ないちょの雑記帳

日々心に浮かぶこと、世の中のことをそこはかとなく書き綴ってます

「Mottainai」は国際語になる。

2005-07-31 | 環境問題
Mottainai

この言葉が国際語になろうとしている。
ケニアの副環境相、ワンガリ・マータイさんが始めている運動である。
日本語の「Mottainai」と言う言葉は英語には相当する言葉がない。
この言葉の意味はいかのとおりである。

------------------------引用-------------------------
もったいな・い 5 【▼勿体無い】


(形)[文]ク もつたいな・し
(1)(有用な人間や物事が)粗末に扱われて惜しい。有効に生かされず残念だ。
「まだ使えるのに捨ててしまうとは―・い」「あんな有能な人物を放っておくのは―・い」「こんな事をしていては時間が―・い」
(2)(神聖なものが)おかされて恐れ多い。忌むべきだ。
「神前をけがすとは―・い」
(3)(目上の人の好意が)分に過ぎて恐縮だ。かたじけない。
「御心づかい―・く存じます」
(4)(あるべき状態からはずれて)不都合だ。不届きだ。
「帯紐解き広げて思ふことなくおはすること―・し/盛衰記 36」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)



三省堂提供「大辞林 第二版」より
goo辞書
---------------------引用終わり-----------------------

”Mottainai”とは、単にものが無駄にされることをいたむ言葉ではな
い。
ものだけでなく、そのものが持っている価値や神聖さを敬う言葉でも
ある。
もう一度、この”Mottainai”という言葉を見直して、みてはいかがでし
ょうか?

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公明党が民主党との連立の可能性を示唆

2005-07-29 | 政治
日本の政治は混迷を極めていますが、さらに混迷の要因と
なりそうな発言を公明党冬柴幹事長がしました。
本当にどうなることやら・・・・・・・。

---------------------------引用-----------------------------
公明・冬柴氏、民主との連係示唆 自民郵政反対派を牽制
2005年 7月27日 (水) 21:16

 公明党の冬柴鉄三幹事長は27日、日本記者クラブで講演し、郵政民営化法案が否決される場合の衆院解散に否定的な見解を示したうえで、仮に総選挙となって民主党が第1党になる場合、「政治の安定のためにはそれしかないというのなら、(民主党との連立に)ちゅうちょすべきではない」と語った。法案の可否のカギを握る参院自民党の反対派を強く牽制(けんせい)したものだ。

(後略)

asahi.com

公明・冬柴氏、民主との連係示唆 自民郵政反対派を牽制

------------------------引用終わり--------------------------

冬柴幹事長はあくまでも自民党内の郵政民営化法案反対
派をけん制するために、民主党との連立の可能性に言及
したようである。
しかしながら、よく考えてもらいたい。
公明党は郵政民営化法案に反対する議員は選挙応援を見
合わせると表明しているはずです。
となると、この発言が微妙な意味を持つことにはならないだ
ろうか。
公明党としてはこの発言は党の公式見解ではないと表明し
ているが、反対する議員の選挙区では民主党候補を応援す
る可能性を否定できない。
そのとき、学会員はどうするのだろうか?
”法戦”と称して選挙協力にまい進するのだろうか?

学会員に言いたい。

このような状況になり、自分の力で情報を集め考えてもらい
たい。

判断の根拠を学会の指導ではなく自分の感覚と感性と経験
と知性と自分自身が今持っているものにしてもらいたい。
法戦だから公明党の選挙に協力しなければならない理由は
ない。

なぜなら、選挙運動は宗教活動ではない。

ごく簡単な理由だが、至極当然の理由である。
公明党の政策をよく吟味してほしい。

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ちょっと引っかかった言葉。

2005-07-24 | 日記のようなもの
例のごとくネットをぶらついていたら、ちょっと心に引っかかる言葉があった。

------------------------------引用-------------------------------

「神様や仏様は人に罰なんか与えないよ。神様や仏様は人を救うことに一生懸命なの。でも、離れていってしまうことはあるから、気をつけなさい。」

って、おばあちゃんが昔教えてくれました。あと、

「人に向かって『あなたは地獄に落ちる』って言う人のいうことは聞かなくてもいいんだよ。本当に偉い人は、頼まれなくても人の地獄を背負ってくれるのよ。」

とも。

ろちろぐのかための方”おばあちゃんが昔教えてくれました”
---------------------------引用終わり-------------------------------

ことさらに「○○すると地獄へ落ちる」とか「○○しなければ、地獄へ落ちる」
ということを強調する宗教を小生はほとんど信用していない。
本当に宗教が強調すべきことは

「人が安らかに生きるためには如何に生きるべきか」

ということではないのだろうか?
安易な罰論に走り、信徒を不安に落としいれ、ひいてはその信徒を不幸に
陥れる。
このようなこといかなる宗教もしてはならないと思う。

また、現世利益を必要以上に強調し、信徒に何も考える暇がなくなるほど
布教活動にまい進させるよう、心理的に追い込む宗教も信用しない。

死後の幸せを強調し、何も考えさせず自らの命を捨てるようなことを強要す
る宗教も信用しない。

小生はこう考えている。

「人が生きることは、そんなに大げさな大義名分も正義も必ずしも必要ではない。
本当に必要なことは、日々の生活を淡々と丁寧に如何に生きるべきかである」

この考え方は小生が禅の考え方にかなり影響されているので、異論を唱え
る方も多いと思う。布教活動やその他宗教活動に一生を捧げたり、宗教的
な主張を貫き通すために自らの命を捨てる方には、特に異論があるかもし
れない。
しかし、本当に人が幸せに生きるために必要なことはそんなに多くはないと
考えている。
宗教にまつわる問題が非常に多く発生する昨今、多くの人がこの考えに共
感してくれることを祈らずにはいられない。

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中国の軍事的脅威

2005-07-22 | 政治
中国軍事費は公表の2~3倍、周辺脅威に…米国防総省
-----------------------------引用------------------------------------
 【ワシントン=五十嵐文】米国防総省は19日、中国の軍事力に関する年次報告書を議会に報告し、公表した。

 2005年の軍事費について中国政府は299億ドルと公表しているが、報告書は、実際は公表の2~3倍で、最大で900億ドル(約10兆円)であると推計。米国、ロシアに次いで世界第3位の軍事大国になっているとして、軍事費の不透明性に不満を表明した。この傾向が続けば、軍事費は2025年までに3倍以上に増大するとも述べ、急速な軍の近代化と合わせ、長期的には周辺国・地域や周辺地域の米軍に対する明白な脅威になり得る、と警告した。

 軍事力の近代化では、特に空海軍力について詳細に報告。このうち、台湾対岸に配備している短距離弾道ミサイルは、650~730基に達すると明記。昨年の報告書で指摘した「500基以上」を大きく上回り、年間100基以上の増強で、射程や精度の向上も図られているとした。

 また、短距離弾道ミサイルは移動式だと指摘し、ミサイル戦力の残存能力が高まった点に注目している。

 海軍力では、潜水艦約55隻を保有していると明記。中国国産の新型ディーゼル潜水艦である「宋」級が量産体制に入ったという。同じくディーゼル型の「キロ」級潜水艦8隻をロシアから追加購入して計12隻とするほか、次世代の093型原子力潜水艦も年内に就役するとの見通しを示した。

 報告書は、米国を含む世界規模の射程を持つ長距離弾道ミサイルが改良中であるなどの例を挙げ、中国は台湾との紛争に必要な戦力以上の能力を得ようとしているとして、強い警戒感を示した。

 さらに、中国の軍事力の増強の速度や規模は、「地域の軍事バランスを危うくしている」と指摘。すでに中国軍は、日本やベトナムなど周辺国との領土問題や資源採掘権をめぐる紛争に呼応した動きを見せており、将来的には中国指導者がこうした問題の解決のため、軍事的手段に訴える可能性は否定できないとした。

 また、中国海軍の潜水艦が日本の領海を侵犯した事例に触れながら「(海軍の)活動は西太平洋に大きく張り出している」と言及した。

 中国がエネルギー資源確保のため、イランやスーダン、ベネズエラなど、「問題のある国」との接近を図っているとも指摘。中国の資源への関心が、東シナ海における日中関係の緊張の一因と分析した。

(2005年7月20日13時58分 読売新聞)
--------------------------引用終わり---------------------------------

最近中国は軍拡路線をあらわにしてきた(前記事参照中国の動向と連立与党の対応)。
軍事的な圧力を背景に、周辺地域の海洋資源の確保に力を注ぎ始めていることがよくわかる。

今回出された国防総省の報告書に書かれているとおり、中国国内の政治的な安定を計るため、
軍事力を行使する可能性を否定できないとも言及している。このような状況にもかかわらず、
中国に友好的な日本の政党は事のことに言及することはない。
表面的な友好活動の裏でこういう隠された危険が存在していることにそれらの政党は気づいて
いないのだろうか?

中国に対する政治的配慮も結構だが、今目の前にある脅威に対してしっかり対応しなければな
らない。
もういい加減、目の前にある脅威に気づいてはどうだろうか?

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紹介をうけました。(その2)補足

2005-07-21 | その他
チョンガーさんについてちょっと補足します。
チョンガーさんは創価学会問題に取り組んで
います。
このブログにいらっしゃる方の中にも、創価学
会問題で悩んでいるかもしれません。
そんなときは、チョンガーさんのサイトを訪れ
てみてはいかがでしょうか?

創価学会員駆込寺

また、小生も相談系の掲示板を運営していま
す。
的確なアドバイスはできないかもしれません
が、愚痴を書き込めばすっきりするかもしれ
ません。よろしければご利用ください。

あどばいす掲示板
あどばいすちゃっと


在日外国人参政権に関連して

2005-07-18 | 政治
いつものごとく、ネットをぶらついていると下記のような記事を
見つけた。

【コラム】日本の外交は誰が動かしているのか。

--------------------------上記の記事より抜粋--------------------------------
複雑な構造を持った日本の「右傾化」を代える方法も多様に講じられるべきだろう。第一、圧力、すなわち「外圧」は肝要だ。靖国を含め歴史問題の原則を明確にするのは、日本への問題提起のため依然として必要とされる。韓国政府の「歴史問題提起」は、これまで便宜的かつ一時的な性格が強かったのも事実だ。

第二に、「包容」の戦略も必要とされる。日本の大衆に迫る形と言語でもって批判的なメッセージを伝えること、「日本の良心勢力」だけでなく、政財界の指導層にも食い込むため努力すること、日本の将来の方向も視野に入れた「地域の安全保障協力体制」を多角的に試みること--などが、それに含まれるだろう。

第三に、在日韓国人の地方参政権獲得とともに、日本社会を内側から変化させる方法も進めなければならない。そうした点から、今回、韓国が先に、永住する外国人に地方参政権を付与する措置を取ったのは、高く評価されうる。日本が歩む道に韓国が及ぼす影響力は少なくない。

---------------------------------引用終了----------------------------------

この記事で注目するべきは「第三に~」とある文章である。韓
国で2002年に外国人に参政権を付与するための法案を否決
しており、それにもかかわらず日本に対し外国人参政権を認め
るべしという論調はいかがなものかと思う。
(参考:【外国人参政権要求の歪み】

このような考え方がかの国にあり、在日コリアン団体および
外国人参政権に熱心な政党がこのように考えるのであれば、
外国人参政権は付与するべきではない。

最後に、在日コリアン3世の方のブログの記事を紹介する。

外国人参政権はいらない!

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大田原市で扶桑社の歴史教科書採択

2005-07-14 | その他
13日、栃木県大田原市教育委員会は扶桑社の歴史教科書を新しい歴史教科書
として採択した。
扶桑社の教科書採択は全国初であり、関係各所から激しい賛否の声が上がっ
ている。

大田原市が扶桑社の歴史教科書を採択(栃木)

扶桑社教科書 大田原市で選定

扶桑社の歴史教科書には、日本に対する誇りを強調する記述があり、その点が
物議をかもしているようである。
小生としては、自国および自国の歴史に対し、自信と誇りを持つことは大いに結
構なことだと思っている。
反対派の方々は”その誇りを持たせること”が軍国主義を復活し、日本を戦前の
状態へ戻させるとお考えのようだ。
ただ、日教組に代表されるような反対派の教育方針で自国と自国の歴史に対し、
誇りを持てるようになるとは思わない。
理屈は簡単である。

犯罪者の子孫ですよ。反省しなさい。

と言われて、誇りをもてるだろうか?むしろ自信をなくし、自虐的になると思う。
なんにせよ、今後の動向に注目したい。

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創価学会に思う(その伍)

2005-07-11 | 創価学会関連
面白い視点で創価学会について話題にしているブログがあったのでちょっと紹介。

三四郎日記

ブログの主はどうやら共産党支持者のようで、記事の元ネタが赤旗からのものが
ちらほら観られる。

それはさておき、そのブログにはこうあった。

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(前略)

その、創価学会=公明党が、共産党に対して「宗教みたいだね」といっていたのである。

これは、自らの宗教的価値の否定と言わざるをえない。共産党が悪い意味で「宗教みたい」なのは、われわれ共産党支持者でもしばしば思うことであるが、だからといって「宗教」が悪いわけではない。自らの頭で、自らの言葉で語っているようには見えないという点で「宗教みたい」というのならわかる。しかし、宗教自身が「宗教」をそのようなものと自己規定するというのは、自らの価値を貶める行為に他ならない。そういう点で、創価学会は他の宗教とは異なる。やはりカルトと言うべきであろう。

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この記事は聖教新聞に書かれた記事を基に批判を展開しているのだが、このよ
うな視点での論説というのは、小生が知っている中では初めてである。

共産党支持者の批判というものは侮れないものがあると思う。


都議選が終了したけれど・・・・・。

2005-07-05 | 政治
7月3日都議選が終了した。
結果は自民が第一党の地位を死守したものの、議席を減らし、民主党が
大幅に議席を増やし、第二党に躍進した。
しかし、この選挙で注目すべきは公明党である。
公明党は今回の選挙で、立候補した候補が全員が当選した。

今回の選挙の投票率は43.99%で過去2番目の低投票率だった。
強い組織票を持つ政党は全体の投票率が低ければ低いほど、優位になる。
これは全体の投票数が少なくても、強い組織票をもつ政党は投票数そのも
のはあまり減らないため、相対的に全体の投票数に占める割合が増える。
このため、強い組織票をもつ政党が低投票率下で当選しやすくなるのであ
る。
公明党は多くの人が知っているとおり、創価学会丸抱えの政党と言っても
よい。
公明党自体が躍進することにはあえて文句を言わない。
それ以上に問題なのが投票率の低さである。
政治に関心を失い、投票率が低下すればするほど、特定の強固な組織票
が大きな力を持つことになる。
つまり、全体の政治の方向が簡単に一部の特定勢力によって左右される状
態になるのである。
小生が憂慮するのはこのことである。

現在のところ、公明党は自民党の政策を追認する一方、比較的穏健な政策
を打ち出している。
しかし、それがいつ極端な方向に走り出すかわからない。
そのときあまりに低投票率の状態が続くと、その政策を覆すことができる政
党に力を持たすことができない。
公明党を創価学会によって支援されていること自体をあえて批判しない。
投票率が高くなれば、万が一の場合にその政策にNOを突きつけられるから
である。
はやく、そうなることを祈らずにはいられない。

小生がよく訪れるブログに印象深い言葉があったので、ここに転載します。
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「ナチスが共産主義者を弾圧した時、共産主義者でない自分は行動しなかった。

ナチスは次に社会主義者を弾圧した。

社会主義者でない自分は抗議しなかった。

ナチスは、学生やユダヤ人に弾圧の輪を広げ、最後に教会を弾圧した。

牧師の自分は立ち上がった。

時すでに遅かった。

抗議するのは誰のためではない、

自分のためだ」

ナチス・ヒトラーに抗議し、収容所に送られたドイツの牧師マルティン・ニーメラー
が書き残した警句

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参考:傳鐘亭 blog

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