あらすじ、及び初演の感想は、コチラ。
安蘭@アリス
全編に渡り中低音で、ワイルドホーンが
強く推奨するベルト発声な音域なので、聞いていて安心。
というか、この作品『MITSUKO』
と違って、主人公に無理な高音曲が無いのかも。
それでも、初演の時は裏声多数と感じたのだが。
役の違いは初演よりも、悩み処が分かりやすく、
帽子屋との対比が明確になって、帽子屋が次々と仲間を殺しても、
作家としての才能は手放せない感がはっきりしたような。
濱田@帽子屋
こちらもワイルドホーン得意のベルトボイスな役。
そして、ヒールな悪役と当たり役。
ポイントはそんな悪役なのに、女王には何故か従う従順さ。
二幕では、女王に首切り宣告をさせていたけど、
あそこって、女王の弱みか何か握っている設定だっけ?
今年はコンサートで二回ほど、”イかれた帽子屋”を
聞く機会があったのに、二回とも聞けなかったので、
やっと生で、それも本作品で聞くことが出来た。
平方@ウサギ
田代@ウサギに比べると、歌が弱いけど、
それはあくまで比べただけで、普通に聞く分には美声。
ま、そこが”補欠”と言われる所以か。
キャロル役は田代氏より、老けているのでかなり説得力がある。
(どちらの年齢が上かはしらないけど)
で、あの可愛さを強調する怯え方は有りなのだろうか?
唯月@クロエ
設定通り、本当に女子高生な演技。
下手すれば、中学生でも通じる。
(そもそも、クロエの年齢設定を知らないが)
ただ、子役というか、
その域を脱しない雰囲気(声)はあり、
それが演出なのか、否か。
次作のミサミサはアイドルなので、判別がつかなそう。
松原@モリス
この前のtwelveで、
化粧をしてない普通の役をみたが、
やはりこのコスプレとの差が。
冒頭のスーツが素に近いけど、
それでも印象が確定しない。
小野田@エルガト
スゴい、阿部サダオ似。
メイクのせいなのか、元々、猫顔なのか。
歌は普通に上手いが、
猫キャラとしては、ちょっと、弱い。
そう考えると、元四季なのに、
あの個性を出していた柿澤氏ってスゴいのかも。
新納@芋虫
今回、ミュージカルな芋虫に。
JOY@芋虫は素に近かったけど、
新納氏の場合、演技をしている感有り。
でも、あの芋虫キャラって、
少しズレているというのが、デフォなのか。
石川@ジャック、白のナイト
ジャックはウザい父親。
白のナイトはウザい旦那。
そのウザさが、初演より、かなりバージョンアップ
されているような気がしたけど、こんなものだっけ。
ただ、続投により、それがかなりバージョンアップされてるかも。
ともかく、細かい。
NYのジャックでは、本当に親バカで、
クロエが若干、素で嫌がってるというか、
ちょっと、笑いを堪えているというか。
そして、白のナイトでは、
もう、観客の『よ、待ってました』感がハンパない。
ペガサスに跨がる時には、毎回、ヒラリというし、
それで階段を降りるものの、ちょっとシンドそう。
その後も、ステージ上で行われる全てに、
反応する表情変化で、お茶会の招待状を渡すときには、
無駄にターンとか。ここは日に日に長くなってるらしい。
そして、帽子屋にお茶を勧めるときに、
紅茶の種類を確認するのだが、
銘柄だけでなく、ダジャレも入れるらしい。
その後も4バカの一人として、
最年長なのに、一番激しく踊りつつ、
最後は帽子屋にアッサリ殺される。
なのに、最後のニューヨークシーンは、
結構、アッサリな演技で、実はあれが素のジャックなのかも。
(白のナイトはアリスの理想の姿に過ぎない的な)
ともかく、改めて、禅さんファンなら、
ホイホイされる役なんだなあと、実感。
渡辺@ハートの女王
コチラも続投キャストで安定。
ミュージカル発声ではなくとも、
あの歌謡曲路線を浪々と歌いきる。
何処ぞのウィーン劇場関係者が、
『ワイルドホーン楽曲は
ミュージカル俳優でない方が上手い』←かなり意訳
と言っていたけど、この方に関しては当てはまる。
再演。
ハイライトCDを聞き込んでいるので、
例え、歌詞が聞き取り辛くとも、
脳内で補完される事が発覚。
また、一曲一曲を覚えているので、
印象に残る曲がなかったと思った初演だが、
今回はそんなこともなく、普通に楽しめた。
やはり、ある程度聞き込んでから、
観劇すると大変に中毒性を持つワイルドホーン楽曲。
今回、内容が分かりやすくなったという感想を
多くみたが、確かにアリスと帽子屋の対比がハッキリ。
一度、観ているというのもあるが、
夢オチになる唐突感が薄れており、
アリスの成長物語としての側面が顕著に。
(ま、演出家が再演で何を目指したのかは知らないが)
アフタートークショーが
あったので印象に残った話を羅列。
・指揮者自ら、前よりも分かりやすくなった発言。
・濱田『普段の自分にイジワル要素がないので、
この役はシンドい。再演を喜んだが、この事を忘れていた』
・渡辺『自分の衣装が一番派手。先ほど公演で、指定の位置に
戻れず、小道具にぶつかり、舞台上の役者が心配そうに観られた』
←確かに、このシーンでの白のナイトの表情が素で反応していた。
・濱田さんは渡辺さんを陛下呼び。
・渡辺さんが他の出演者の曲を歌っている。
”イかれた帽子屋”の出だしを歌ってくれた。
・渡辺さんは楽屋の声だしで自曲をフルで歌っている。
そのため、濱田さんが『毎回聞けてラッキー』
・濱田さんがやりたい他の役はNYのジャック。
司会に『白のナイトは?』と振られると、
『あれは、ちょっと…』と若干ウザがられる。
・お茶会で白のナイトが、帽子屋に紅茶を
差し出すが、そこで『加藤茶』『ラマンチャ』
などのアドリブで絡んでくるのがウザい、と濱田さん。
・クロエとの出会いで、椅子に載って登場する
帽子屋だが、そのスタンバイにコッソリ乗るのが
大変そう。確かに、奈落からコッソリと座る。
安蘭@アリス
全編に渡り中低音で、ワイルドホーンが
強く推奨するベルト発声な音域なので、聞いていて安心。
というか、この作品『MITSUKO』
と違って、主人公に無理な高音曲が無いのかも。
それでも、初演の時は裏声多数と感じたのだが。
役の違いは初演よりも、悩み処が分かりやすく、
帽子屋との対比が明確になって、帽子屋が次々と仲間を殺しても、
作家としての才能は手放せない感がはっきりしたような。
濱田@帽子屋
こちらもワイルドホーン得意のベルトボイスな役。
そして、ヒールな悪役と当たり役。
ポイントはそんな悪役なのに、女王には何故か従う従順さ。
二幕では、女王に首切り宣告をさせていたけど、
あそこって、女王の弱みか何か握っている設定だっけ?
今年はコンサートで二回ほど、”イかれた帽子屋”を
聞く機会があったのに、二回とも聞けなかったので、
やっと生で、それも本作品で聞くことが出来た。
平方@ウサギ
田代@ウサギに比べると、歌が弱いけど、
それはあくまで比べただけで、普通に聞く分には美声。
ま、そこが”補欠”と言われる所以か。
キャロル役は田代氏より、老けているのでかなり説得力がある。
(どちらの年齢が上かはしらないけど)
で、あの可愛さを強調する怯え方は有りなのだろうか?
唯月@クロエ
設定通り、本当に女子高生な演技。
下手すれば、中学生でも通じる。
(そもそも、クロエの年齢設定を知らないが)
ただ、子役というか、
その域を脱しない雰囲気(声)はあり、
それが演出なのか、否か。
次作のミサミサはアイドルなので、判別がつかなそう。
松原@モリス
この前のtwelveで、
化粧をしてない普通の役をみたが、
やはりこのコスプレとの差が。
冒頭のスーツが素に近いけど、
それでも印象が確定しない。
小野田@エルガト
スゴい、阿部サダオ似。
メイクのせいなのか、元々、猫顔なのか。
歌は普通に上手いが、
猫キャラとしては、ちょっと、弱い。
そう考えると、元四季なのに、
あの個性を出していた柿澤氏ってスゴいのかも。
新納@芋虫
今回、ミュージカルな芋虫に。
JOY@芋虫は素に近かったけど、
新納氏の場合、演技をしている感有り。
でも、あの芋虫キャラって、
少しズレているというのが、デフォなのか。
石川@ジャック、白のナイト
ジャックはウザい父親。
白のナイトはウザい旦那。
そのウザさが、初演より、かなりバージョンアップ
されているような気がしたけど、こんなものだっけ。
ただ、続投により、それがかなりバージョンアップされてるかも。
ともかく、細かい。
NYのジャックでは、本当に親バカで、
クロエが若干、素で嫌がってるというか、
ちょっと、笑いを堪えているというか。
そして、白のナイトでは、
もう、観客の『よ、待ってました』感がハンパない。
ペガサスに跨がる時には、毎回、ヒラリというし、
それで階段を降りるものの、ちょっとシンドそう。
その後も、ステージ上で行われる全てに、
反応する表情変化で、お茶会の招待状を渡すときには、
無駄にターンとか。ここは日に日に長くなってるらしい。
そして、帽子屋にお茶を勧めるときに、
紅茶の種類を確認するのだが、
銘柄だけでなく、ダジャレも入れるらしい。
その後も4バカの一人として、
最年長なのに、一番激しく踊りつつ、
最後は帽子屋にアッサリ殺される。
なのに、最後のニューヨークシーンは、
結構、アッサリな演技で、実はあれが素のジャックなのかも。
(白のナイトはアリスの理想の姿に過ぎない的な)
ともかく、改めて、禅さんファンなら、
ホイホイされる役なんだなあと、実感。
渡辺@ハートの女王
コチラも続投キャストで安定。
ミュージカル発声ではなくとも、
あの歌謡曲路線を浪々と歌いきる。
何処ぞのウィーン劇場関係者が、
『ワイルドホーン楽曲は
ミュージカル俳優でない方が上手い』←かなり意訳
と言っていたけど、この方に関しては当てはまる。
再演。
ハイライトCDを聞き込んでいるので、
例え、歌詞が聞き取り辛くとも、
脳内で補完される事が発覚。
また、一曲一曲を覚えているので、
印象に残る曲がなかったと思った初演だが、
今回はそんなこともなく、普通に楽しめた。
やはり、ある程度聞き込んでから、
観劇すると大変に中毒性を持つワイルドホーン楽曲。
今回、内容が分かりやすくなったという感想を
多くみたが、確かにアリスと帽子屋の対比がハッキリ。
一度、観ているというのもあるが、
夢オチになる唐突感が薄れており、
アリスの成長物語としての側面が顕著に。
(ま、演出家が再演で何を目指したのかは知らないが)
アフタートークショーが
あったので印象に残った話を羅列。
・指揮者自ら、前よりも分かりやすくなった発言。
・濱田『普段の自分にイジワル要素がないので、
この役はシンドい。再演を喜んだが、この事を忘れていた』
・渡辺『自分の衣装が一番派手。先ほど公演で、指定の位置に
戻れず、小道具にぶつかり、舞台上の役者が心配そうに観られた』
←確かに、このシーンでの白のナイトの表情が素で反応していた。
・濱田さんは渡辺さんを陛下呼び。
・渡辺さんが他の出演者の曲を歌っている。
”イかれた帽子屋”の出だしを歌ってくれた。
・渡辺さんは楽屋の声だしで自曲をフルで歌っている。
そのため、濱田さんが『毎回聞けてラッキー』
・濱田さんがやりたい他の役はNYのジャック。
司会に『白のナイトは?』と振られると、
『あれは、ちょっと…』と若干ウザがられる。
・お茶会で白のナイトが、帽子屋に紅茶を
差し出すが、そこで『加藤茶』『ラマンチャ』
などのアドリブで絡んでくるのがウザい、と濱田さん。
・クロエとの出会いで、椅子に載って登場する
帽子屋だが、そのスタンバイにコッソリ乗るのが
大変そう。確かに、奈落からコッソリと座る。
クロエはわたしには小学生にしか見えなかったです。
具体的に…3年生か4年生くらい。
MMSで濱田様の帽子屋聴きましたが、ドレス着ているにも関わらず腰を低くしてリズム取っているので似合わなさに吹き出しそうでした(笑)
ダンサーさん達の身のこなしに感心して見惚れるばかりでした(^O^)/
唯月ふうかは小柄でアニメ声優のような声だし、
ピーターパンの少年声も出せるし、
歌もダンスもフライングも上手いし表情豊かなので
少年&少女役やアイドル役(実際にスターダスト3Bアイドルのエースだった)とか
2.5次元ミュージカルに合っている。
ただ重厚なミュージカルには合わなさそう。
考えていたら、少し書くのが遅れました。
最後のトークショーがあった日に観劇したので、
それだけ熟成した結果がコレなんですけど。
クロエの年齢設定はそこまで下げますか。
というか、かなりピンポイントな学年設定。
MMSではドレスで歌ったのですか。それは面白そうな。
フルオケではどうなるのか聞きたかったです。
なんせ、聞けなかった幻の第一部なので。
えっと、ダンサーさんだけでなく、
50歳超え、ダンス(のようなモノ)を披露する
白のナイトにも注目してあげてください(笑)
小学生という設定は変わってないのですか、なるほど。
初演の高畑@クロエは12・13歳だけど、
精神年齢は14・15歳という設定で典型的な反抗期、
でも、どこか大人っぽかったイメージがしたのですけど、
今回の唯月@クロエはかなり幼く、
年齢設定よりも精神年齢がコドモだな、とは思ったのですが。
でも、あの声なら今度のミサミサ役も
ハマりそうな気がするので、楽しみです。