AppleScript・Automatorといえば、MacOS(小さい文字のmacOSで、誤字ではない)の時代に登場した、Macを自動で操作することができるプログラミング環境だ。
- AppleScript - Wikipedia
- Introduction to AppleScript Language Guide | Apple Developer
- Mac OS X開発の秘密兵器「AppleScript Studio」第1回
ここ数年、DX化にもてはやされた(?)自動化の技術としてRPA(?)があるが、その走りの一つのプログラミング環境で、1993年に登場した。雑誌や新聞の自動レイアウトにAppleScriptが活用されている。そういえばこのような活用事例はWWDCに関する記事でも読んだ記憶がある。
最近、AppleScript・Automatorに関心がある。ついこの間まで(2ヶ月前まで)、Ubuntuのデスクトップを10年近く使っていた。macOSに作業環境を移行してから、たびたびGNOMEで実現されていた機能、GNOME Shellで拡張して実現出てきた機能の一部が実現されておらず、痒い所に手が届かない状況があったりした。
AppleScriptは痒い所に手が届く機能を、比較的気軽にスクリプト感覚で実現できるため活用している。最近では、新規ウィンドウを作成した際に同じフォルダ階層でウィンドウを開くスクリプトを作成した。
なかなかプログラミングについて、情報が出てこないAppleScriptではあるが、突き抜けて情報を公開し、事業としている方のブログがあり、驚いた。AppleScriptでさてどうやって実装するかな、と調べている過程で検索がヒットした。ブログに開発日誌も投稿されており、こんなことができるのか、と記事を拾い読みするだけでも勉強になった。
さらに、書籍も出されていて、日本ではAppleScript・Automatorを極めている一人ではないかと思った。
GNOMEはGNOME Shellで拡張機能をインストールすることで、痒い所に手が届くようにカスタマイズすることができた。一方で、macOSではGNOME shellで実現できていた機能を同じように実現しようとして調べてみると、微妙に違うような解説記事が出てきる。そんな時にAppleScriptでちょっとしたスクリプトを作成することで解決できることがある。今後も痒い所に手が届くようにAppleScriptを少しずつ勉強・活用して、便利に環境を作って行きたい。
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