ハイネの詩より
~おお 生活を~
おお 生活を享楽もせず おまえの生命をついやすな いのちに別条ないのなら 撃ちたいやつに撃たせてやれ
幸福がそばを通りかかったら すかさずどこでも捕まえろ 言っておくが お前の小屋は谷に建て 山の上には決して建てるな
~お前のかわいいその頬に~
お前のかわいいその頬に 夏の炎がもえている お前の小さな心臓に 冷たい冬がよこたわる
いずれはお前もかわるだろう ぼくのだいじな恋人よ 頬には冬がおとずれて 心に夏がゆくだろう
~おお 生活を~
おお 生活を享楽もせず おまえの生命をついやすな いのちに別条ないのなら 撃ちたいやつに撃たせてやれ
幸福がそばを通りかかったら すかさずどこでも捕まえろ 言っておくが お前の小屋は谷に建て 山の上には決して建てるな
~お前のかわいいその頬に~
お前のかわいいその頬に 夏の炎がもえている お前の小さな心臓に 冷たい冬がよこたわる
いずれはお前もかわるだろう ぼくのだいじな恋人よ 頬には冬がおとずれて 心に夏がゆくだろう