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「教員の再雇用撤回は合理的」 君が代不起立訴訟で判決
2007年6月20日(水)19:14
卒業式での君が代斉唱を巡って東京都の都立高校の元教員10人が都を相手に起こした訴訟の判決で、東京地裁は20日、原告側の請求を棄却した。元教員らは日の丸に向かっての起立や君が代斉唱をしなかったことで定年後の再雇用を拒否されたのは不当と主張し、再雇用が有効であることの確認と賠償を求めていた。佐村浩之裁判長は、再雇用拒否は違法とまではいえないと判断した。
最高裁は2月、君が代のピアノ伴奏を拒否した教員の裁判で、伴奏を命じた校長の職務命令は思想・良心の自由を保障した憲法に反しないと判断。佐村裁判長はこの判決を引き、起立・斉唱の命令を「内心の精神活動に影響を与えることは否定できないが、必要かつ合理的な制約として許容される」とした。
「教員の再雇用撤回は合理的」 君が代不起立訴訟で判決(朝日新聞) - goo ニュース
--------------------引用終わり---------------------
去る6月20日、いわゆる君が代不起立訴訟の判決が東京地裁より出た。判決では君が代を斉唱しなかったことを理由に再雇用撤回することは違憲とまではいえないとして原告側の請求を棄却、原告敗訴となった。
この訴訟で争点となっていたのは、東京都教育委員会から出された通達と、その通達を受け校長が発した君が代斉唱時の起立の職務命令が違憲か否かということである。
小生は教員といえども公務員であるならば、職務命令が発せられた場合その命令に従う義務があると思います。また教育の場で国旗掲揚時に起立し、国歌斉唱を行うことが即軍国主義につながるとも思いません。インドネシア、オーストラリアでは、学校で国歌斉唱等を行っているそうですが、それらの国々が軍国主義でしょうか?その意味で今回の判決は妥当なものと考えます。
原告は控訴するかもしれません。実は原告の一人は小生の叔父であり、一度だけですが、この事件に関連する話を聞いたことがあります。今回の判決は叔父の思いを直接聞いた小生としては少し複雑な心境ではあります。叔父はこの程度はあきらめることはおそらくないでしょう。場合によっては最高裁までいくかもしれません。
ただ、小生自身の個人的な思いとは別にして、公務員の政治的信条はどこまで認められるのかについてこれから考えるべき問題であり、そのことは公務員は何をするための存在なのかも含めて、これからの公務員のあり方を考える一助になると思います。
関連新聞記事:「君が代不起立」敗訴 再雇用合格取り消し 「都教委命令は合憲」(産経新聞) - goo ニュース
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「教員の再雇用撤回は合理的」 君が代不起立訴訟で判決
2007年6月20日(水)19:14
卒業式での君が代斉唱を巡って東京都の都立高校の元教員10人が都を相手に起こした訴訟の判決で、東京地裁は20日、原告側の請求を棄却した。元教員らは日の丸に向かっての起立や君が代斉唱をしなかったことで定年後の再雇用を拒否されたのは不当と主張し、再雇用が有効であることの確認と賠償を求めていた。佐村浩之裁判長は、再雇用拒否は違法とまではいえないと判断した。
最高裁は2月、君が代のピアノ伴奏を拒否した教員の裁判で、伴奏を命じた校長の職務命令は思想・良心の自由を保障した憲法に反しないと判断。佐村裁判長はこの判決を引き、起立・斉唱の命令を「内心の精神活動に影響を与えることは否定できないが、必要かつ合理的な制約として許容される」とした。
「教員の再雇用撤回は合理的」 君が代不起立訴訟で判決(朝日新聞) - goo ニュース
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去る6月20日、いわゆる君が代不起立訴訟の判決が東京地裁より出た。判決では君が代を斉唱しなかったことを理由に再雇用撤回することは違憲とまではいえないとして原告側の請求を棄却、原告敗訴となった。
この訴訟で争点となっていたのは、東京都教育委員会から出された通達と、その通達を受け校長が発した君が代斉唱時の起立の職務命令が違憲か否かということである。
小生は教員といえども公務員であるならば、職務命令が発せられた場合その命令に従う義務があると思います。また教育の場で国旗掲揚時に起立し、国歌斉唱を行うことが即軍国主義につながるとも思いません。インドネシア、オーストラリアでは、学校で国歌斉唱等を行っているそうですが、それらの国々が軍国主義でしょうか?その意味で今回の判決は妥当なものと考えます。
原告は控訴するかもしれません。実は原告の一人は小生の叔父であり、一度だけですが、この事件に関連する話を聞いたことがあります。今回の判決は叔父の思いを直接聞いた小生としては少し複雑な心境ではあります。叔父はこの程度はあきらめることはおそらくないでしょう。場合によっては最高裁までいくかもしれません。
ただ、小生自身の個人的な思いとは別にして、公務員の政治的信条はどこまで認められるのかについてこれから考えるべき問題であり、そのことは公務員は何をするための存在なのかも含めて、これからの公務員のあり方を考える一助になると思います。
関連新聞記事:「君が代不起立」敗訴 再雇用合格取り消し 「都教委命令は合憲」(産経新聞) - goo ニュース
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