢山いてくれています。



そして親の私の周りにも
棟梁もいるし、なんでも相談できる友達もいてくれます。



だから きっと大丈夫。






私達 親は 少し肩の力を抜いて、気負いすぎず

「よ~しっ! どんとこい! 思春期。」

みたいな気持ちで(笑)これからも明るく子育てしていけたらなぁ~と思っています。










卒業。本当におめでとう。

中学生になっても頑張れ。頑張れ。










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炭窯再建その3

2010-03-04 07:53:38 | 田舎での子育て
      炭窯再建 いよいよ窯うちです。



窯の中に敷き詰められその上にもドーム状に積み上げられた木の上に
赤土をのせていきます。

使う赤土もどんな赤土でもいいというものではなく
粘土質があまり多すぎるても少なすぎるても いい窯は作れないのだそうです。

今回の再建に使われた赤土は、窯から数メートル程しか離れていない場所の
赤土が使われました。

きっと窯を作り上げる赤土はやっぱりその地の赤土が一番適している
ということなのでしょうね。





         赤土が積み上げられました。




いよいよ 先日みんなで作った【木槌】を使って昔ながらの【窯うち】の始まりです。







窯作りのお師匠さんの 窯うちの唄のリズムに合わせて
みんなが木槌で赤土を叩きます。






            子供達も一生懸命叩きます。





       ちゃっかり 嫁も叩かせてもらってます。






差し込む木漏れ日の中で お師匠さんの小唄とみんなの掛け声。
そして木槌で赤土を叩く音が 泉の山に響きました。


見守るみんなの顔を笑顔。笑顔。笑顔。








本当にいい体験をさせてもらえました。
そして

体験だけでなくそこに集う人達のプラスのパワーが
ものすごく好きです。

ここには お師匠さんのような実際に昔、炭窯を作ってらした方。
そして子育て中のお母さんやお父さん。
只今 なんでも吸収しちゃう 伸び盛り育ち盛りの子供達。
ラブラブの若いお二人さん


色々な年代の色々な方が集まっています。


でもその色んな年代のみんながもっているプラスパワーは
とっても素敵でまぶしいです。


きっと 私や子供がここに通ってしまうのは
こんなプラスパワーの中にいられることが大好きだからなのだと思います。






          プラスパワー炸裂中!!

          みんな最高の笑顔です!





田畑さんご夫妻始めお師匠さん、楽農会のみなさん。
ここに集うプラスパワーの友人達。


いつも本当にありがとう。


又 プラスパワーをあびに行きます!

本当に皆さん ありがとうございました。








追伸・・・今週は【大工日記】にはならずごめんなさい。
     来週からまた頑張って現場の進行状況等どんどんと発信していきたいと思って     ます。



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窯打ち体験・・・炭窯再建その2

2010-03-03 07:33:43 | 田舎での子育て


2月28日(日)。
この日は、いよいよ炭窯再建のクライマックスである【窯打ち】の日です。

朝からのどしゃ降りの雨も窯打ちをする頃にはこんな気持ちのいい快晴に。
窯打ちに向けて頑張ってこられた楽農会さんの気持ちが届いたかのようです。






午前中は、朝からの雨や津波警報のこともあって公民館で
楽器の演奏を聴いたり、お話を聞いたりしました。






海外放浪中のケンちゃん。
海外生活約10年のケンちゃんがユーカリの木で作った楽器を
演奏してくれたり、海外の生活を話してくれたりしました。


「日本に帰ってきて日本の子供を見ると、やっぱり日本の子供は元気がないですか?」
と私が聞くと 

「子供はね、世界どこに行っても一緒です。違うなぁ~と感じるのは子供ではなくて
子供と親の関係かな・・距離感というか、温度というか・・」

そうケンちゃんは言いました。








その後は 三重大学の名誉教授の先生のお話を聞かせてもらいました。

【昔の暮らしにあって今の暮らしにないもの】を会場のみんなで
考えて意見を出し合ったり、その中で今大切にしていかなければならないものは
なにか。失われつつあるものをもう一度考え直そう。

そういうことを分かりやすくお話してくださいました。
そこにいた全員が先生のお話に本当に引き込まれていきました。

きっとそこに集まった人達みんなが心の中に持っているものを
先生が話してくれたからだと思いました。


「今の日本の暮らしは豊かになり過ぎて便利になりすぎて、逆にみんなが
 常に欲求不満を抱えているのだと思います」

先生の言った言葉が心に響きました。




窯うちの前に
お二人のお話を聞かせてもらえたこの時間は本当に心豊かになれた時間でした。


そしてそのあと
朝から川で取ってきてくださった「しらうお」の吸い物やあおさ。
味ご飯のおにぎりや季節の野菜のかきあげ、サザエ入り葱のヌタあえなど
旬のものをめいっぱい使った心からの手料理をご馳走になりました。
おいしかった~~。


旬のものをいただく。
その地でとれたものをいただく。

これ以上のご馳走はないことを子供達に教えてあげたいと思います。


今は マックのハンバーガーのほうがおいしいと思うかもしれません。
カップラーメンのほうが手軽でおいしいやんと思うかもしれません。



でも

いつかわかって欲しいと願っています。













あれあれ・・?!

伝えたいことが多すぎて長くなってきたので

その3に続きます。



その3はいよいよ 窯うちの様子です。









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