【写真でつづる震災被災地の今】
太田中・小学校前を過ぎると赤い大鳥居が見えてくる。蓬平温泉へついたと言うことである。鳥居越しに見える風景の中にも、震災によって生じた被害と、その復旧作業の現場をかいま見ることができる。ほどなく道は竹之高地町へと通ずる道と、旧山古志村種苧原(タネスハラまたはタナスハラ)へと通ずる道に分かれる。
写真① No.0 . . . 本文を読む
長岡市郊外。旧山古志村との境界にある山里。そこを訪れるには国道17号片田交差点から県道に入り、村松町を経て濁沢町、蓬平町を経る。今回は、竹之高地町へ入る手前、濁沢地区にて撮影した分の一部を紹介する。
写真①(濁沢地区に入ってすぐ。)
写真②(同じく濁沢地区に入ってすぐ。)
写真③(草が少しついたか..。)
写 . . . 本文を読む
5月14日の半蔵金入りの際の写真をまとめて紹介する。長岡市から旧栃尾市街へと通ずる峠での風景から、山間部に入っていく途上。そして半蔵金。最終的には山古志との境界の田代地区までの写真を準備する。ゆっくりご覧いただきたい。
写真①(国道351・新榎トンネルを越えてほどなく)
写真②(手植えの場合の目印作り)
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震災後二年続いた大雪。この冬の雪は四月訪問の際まだまだ残っていた。五月も半ばとなった昨日(5/14)はさすがにほとんどが消えていた。既に桜は散り、これから一挙に初夏へと向かうはずである。
集落の中心部に小学校(半蔵金小学校)であった建物が残っているが、その脇に半蔵金中学校跡の石碑があった。崩れた家屋の残骸が背後に写る。この残骸もあれから二度目の春を迎えた。
これから本格的復旧工事 . . . 本文を読む
長岡市と旧山古志村(現長岡市)との境界近く。市民にその名は親しまれているであろう、南蛮山のすぐ近くと言えばよいか。蓬平の高龍神社から先は通行許可がないと入ることが叶わなかったのだが、現在は一般車両も通行可となっている。
その情報は近所にいる知人からのものである。年老いたご両親を現在の住まいに引き取り、親子で暮らしている。このことは歓迎すべきか? はたまたご両親の望郷の思いを考えるとそれで . . . 本文を読む
長岡市浦瀬地区でのものである。震災からおよそ1年半。山間部に限らず、未だにその時の名残を留めている。
追加写真①(50%リサイズ)
追加写真②(50%リサイズ)
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写真撮影:2006.4.22
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2006年 地理の部屋と佐渡島
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震災直後にはあちこちで崩れた、あるいは傾いた建物を見てきた。写真のものもずいぶん危険な状態。国道291号線沿いの風景である。
地震を機に東山地区の傾斜地はずいぶん傷んでいる。川沿いであれば流れる水の力も加わり、危険な箇所はこれからも発生するかも知れない。
東山トンネルを越えて、やっと同地区の核心部分に近づいた。だが、周囲は崩れた斜面の土色が目立つ。現場ではこんな写真も撮影した。よ~く . . . 本文を読む
小千谷市浦柄地区では、谷あいの狭い空間に新幹線のトンネルが、わずかに地表に現れる。その近くに写真の現場がある。国道291号を山古志方面へと進むとほどなくである。久しぶりに来てみてまたびっくり。あの急斜面にパワーショベルがいる。一体どのようにしてと思い精一杯ズームを効かせてみた。
以下はオリジナルサイズで個々のショベルを写したもの。右上から左下へと三台のショベルを一台一台写してみた。急な斜 . . . 本文を読む
小千谷市の東山地区や山古志へは、国道291号を小千谷市横渡(よこわたし)から浦柄(うらがら)を通り抜けていくのがよい。以前は東山トンネルで通行許可証のない車は通行できなかった。
まあ、そんなことは後でわかったのであるので、別の機会にゆずるが、4月6日はちょっとした下見もかねて東山地区入りをした。横渡を抜けたところから先の震災による崖崩れ(地滑り)の現場があるのだが、現在は浦柄側から少しず . . . 本文を読む
長岡市妙見。小千谷市浦柄との境界。震災時は激しい崖崩れによって、尊い命が奪われた。震災によって痛めつけられた周辺の中にあって、ここだけはなかなか手がついていないような気がする。
すべてを変えて欲しい。そういう思いと、変えずにいて欲しいとの願い。ここに至って入り混じる。なんの工事が終わったというのか?現場はひっそりとしたものであった。
とにもかくにも合掌の念を込めて、2006年4月6日 . . . 本文を読む
森上を過ぎ、半蔵金が近づいてきた
時に見えた。地震で崩れた斜面に積
もっていた雪がずれ落ちている。この
下には川があるが、その川の手前にパ
ワーショベルが一台。
発生した場所が幸いしている。道路
に面した斜面であったらと思うと..。
オリジナルサイズはこちら。
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写真撮影:2006.4.01
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まだまだ雪深い。融け始めた雪にまた新
たな雪が積もったようだ。その柔らかな新
雪の上に、足跡がてんてんと..。
この木立は川縁にある。川沿いは雪融け
が早い。きっとこの辺の春はここから始ま
るであろう。春は近いが、それでも冬の美
しさをこの風景でしばし楽しみたい。
オリジナルサイズはこちら。
遠景はこちら(オリジナルサイズ)。
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半蔵金に向かう途中の沢筋の風景。
3月末の積雪が新に加わり、表面は
再度塗り替えられたように白く、ぽっ
てりとした感じになった。
日差しは既に春のものであるから、
一層その白さも際立っている。
▼オリジナルサイズの写真
トップ写真・オリジナルサイズ
おまけの画像・オリジナルサイズ
注:偏向フィルターをかけているので、
実際よりやや暗い感じである。
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花なんて無いさぁ~。たけど、雪はある。
雪はあるけど、花なんて無いさぁ~。
傾いた杉の木が訴えている。
スマートな庇(ひさし)をたてている雪も
言っている。花なんて無いさぁ~。
<なんて言うなよ。>
この美しさが半蔵金の雪の季節。
春を告げつつある四月の姿なんだ。
これが瞬間咲かせるかの地の花である。
...と、私は思う。
こんな時はこんな歌。
そうさ . . . 本文を読む
ガックリと肩を落としたくなるような光景が待っていた。半蔵金には月に一回程度のペースで訪れていたが、大杉を失い、そして大欅も失いしたりして、しだいに変わっていく風景に心を痛めていた。
今日、久しぶりに午前の勤務を終えてから半蔵金へと走った。中心の商店前にさしかかると大木を刻んだ丸太の断片が積まれていた。向こうにはトラックの荷台にも同様のものがある。
もしや..。
写真は4 . . . 本文を読む