
小雨が時折ぱらつき、物憂い一日。
境内に人気はない。その人気の無さに、
かえって一人を楽しめるというものだ。
正しい入口の方向へ向かい、そこから正殿
を望む。正面にそれを見るも、左手の能舞台
にも目が行かないわけがない。
振り返って参道をみると、寂れた田舎の神
社へ通ずる道。参道と言うにははばかられる。
いえいえ、こんな風情があるから良いのであ
ると、言ってもみたい。
齢(よわい)まだ至らぬ阿新丸の父への思
いを共有することがあるとすれば、遠き京への
思いを偲ぶ能の一つも観ねばなるまい。観たい
ものである。ここで、薪能を..である。
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写真撮影:2006.12.03
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2006年 地理の部屋と佐渡島 sadorekisi
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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しっとりとたたずむ能舞台。
心が落ち着く良い風景です。
振り返った参道も趣があります。
改めて佐渡の懐の深さを感じます。
しかし・・・
以前は「能舞台など全国の神社どこにでもあるもの」
と思っていました。
何故なら、島内の多くの場所でそれを見ることが
出来たからです。
その、ハデではないがしっかりと存在感のある姿を
感じに行きたくなります。
さて、何月になるかな(笑)。
>その、ハデではないがしっかりと
存在感のある姿を感じに行きたく
なります。
さて、何月になるかな(笑)。
次の大膳神社③では、さらに誘いますよ。
明朝のお楽しみに..。