アルベルト・コンタドールが第48回ブエルタ・アル・パイス・バスコの最終ステージの個人TTでもカデル・エヴァンス(サイレンス・ロット)を12秒差で破り、総合優勝を果たした。
彼にとっては昨年のツール・ド・フランス以来の総合優勝ということになる。
ディスカバリー解散後、ヨハン・ブリュイネール監督と共にアスタナに移籍してからというもの、ジロ・デ・イタリアからもツール・ド・フランスからもチームの参加を拒否されるという、彼にとってはおそらく苦悩の日々が続いていたに違いない。
今回個人TTで破ったエヴァンスは昨年のツール・ド・フランスで大幅にタイムを詰められた相手だったから、彼にとってこの勝利は大きな自信に繋がったことだろう。
エヴァンスは今年もサイレンス・ロットのエースだろうし、3位になったトーマス・デッケルも今年はグランツールでもブレイクしそうな若手の逸材である。
4位がランプレのエースダミアーノ・クネゴなのだから、彼の3位も見事である。
しかし、グランツールでの彼らの対戦は見られないのである。
コンタドールには今後も勝ち続け、グランツールの主催者たちに自分たちのチームを排除したことを大いに後悔させて欲しいと願っている!!
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