安曇野の遊び人の日記

安曇野在住の遊び人の日記です。

2013.11.23-24 立山2

2013-11-28 21:49:22 | テレマーク

突然"大きい!"の声。なにって思って周りを見渡すと遠く離れた、真砂岳で雪崩が発生。
過去にここは何度も登ったこともあり、滑ったこともあるけど、雪崩が起こる場所であり
デブリを何度も見ていたので、ここでおこる可能性はあるのはわかっていましたが、
このタイミングでこの規模で発生を予測できるかといえば予測はできなかったと思って
います。

当日の行動を決めるに当たっては、入るまでの天気の状態はずっと気にしており、
雨、強風、大量の降雪、天気の回復による温度上昇から、弱層は必ずあるとまでは想定できても、
大きさまでは予想できるわけではないので、行先は現地に入ってからと考えていました。
ついた当初、周りの状態を確認したところ、北面の比較的安定しているのではと思われる
場所でも小さな雪崩が起きており、この時点で全体的にかなり不安定だとは感じたので、
国見岳、浄土の西側、大日方面、雷鳥沢の主要部分、剣沢、真砂あたりはだめだろうと考えました。
気持ち的には、このような雪が不安定な日は一ノ越経由で雄山にあがり、山頂から山崎カールとは
考えていました。
このルートはのぼりは基本かりかり斜面、滑り出しもローソク岩まではかりかりで
その下が不安定な部分が多くなってきますが、ところどころに比較的安全な箇所が存在
するので、この日に関してはこうしようかなと思っていました。

他のメンバーと合流した際に、話し合ったところ山頂からのルートはおいといて、
ほぼ同じような見解でしたので、比較的予測のしやすい山崎カールを下から、かつ
途中の状態によっては引き返すということで、行動を開始しました。
こんなこと書いてますが、この考えが正しいのかと言われれば正しくはないです。
こんな日は安全を最優先するなら、周りの景色を堪能したら即下山が一番正しい
かったとは思っています。
ただ、悲しいかな、自分もそうですがみんなこの雪の景色を見てしまったら
やっぱり素直には帰るとはいかないもんです。

雪崩発生場所の詳細は以下
http://nadare.jp/2013/11/131123.html


真砂岳で雪崩が発生した際に、自分は他のメンバーから少し離れており、
他のメンバーは発生について、知らなかったようです。
この状況において、すぐに戻るといった判断もあったのですが、すでに
それなりに目的地に近づいており、この手の雪崩を全く持って見たことがないと
いったことでもないし、雪のフィールドで遊んでいれば、雪崩は何度も見ているので
さらに気を付けて行動を続行するということになりました。
 
 *やっぱりいま考え直してもこの時の行動は、、、ことが大きすぎて感覚が麻痺してたのかなぁ。

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2 コメント

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Unknown (やまはな)
2013-11-29 01:40:05
ヒャー!!!やっぱり行っとったんかぁー!
天気はいいし もしかして と見てみたら!!!
ともかく高井君でなくて!
絶対安全という事はないんやねー

   
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この日は (だあ)
2013-12-01 11:34:38
危ないということは、これまでの天気のうちりかわりからも察知していましたし、富山の人たちがFacebook等で危険だとの書き込みもあり、また、以前発生したUedaさんの事故のこともありましたので、行先を慎重に選んだので、たまたまですが、自分の行動範囲では大きな雪崩は発生せず無事に帰ってこれました。
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