ないちょの雑記帳

日々心に浮かぶこと、世の中のことをそこはかとなく書き綴ってます

韓国、7月に竹島周辺の海洋調査

2006-04-30 | 政治
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韓国、竹島周辺で7月海洋調査…政府、説明求める方針

 韓国政府が7月に、竹島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)を含む日本海海域で、海洋調査の実施を計画していることが29日、分かった。

 関係者によると、調査は韓国海洋調査院が実施するもので、7月3日から17日にかけて、竹島付近の海域で海流観測を計画している。潮流、塩分、流速などを観測する予定で、対象海域の一部には日本のEEZも含まれている。4月21、22の両日、ソウルで行われた谷内正太郎外務次官と韓国外交通商省の柳明桓(ユ・ミョンファン)第1次官との協議でも、この調査について取り上げられたという。

~略~

韓国、竹島周辺で7月海洋調査…政府、説明求める方針(読売新聞 4月30日付)
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竹島近海 韓国、7月に海流調査 日本のEEZで実施も
2006年 4月29日 (土) 03:00

 日本固有の領土・竹島(島根県)の近海を含む海洋調査問題で、韓国が今年七月に竹島の西部海域で海流調査を予定していることが二十八日、明らかになった。政府関係者は「調査予定海域は日本の排他的経済水域(EEZ)が含まれている」と指摘している。竹島を不法占拠している韓国側は、これまでも日本の抗議を無視して日本のEEZ内で海洋調査を実施しており、今回も調査を強行する可能性が高い。

~後略~

竹島近海 韓国、7月に海流調査 日本のEEZで実施も(産経新聞)
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韓国側が竹島周辺海域で海洋調査を7月に行う予定であることが明らかになり、日本側が韓国側に説明を求めている。今回のこの調査の海域は韓国側のEEZだけでなく日本側のEEZにも調査海域が含まれているため、日本側も問題視している。

先の日本側の竹島周辺海域の海底地形調査で猛烈な反発を示した韓国が舌の根が乾かないうちに日本側のEEZを含む海域で海洋調査を行う予定があることに政府も戸惑いを隠せない様子である。

過去にも韓国側の海洋調査に対し日本側が抗議したが韓国側が一切無視して、調査を強行したことから、今回も同様に調査を強行するものと思われる。

いつもながら、韓国側の独善的な態度に困惑させられる。韓国側の強硬な態度は過去の歴史問題と関連している。竹島関連の日本との紛争課題で譲歩すれば、自らが信奉する歴史認識に基づいたアイデンティティを揺るがす問題になり、絶対に譲歩しない。したがっていくら日本側が譲歩しても、韓国側の態度が変ることはなく、日本側がどれぐらい譲歩するかが一番の妥協の決着点となる。もし日本の権益を確保するのならば、国際法に反しない程度で日本は韓国におもねることなく必要な調査は実行するべきである。

やっと日本も竹島を不法占拠という用語で統一するようになった。以前にも述べたが、もっと日本の領土権益を世界に向けて発信し、自らの権利を主張すべきである。

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竹島紛争はいったん終息したものの・・・・・

2006-04-25 | 主張
竹島近海における海底地形調査についての日韓の紛争はとりあえず先送りとなり、根本的な解決にはいまだ至らず、火種が残る結果となった。

もともと、竹島を巡る日韓の紛争は終戦直後の李承晩ラインの設定から始まる。このとき韓国側は竹島近海で操業していた日本漁船を銃撃・拿捕し、4000名近くにも上る漁民を拉致した。その漁民のほとんどは島根・鳥取県の漁民であった。

その後韓国側は竹島に警備隊を配置し、実効支配した。竹島近海の日韓の排他的経済水域については当面、共同管理となったが実際は日本側の漁船は一切その海域に立ち入ることができず、締め出された形なって現在に至っている。

そのような歴史的経緯を背景に今回の問題がおきた。日本側の危機感として、このまま韓国側の竹島をめぐる行動は、竹島を韓国領として国際的に認知させ、その状態を既成事実化するという懸念に基づいている。

今回の外交交渉でとりあえず、日本側が海底地形調査を中止し、韓国側が6月に国際会議での海底地形名の提案を先送りすることで妥結したが、この先韓国側がこの提案をしないという合意ではないため、今後も同じ問題で日韓間での紛争はつづくことになる。

いままで日韓の懸案事項については、ほとんど韓国側の要求を日本側が呑むという構図であったが、今回は韓国側が譲歩するという形となった。これは日韓間の関係が徐々にではあるが対等な関係に変化し始めている兆しであり、歓迎すべきことである。今回の妥結は真に対等な国と国の付き合いとなるための一里塚となってくれるはずである。

ただ、韓国側の海外に向けた活動は熾烈であり、日本は著しく立ち遅れている。外務省はもっと海外に竹島の領有権について韓国以上アピールし、竹島を巡る紛争について世界に伝えなければならないだろう。

参考記事:”正しい”歴史認識への第一歩か?
       竹島の日。
       揺れる竹島周辺海域の海底地形調査


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揺れる竹島周辺海域の海底地形調査

2006-04-20 | 政治
日本側の竹島周辺海域における海底地形調査が韓国側の強硬な抗議姿勢により、待機を余儀なくされている。竹島近海では韓国側が海底地形調査を日本の承諾なしに一方的に行ってきた。韓国はこの調査結果を元に韓国側の実効支配を国際的に認知させる目論見があり、日本の海底地形調査もこの動きに対応したものである。そのため、日本としても今回の調査を簡単に韓国側に妥協して取りやめることはできない状況にある。

調査を強行し、仮に測量船を拿捕した場合、明らかに国際海洋法条約に違反し、韓国側は国際的な立場が悪化することは必至である。そうなると、今まで韓国側が紛争海域でないとしてきた立場が崩れ、その解決には国際司法裁判所に持ち込まざるを得なくなる。そのためさらに韓国側が苦境にたたされる可能性がある。

しかしながら、日本側にも厄介な問題がある。
拉致問題である。
韓国人の北朝鮮による拉致が濃厚になり、対北朝鮮圧力の一環としてわずかながらに日韓連携の可能性ができた。しかし、邪推ではあるが韓国は今回の海洋調査阻止の材料として、この拉致問題への対応を持ち出すかもしれない。韓国は韓国人拉致が濃厚になり、その対応に苦慮しているところであるがその批判をかわすために日本との交渉材料として、この拉致問題への対応を取引材料とする可能性は十分考えられる。

そのような韓国からの取引があっても、日本はあくまで拉致問題とは切り離し、この海洋調査を実行するために粘り強く韓国側に要求していってもらいたい。

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中国の海洋進出政策の具体的行動の一環か?

2006-04-16 | 政治
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ガス田拡張 中国が航行禁止公示 中間線越え日本側まで
2006年 4月16日 (日) 03:02

【北京=伊藤正】中国政府が、ガス田開発をめぐり日中間の摩擦が続いている東シナ海で、一般船舶の航行を禁じる海域を設定し、公示していたことが十五日分かった。対象海域は日本が排他的経済水域(EEZ)に基づき主張する中間線を越えている。日中関係筋によると、日本政府への事前通告はなく、日本側の反発は必至だ。

~後略~

ガス田拡張 中国が航行禁止公示 中間線越え日本側まで (産経新聞) - goo ニュース
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中国が一方的にガス田周辺海域において航行禁止を公示した。この公示で禁止海域が日中で懸案になっている中間線をこえて、日本に張り出した航行禁止海域が設定されているため、日本としても看過できない問題である。

この行為は明らかに中国側の海洋進出政策一環であり、日本側は強く抗議しなければならない。この行為に対し、抗議をためらうならば、日本の権益が侵されるだけでなく主権国家としての日本の権威も失墜する恐れがある。

経済産業省も躊躇すべきでない。外務省などの関連省庁と連携し、ガス田試掘を早期に開始するよう、試掘を促すよう施策すべきである。

参考過去記事:日本が中国に対しガス田試掘開始を通告

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安部官房長官、民主党小沢代表の分祀論批判

2006-04-10 | 政治
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安倍長官、小沢氏の分祀論を批判
2006年 4月10日 (月) 13:03

 小泉首相は10日昼、民主党の小沢一郎代表がテレビ番組で靖国神社に戦争指導者を祀(まつ)るべきではないと発言したことについて、「中国が靖国参拝をいけないと言っているからいけないのか、戦没者に哀悼の念を表することがいけないのか、よく分かりませんね」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。

~後略~

安倍長官、小沢氏の分祀論を批判 (朝日新聞) - goo ニュース
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小沢民主党代表のA級戦犯分祀論について小泉首相や安部官房長官から批判を受けている。
民主党が政権をとったときに、靖国神社に対し分祀要請した場合、憲法にある政教分離の原則に抵触する恐れがある。どのように憲法に抵触しないよう解決するのだろうか?そのことについて小沢氏はもう少し具体的に説明するべきである。今の段階では中国に対するリップサービスに過ぎない。また民主党のこれからの政策について、具体的に説明しなければならないだろう。

参考過去記事:靖国神社に関すること。

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西日本に黄砂到達

2006-04-09 | 環境問題
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西日本各地で黄砂を観測 9日も続く見通し
2006年 4月 8日 (土) 19:14

西日本各地で8日、中国大陸から偏西風で運ばれる黄砂が舞った。9日も引き続き黄砂が予想され、各気象台は「交通に障害が出るおそれがある」と注意を呼びかけている。

~後略~

西日本各地で黄砂を観測 9日も続く見通し (朝日新聞) - goo ニュース
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春先に西日本でよくみられる気象現象である黄砂。この現象は中国などの砂漠域で風により舞い上がった微細な土壌粒子が偏西風により運べれてくることにより起こる。近年、この現象の発生が頻繁に発生し、注目を集めている。

黄砂による影響としては、卑近なところでは洗濯物の汚れや自動車の汚れの原因となり、黄砂が農作物に対する被害も報告されている。黄砂による視界不良による航空機運行への影響もある。この黄砂を吸い込むことによって呼吸器系の疾患を引き起こしているとの指摘もある。また、地球規模の気候変動にも、黄砂が影響しているといわれており、現在その研究が進んでいる。

この黄砂現象は中国における過放牧や過剰な耕地拡大による砂漠化により、その発生頻度が増してきているといわれている。

地球環境への影響はまだ十分明らかになっていないが、中国の砂漠化が黄砂現象の発生増加に寄与することは十分推測できる。そのため、日本が中国に対し砂漠化防止に技術援助や資金援助を行わざるを得ない。

どちらにせよ、この現象が春の風物詩で語られる状態が続くことを祈らずにはいられない。

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1945年4月7日

2006-04-07 | 日記のようなもの
1945年4月7日
この日、ある艦(ふね)が傷だらけの体を暗く静かな海底に眠った日である。
北緯30度43分、東経128度04分にその艦(ふね)は多くの防人たちの御霊ともに静かに眠っている。

その艦(ふね)の名は”大和”

当時世界最大級の戦艦にして、世界最強といわれた艦である。

沖縄特攻というと、異論も多々あることは承知している。
ただ、それでもなくなった英霊たちの思いを鑑みると、複雑な思いになる。
英霊たちの思いはまっすぐに受け止めたいと感じる今日この頃である。

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”正しい”歴史認識への第一歩か?

2006-04-02 | 歴史関連
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高校教科書検定 「日本の竹島、韓国占拠」 領土、正確な記述求める
2006年 3月30日 (木) 03:12

 文部科学省は二十九日、来春から使用される高校教科書の検定結果を発表した。領土問題や北朝鮮による拉致事件、「ジェンダー」用語などでより正確な記述を求める検定意見が付けられ、出版社側が修正した。一方で、南京事件の犠牲者数について二十万人以上説が最有力とするなど近現代史を中心に不適切な記述が数多く残った。

~後略~

高校教科書検定 「日本の竹島、韓国占拠」 領土、正確な記述求める (産経新聞) - goo ニュース
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去る3月29日文部科学省が春から使用される高校教科書の検定結果を発表した。その検定結果には日中間で問題になっている尖閣諸島問題、日韓間で問題になっている竹島問題、そして日露間で長年懸案となっている北方領土問題などの領土問題に対し、日本の立場を明確に記述するよう検定結果がでた。しかし、いわゆる「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」に関連する記述については従来の記述にとどまり、大幅な修正を伴うような検定意見はなかった。

これまで、特に歴史教科書は隣国の干渉により、日本の立場を明確に教えるような教科書は存在しなかった。今回の検定により日本の立場を明確に教える教科書が出来上がったといえるだろう。領土問題にしても日本の領土を不法に奪われた事実を正しく認識できるような日本人を作る教育を期待したい。

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