備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『ジェーンエア』初演

2009-09-23 20:26:36 | 国内ミュージカル
(パンフ続き)ロチェスターとの結婚式当日、リチャードから重婚であることを告げられ、ロチェスターと別れるジェーン。親戚の財産を相続し、シンジュンから求婚されるが、ロチェスターに呼ばれている気がし、ソーンフィールドに戻る。そして、ロチェスターと結婚し、幕。
松。狂言廻し的な歌からヒロイン歌までこなす。久しぶりに歌声を堪能。相変わらず、゛松たか子゛だが、あの低音は良い。
橋本。セリフと歌で音域が違う。歌うとテノールの時がある。不味くはないが、微妙な歌声。ベガーズオペラは良かった気がしたのに。ただ、あのテノールが松のアルトに合う。
寿。松よりも低音。男役によくある声質だが、意地悪なミセスには合う。
幸田。大変にオペラ発声。あれだけの出番なのが、勿体ないが作品に合う合わないは別。
旺。狂気な役で意外に高音を出す。スキャチャードが低く、ああいう声だと思ってたので、意外。
小西。冒頭のシンジュンは典型的なマリウス声。その後のハモりは意外と低め、松とのハモりは若干合わず。
福井。出番が少ない上、ソロパートも一曲のみ。他の役者が数役やっているので、他にもできそうな気もするが。ま、美味しい役には違いない。
壌。相変わらず良い声。ただ、歌になると弱い。ソロだから何とかなっている気が。デント大佐の役位置はツボ。


サスペンスだからか、二拍子の曲が多いので、全体的に煽られる。また、セリフを歌うことが多数。
原作を読んでいないので、分からないが後半の展開が早い。ていうか、あのタイミングでジェーンに遺産が入ってくるとは…。

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