海に限らず、山を歩くのも大好きである。
子供が小さかった時は子供達も良く連れて
きた。
場所は長岡市の柿町。柿川という小さな川
の上流域である。山菜やキノコなんかも採っ
たことがある。色々な意味でアウトドアを楽
しんだ大切なフィールド。
先の震災で受けた傷跡は未だに癒えていな
い。ここは、まだ集落からほんの少し入った
ところである。あちこち、道路沿いの斜面が
崩れている。またまだ雪 . . . 本文を読む
二月末で津南町郊外がどのような状態か
を良く知れる写真。豪雪の今年であったの
で、まだまだ道路の脇には雪の壁が高い。
消えるかって..? もちろんである。
左手前がかんりにんの車。右手には軽ト
ラックがある。雪の量はそれで確認できよ
う。
今日の新潟県中越地方は朝から晴れ。
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写真撮影:2006. . . . 本文を読む
厳しい自然の中にあって、耐えに耐えて春を迎える。そんな厳しい自然を意識させる風
景に心洗われる思いをすることがある。日の高い中ではあったが、ひっそりとしている。
この風景を見ていて、重いものを感じつつも、雪が融けた後の風景に思いが至る。
里では春の訪れを感じつつある中、ここは未だに早い春よりは遅い冬を残している。だ
が、まぎれもなく雲が切れた時には、ここにも光が与えられ、春は必ず来 . . . 本文を読む
十日町市の国道117号沿いである。
町の中心の側溝にはこのような開閉の利く投雪口が設置されている。雪国以外の方々に
は単なる側溝の蓋程度にしか見えぬであろう。
観音開きにして、たまった雪をこの中に入れるのであるが、それも間に合わないくらい、今年の積雪は激しかった。意匠を凝らした蓋には「かわいい..」と言いたいが、真冬のこの地のことを思い起こすと、そうとは決して言えない。
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雪崩の危険のある傾斜地の風景。
それは雪の加重がかかればかかるほど深く強い抵抗を示すかのようだ。強く、より強く。しなやかさと言うよりは頑強さだけ。この力強さが雪国を守っている。
中山間部にはこの手の風景をよく見る。あちこち見てまわればよ~くわかる。地形的に雪崩の危険のありそうな傾斜地には、しっかりと設置されている。あまりの加重に悲鳴が聞こえてきそうだが、黙って耐えている...。頑 . . . 本文を読む
積み上げられた雪の壁を崩し、道路本来の
幅を確保する。さらには道路脇から雪が崩れ
ぬようにと作業は続く。
ブルドーザー(ここからは陰になっていて
見えない)とパワーショベルは、壁を崩し、
路上の適当な位置に雪をかき出す。ロータリー
車はその雪を空き地に吹き飛ばしている。
この作業は道路を完全にふさぐので、ここの
通行はずいぶん待たされるが、大切な作業であ
る。
さて、この積み . . . 本文を読む
柿川をまたぐ雪の橋。冬季限定。
ここを渡るのは誰か..。
小さな足跡が二筋。
間もなく春の訪れと共に、融け崩れて無くなる。
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写真撮影:2006.2.19
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2006年 地理の部屋と佐渡島
--------------- . . . 本文を読む
国道252号線・三坂トンネル。旧堀之内町(現魚沼市)側から十日町市方面へ抜けるところ。魚野川支流の田河川をさかのぼる道を進んだ、ここは三坂峠をくぐるトンネルである。
来るときもそうであったが、出るときも..。やはり雪国であった。出口にいる人の身長と雪の高さを比べていただきたい。ただ、道路の除雪による雪の分もあるので、これが自然に積もったものと思っても困るが..。
オリジナルサイズ画 . . . 本文を読む
国土交通省砂防部には、雪崩防災のページがある。なかなかためになる。今年どこでどのような雪崩災害があったかを見ることができる。気になるのは、やはり新潟県の数値が大きいことである。
この冬の新潟は、死者こそでていないものの、雪崩等の災害は多く、地滑りや崖崩れの発生も報告されている。下記URLはそのことを報告している。
平成17年12月からの雪崩等災害発生状況(国土交通省河川局砂防部H18 . . . 本文を読む
魚沼市堀之内から十日町市へ抜ける国道
沿い。道は丘陵を越えるルートとなる。
この魚沼地区は、県下でも雪の多い土地
柄として知られている。山間のこの道路を
通る時、雪崩という言葉を意識した。
途中トンネルの出口で道路脇の雪を削っ
ている作業現場があった。思わず車を止め
た。道路を行き交う車に注意を促す役目の
作業員に、今年の雪について聞いた。やは
り雪崩は心配であるとのこと。
. . . 本文を読む
新潟大学附属長岡小学校の校門脇。夕方
から美しいイルミネーションがともされる。
地震でへこんでなんかいられない。
このイルミネーションを見ることので
きる子達は、地元長岡市内の子供達に限
られるであろう。だが、この前を通る人々
にもきっと勇気を与えているはず。
聞いたことなので正確ではないだろう
が、全国から届いた支援で、この冬まで
灯しているとのことである。
このイル . . . 本文を読む
「兆し。」何かが変わろうとしていこう
とする時に見えるもの。
じゃ何が..? いや何となしにである。
かすかに山の色が変わってきている感じ
がする。積もっていた雪の質が変わってき
た感じがする。それだけである。
この春への兆し、願いが先行しているた
めの錯覚かも知れぬが、穏やかな天候に気
もはやらずにいられない。
たくさんの犠牲者を出した今年の豪雪。
もうすぐ終わ . . . 本文を読む
信濃川本流に注ぎ込む流れに立った。
川縁の深い雪を滑り落ちるように降りる。
かんじきを履いているので、川端の泥にも
さほど気をとられるわけでもない。
川面に反射する光が眩しい。風景はまさ
に冬そのものであるが、唯一降り注ぐ太陽
の光が春への足音を運んでいる。
そう願いたい。待ち人はいつになったら
来てくれるか..。
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一転、今度は白と灰の世界。小枝の黒が控
えめで良い感じ。
本当は雪を愛でるほどのんびりとした風景
と言っていられないが、とにかく美しい。日々
の暮らしの困難を度外視すれば、贅沢な風景
と言っても良いか。キーンと張りつめた何か
を感じる風景とも..。
撮影は旧栃尾市半蔵金。
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写真撮影:2006.2.0 . . . 本文を読む