Kanedaiのブログ

ぼくの きょうみのあること おもったこと

豊かさの解釈

2014年11月19日 | Weblog
大量生産 大量消費
金が回って 世の中が活性化して…
そんな バブル時代の到来 再来を期待する政策は 
時代錯誤も甚だしいと アベノグサクが始まって以来ずっと思っていた
このブログでも 当初から
景気は良くならないと書き続けてきた
案の定である

国民の誰もが物を所有している時代である
少子化であり金を必要とする人が少ないという必然がある
高齢者の増加による今以上に財政が厳しくなる現実がある
人件費の安い海外へ企業も技術者も流出し 
海外で生産 消費活動をしているという実体がある

物の豊かさを求めてきた時代から
少しずつ考えを改める時代が確実にきていると思う
何に価値をおいて生きるか?
正直 19円のモヤシ食べて ごはんを食べていれば生きられる
旅行は沢木の深夜特急でも読んで行った気分になれば我慢もできる
服だって 上着下着を数枚持っていれば何とかなる
きれいごとかも知れないけれど
心の豊かさが大切な時代が来ている

政府は経済重視という
政治と金が大前提にあるから
金から目が離せないのだろう 
何でもコスト 医療も金 教育も金 
金のために原発を稼働して輸出して 
金のために武器を売り 
金のために日本の農業をつぶす
そういう価値感で終わっていると思う

経済軽視 それでいいと思う
お金は大事だけど お金を使うことに執着しない
安倍の期待とは逆行しているけれど
一国民として 今自分がとりたい態度は 消費活動ではない

目の前の病人が良くなることに
隣り村の剣道場で子供達を教えることに
子供の成長を見守ることに
価値をおき 豊かさを感じている

正直 きれいごとだろうと思う
新しい車が発売されると欲しいと思う
家だって建てて 物欲の極みを経験した立場での思いなので
あてにならないかも知れない
けれど
豊かさは金じゃない
経済は縮小していくであろうこの日本社会での
一つの生き方として そう思う今宵である

追伸 
誰かがこんなことを言っていたなぁ
「金のある人は金でしか解決できないが 金のない人は違う方法で解決する」
というような文句を
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