エンジンオイル交換頻度は闇が深いと思う。ディーラーが勧めるから、提灯記事や巷ではそう言われているから、エンジンへの悪影響(おそらくはシリンダー、ピストンリング、ヘッドバルブ、冷却、ギヤ等々)を減らしたいから、などなど。
50ccから400ccまでそれぞれの排気量区分でバイクを1台ずつ乗ってみて思ったことは、巷でよく言われる3000km程度走行してからエンジンオイルを交換するとその違いはよく感じ取れた。3000km程度の交換だとメーカー指定の距離に対して、30%程度の距離もあれば、70%位の走行距離の場合もある。
400ccに乗っていたが、バイクを引き払う前あたりは1年で交換するか、距離がメーカー指定の値付近まで走ったらくらいの間隔で交換していた。年式的に25年選手でも致命的なトラブル(もちろん運もあるが)には見舞われなかった。
車についても、最初は半年や5000km程度で交換していたが、ここ5年位はほぼメーカー指定の距離と間隔、または車検のときに交換になりつつある。メーカーが庶民の感覚(?)からは信じられないくらい高い開発費を投じて、平均的ユーザの極限環境に対する安全率を考慮して設計されているので、メーカー指定の使い方と整備に従うのがいいのかなと思っている。
バイク、自動車の純正状態のセッティングは調和が取れている状態だなと思う。そこから、色々と手を加える(走行に関するもの)のは自分のような素人にはハードルがとてつもなく高いなと思う。
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