今まで使っていたPanasonicのSD9が最近望遠だとピントがあわないことが多く、
手ぶれ補正もあまり強力でない(広角でスキーなど撮影するとDVテープのころの
DCR-PC105よりぶれる)ので、軽量・防水・小型の割に比較的画質が良いとの評判のSONY
のHDR-GW66Vがかなりの安い値段で出ていたので思わず買ってしまいました。
カメラのさくらや>33800円
http://www.ogisaku.com/html/products/detail.php?product_id=11973
GoProやSONYのHDR-AS15なども検討していましたが、こちらは広角オンリーで
スキーで並走して撮影したり、遠くのものを撮影するといったことができず、
また、防水デジカメのフルHDで動画撮影対応のものも考えましたが、この場合
画質は良さそうですが(Canon S95のHD画像はかなり良い)おまけ程度の機能で
しかないので、ビデオとしての使い勝手を優先してこちらにしました。
HDR-GW66Vは小型にもかかわらず、搭載されているCMOSが普及機種の
HDR-CX390と違い中間機種のHDR-PJ630Vと同じ大きさの1/3.91型のCMOSを
搭載しており、画質や暗所での優位性があることも大きなポイントでした。
(この写真Sony Tablet Pで撮影。)
実際に撮影した映像がこちら。
もう一つ雨の中のサンプル映像
FXモード24Mbps/60i、光学式手ブレ補正(アクティブモード)で望遠いっぱい
いっぱいのエクテンデッドズームの17倍で撮影。
望遠と広角のレバーが今まで使ってきた機種と逆の動きをして、慣れきれて
ないので、間違って望遠や広角にしてしまってますが、アクティブ手ぶれ補正
がかなりきくので手持ちでもそれなりにフレームにおさまってしまうので驚き
ました。
この機種は光学自体は10倍ですが、詳しい仕組みはわかりませんが、光学式
手ブレ補正(アクティブモード)では、デジタル処理がかかることでズーム
領域が拡大(おそらく補正段階で撮影画像を部分的に切り取る)し、17倍相当
のズームが実現されています。
なお、エクテンディッドズームの領域の映像は光学10倍の領域の映像よりも
見た感じぼやけが多いように感じられました。補正処理で画質が劣化するのは
しょうがありませんが、動きが激しい場合は、人間の目もそこまで追いつかない
のでこのレベルでいいのかもしれません。
補正のモードをスタンダードにすれば、エクテンデッドズームにはなりませんが、
光学式手ぶれ補正の10倍の範囲までの映像となり、画質の向上が感じられました。
この機種は60Pのプログレッシブの撮影にも対応しており、確かに60Pの映像は
きれいだったのですが、現状は編集に強力なCPUパワーが必要で、またMacには
対応できていないので、パソコンを更新するまでは使えないと思っています。
Haswell世代のCoreiシリーズを搭載したノートPCを使う機会があった
ので60Pの映像をいじってみましたが、見るのは良くても編集はまだまだ
時間がかかり、今度出るMacProぐらいの能力のあるデスクトップを用意しない
と使えないなあと感じました。(それ以前にiMovieが60pに対応してほしい!)
静止画については、残念ながら2000万画素をうたっていますが、こんなもんです。
見た目はそれなりですが、少し拡大してみると輪郭がぼやぼやであまり見れた
ものではありません。SontTabletPの静止画とあんまりかわりないです。
(元の画像を800xの450サイズに落としています。)
1000万画素に落としてもさほど変わらず。2000万画素は無駄にデータが大きいので
撮るならこのサイズのほうがいいのかもと思います。
それかとりあえずの記録画像として完全に割り切って、200万画素相当で撮影
してもいいかもしれません。200万画素でもSD9の静止画よりはましです。
何はともあれ、小型で胸ポケットにすっぽり入り、防水なので水や雪を気にせず
扱えるので、登山、カヌー、スキーなどなど、使い倒したいと思います。
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