Kanedaiのブログ

ぼくの きょうみのあること おもったこと

ライカ スキー

2019年02月20日 | Weblog
Penという雑誌を時々買う
アラーキーの特集だったり
珈琲の特集だったり
腕時計の特集だったり
なんか自分の興味ある特集が
組まれることが多いので
ついつい買ってしまう
今回はライカについての特集だった
改めてライカに興味が沸いた
現在、ライカの工場はウェッツラーにあり
ホテルも併設しているそうだ
僕が二十歳の頃 ライカ好きが高じて
ゾルムス(その頃のライカの場所)まで行ったことが懐かしいな 
20年前だけど 思い出すな・・
さて、M8以降M9、M10はデジカメとなって
自分の中でライカがライカで無くなっているのだけれども
やっぱりデジカメになるまでのライカは最高だな、と改めて思う

僕はスキーが好きで
大回転でミカエルフォグリュニーゲンが強かったころ
まだ、カービングスキーの前
その技術の高さに本当に憧れた
サイドカーブに頼るターンなどしない
・ずらすこと ・板のたわみを使うこと ・サイドカーブを使うこと
その技術を織り交ぜて タイムにつなげる
その滑りが凄かった
きっとブレッソンのライカの操り方もそうだったに違いない
マニュアルカメラで構図、タイミング、露出、シャッタースピード、ピントを
瞬時に巧み操り、そして斬る・・
それが、素人にはまず真似できない
一流の写真家に備わった技術だったに違いない

そういう風にライカもスキーも操る人間は
現代社会においては皆無だろう
ただそこに本質を感じるし
物の機能性に依存した姿は 
うさん臭さが漂うこと しばしばなのである

つまり結婚式場でバシャバシャ撮ったりするカメラマンや
デジカメのライカを操るえせ写真家や
サイドカーブだけでシュプールを描くスキーヤーに対して
はいはい・・と思いながら
本当は色々と指摘してあげたい41才のおじさん感覚の自分がいるのである

おやすみなさい☆

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