ないちょの雑記帳

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小泉首相が靖国参拝

2005-10-17 | 政治
本日、突然小泉首相が靖国神社を参拝しました。


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小泉純一郎首相は十七日午前、東京・九段の靖国神社を今年初めて参拝した。靖国参拝は就任以来五回目で、首相は黒のスーツに淡いブルーのネクタイ姿で公用車で秘書官を伴って到着。拝殿正面の賽銭(さいせん)箱にポケットから賽銭を投じ、一般の参拝客と同じ略式の本殿には上がらない「自由参拝」(拝殿前参拝)形式をとった。私的参拝を強く打ち出した形となったが、参拝中止を求めていた中国や韓国の反発は必至だ。

 首相は十七日昼、首相官邸で開いた政府・与党連絡会議で「国民の一人として心を込めて参拝した。二度と戦争を起こしてはならないという不戦の決意で参拝した」と説明。公明党の神崎武法代表は、事前に連絡がなかったことに不快感を表明し、靖国神社に代わる国立の追悼施設建設の調査費計上を求めた。

 細田博之官房長官は記者会見で「首相の職務による参拝ではない。首相がかねがね話している通り、私的参拝だと考えている」と述べた。

 首相は午前十時過ぎに靖国神社を訪れ、歩いて拝殿の前に進み、一礼したあと、両手を合わせて黙祷(もくとう)、再度一礼した。本殿には昇らず、記帳もしなかった。この日の参拝に踏み切ったのは、靖国神社の最重要行事である秋季例大祭に合わせたもので、郵政民営化法が十四日に成立し、内政の重要課題にひと区切りついたとの判断がある。衆院選で大勝した勢いを背景に、外交日程が立て込む前に参拝しておいたほうが中国や韓国の影響を最小限に抑えられるとの読みもあったようだ。

 首相は過去四回の参拝では、参拝の形式が私的か公的かを明確にしていなかったが、国会答弁などで私的参拝であることを強く示唆。首相の参拝をめぐっては、先に大阪高裁が違憲性を認定したが、東京高裁は憲法判断を回避していた。

 ≪自粛圧力はねのけ断行≫

 小泉純一郎首相は十七日、中国による「日本の政界、財界、マスコミを総動員した参拝自粛の圧力」(自民党幹部)をはねのけ、靖国神社に五年連続で参拝した。首相就任時の公約だった「八月十五日参拝」こそ実行していないものの、中国に対し、歴史認識問題を使って対日関係で優位に立とうとする「靖国カード」は通用しないと認識させた意義は大きい。秋の例大祭という靖国神社の最重要行事に合わせた参拝は「歴代首相による参拝と同じで、(幕末以来の戦没者追悼という)本来の趣旨に立ち返った」(靖国関係者)といえる。

 自民党関係者は「衆院選で自民党は二百九十六議席も得た。これは、国民は首相の靖国参拝に反発していないということだ」と参拝に踏み切った背景を解説する。今年の八月十五日には、靖国神社に過去最高を八万人も上回る約二十万五千人が参拝したことも、追い風となったようだ。

 ただ、これら世論の後押し以上に、首相は「私は大局的見地に立って参拝している」(今年五月の参院予算委員会)と述べ、国内外の諸事情を勘案した参拝であることも強調している。

「靖国で譲れば日中関係が円滑にいくなんて考えるのは間違いだ。靖国参拝の後は教科書、尖閣諸島、石油ガス田…と次々に押し込んでくる」 

 首相が周囲にこう話すように、仮に靖国問題が解決しても、日中、日韓間に立ちふさがる歴史認識問題がなくなるわけではない

 一連の反日デモや国連常任理事国入りへの妨害活動などがあったことで、「首相が靖国参拝を続けることで(日本国内の)反中国の感情や動きが中和されている。参拝をやめたら逆に不満が噴出しかねない」(政府高官)ともいわれる。

 いずれにせよ「日本の領土内に、日本の首相が行けない場所があってはならない」(自民党の安倍晋三幹事長代理)のは当然だ。首相は「外国から(戦没者追悼という)心の問題にまで介入されていいのか」とも述べており、日本の国家主権を明確にするためにも、靖国参拝は必要だったといえる。(阿比留瑠比)

(略)

小泉首相、5度目の靖国参拝 秋季例大祭 (産経新聞) - goo ニュース
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小泉首相の靖国神社参拝は何かと物議を醸していた。
小泉首相が語っているように、特定アジア諸国(中・朝・韓)
の言うとおり参拝を中止したとしても、さらにさまざまな要求
を歴史問題に絡めて日本に突きつけてくることは間違いない。
その観点から、断固たる意思を示した小泉首相に賛辞を送
りたいと思う。
ただ、これからの舵取りは参拝を中止した以上に困難にな
ることは必至である。
国外から特定アジアがさまざまな外交ルートを使って攻勢
をかけてくるであろう。また、国内では野党が突き上げてく
る。
国会の圧倒的優位を以下に利用して、日本の舵取りをする
のかこれからが期待される。

この件に関し、反対の声だけでなく賛成の声をあげている。
台湾の前総統李登輝氏である。

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「よかった」と李登輝前総統 小泉首相靖国参拝

 訪米中の台湾の李登輝前総統は16日のニューヨークでの講演後、小泉純一郎首相が靖国神社を参拝したことについて「それはよかった」と語った。共同通信の質問に答えた。

 李氏は15日の共同通信との会見でと「一国の首相が自分の国のために命を亡くした英霊をお参りするのは当たり前。外国が口を差し挟むべきことではないと思っている」述べ、参拝に強く反発している中国をけん制していた。(共同)

(10/17 11:49)
SankeiWeb
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李登輝氏の場合、反中国の立場ということもあるが、それ
を差し引いても彼の言い分は賛同できる。

本来、靖国神社は国のために命をなくした方々の慰霊が
主な目的である。
その慰霊の場所に一国の首相が参拝し、国のために命を
なくした方々に慰霊の念を示すということは当然のことであ
り、それを諸外国がとやかく言うことはないと考えている。

今後も小泉首相には参拝を続けていただきたい。

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