軟体動物の次は甲殻類ということで、アメリカザリガニの巣穴↑
(赤く見えるのが、さりげなく横向いて隠れてるつもりのこの巣穴の主)
今年の5月に休耕田の脇の用水路?で、誰かが足を滑らせて突っ込んでつくったような穴があり、その中に何かいる!って思ってしゃがんで見てたら、じわっじわっと現れたのがアメリカザリガニだった。そのときは、体長7,8cmぐらいで、穴も20cm程度。
週末、カワニナ採りに行く途中で覗いたら、本人も穴も倍ぐらいに大きくなっていた。
(こんなに立派になって・・・)
ところで、この堤防っていうか、陣地っていうか、巣穴はどうして、こんな形にしてるのかなぁ。
エサがはいってこないよ? それとも水が減っただけかな?
ま、本人が堤防を乗り越えて「狩り」に行くのかもしれないね。
(カワニナもエサかな? ん~、カメはタニシ系を食べてたけどな・・・)
もともと外来種のアメリカザリガニは、日本中どこにでも繁殖してる。もう、外来種なんて言えないほど。
以前、2キロほど離れたところにある沼が大雨で氾濫した。水が引いた数日後に見に行ったら、大量のチョーでかいアメリカザリガニが地面に置き去りにされてた。
こんなにたくさん生息してるんだ、ってびっくりしたもんだ。
このアメリカザリガニ、日本では子どもが釣って遊ぶぐらいの話題しかなく、食べるって聞かないけど、フランス料理だって中国でだってちゃんとした食材。
食糧難になったら、みんなで養殖しよう。
ザリガニ釣りしてみたいなーって思った方は、クリックをしてから子どもといっしょに林試の森公園に行くべし!
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雑食性で、何でも食べる。天敵はオオクチバス、ウシガエル、サギ類、イタチ、カメなどだが、共食いもする。
ミシシッピ川流域を中心とした北アメリカ南東部を原産。1927年で、もとはウシガエルの餌として神奈川県に20匹持ち込まれた。(このころはウシガエル食べたのかな?)養殖池から逃げ出し持ち前の適応力で、1960年頃には九州まで分布域を広げた。日本では北海道を除く各地に分布するが、人の手によって日本に持ち込まれ分布を広げた動物だけに、分布地は都市近郊に点在するんだって。(秋田は都会だったんだね)
原産地ではミシシッピアカミミガメやウシガエル、オオクチバスなどと共存しているが、これらも世界各地で外来種として幅を利かせ、問題となっているそうな。(おそるべし ミシシッピ:子どもを放流してみるか)
(ザリガニ釣り)
ザリガニは巣穴に侵入してきた外敵に飛びつくという習性があり、餌は何でもよいらしい。驚くと餌を離してしまうので、網がないとうまく捕えることができない。
それにしても ざりがには くさくて 強いよね。
まいどありがとうございます!
コメント欄がやけにリッチになってる。コメント雑学女王だね。
外来種のはびこり方に危機感をもっている人もいるけど、これも自然の流れなのかもって思うところもあり。本人たちは自然の流れで住みついてるんだもんね。
ミシシッピに子ども放流するべー。
たくましさ倍増計画!?