□作品オフィシャルサイト 「ヘルタースケルター」
□監督 蜷川実花
□脚本 金子ありさ
□原作 岡崎京子
□キャスト 沢尻エリカ、大森南朋、寺島しのぶ、綾野 剛、水原希子、新井浩文、
鈴木 杏、寺島 進、哀川 翔、窪塚洋介、原田美枝子、桃井かおり
■鑑賞日 7月14日(土)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★ (5★満点、☆は0.5)
<感想>
エリカさまの肢体目当てにオッサンばっかりかと思ってたけど、
意外や意外、カップルや若い女性が多かったなぁ(笑)
ま、確かに冒頭整形後のエリカさまが少しずつ思わせぶりに包帯を取るシーンでは、
想像していたよりも小ぶりなパイオツがオープンになったけど
なんだか全くセックスアピールを感じない、しっかりメイクされたそれは、
蜷川映画の前衛的なカラーとは別世界のもののような気がして・・・。
これでマスコミがやたら騒ぐは、エリカ本人の大麻疑惑や、「別に」発言の憂さ晴らしなのか、
チョット、観る側はマスコミによって担がれた感があったことは否めない。
これだけ騒ぐのだから、覗き見趣味が出ても仕方がないところだが・・・。
きっと、踊らされたぼくらが悪いのだ(笑)
全身整形によって、美しさとスタイルを手に入れトップモデルとして、
芸能界の頂点に君臨しめるりりこ(沢尻エリカ)。 現在の芸能界とリンクして、
弱肉強食、欲望と背徳、付け込んで私腹を肥やす取り巻き連中。
映像は、その昔のサイケデリック調を、今風にしたものだが、
中味は三流週刊誌の暴露話を映像化しただけのオソマツなもの。
沢尻のアウトローな生き方そのものが反映されているような気がした。
それにしても、寺島しのぶは何故この映画の出演オファーを受け入れたのだろう。
彼女くらいなら、蹴ることだって出来ただろうに・・・。
蜷川実花とのつながり? いや蜷川幸雄とのつながり??
金と名声、私利私欲、芸能界だけでなく、どこの世界も付いて回る利権や金づる。
実像と虚像。 造られた者はいつか崩れ去る。
フォトグラファーとしての蜷川実花は好きだが、映像はイマイチかな(笑)
沢尻エリカは『パッチギ!』でクローズアップされ『シュガー&スパイス 風味絶佳』、
『間宮兄弟』、『『手紙』、『クローズド・ノート』と、その演技には光るものがあっただけに、
今までのことは払拭して、本気で真摯に女優業に取り組んで欲しいし、
使う側も、過去にとらわれず女優・沢尻エリカの本質を見抜き、
もう一度素晴らしい演技力を引き出してあげて欲しいものだ
私は逆に話題になってる部分にものすご嫌悪感があって見る気なかったんだけど、
舞台挨拶でとりあえず愛想ふりまくとこまで
回復(?)したエリカ様みて
初日に行ってしまったという・・・(笑)
「作り物の美しさ」は
ただ綺麗なお人形に見えればよかったわけで
もともとそこに人間らしい暖かな感情なんかないし、必要なかったのかもしれない。
あえて、「血が通ってないみたいに」見せたかったのだとしたら
それは成功だったんちゃうかな?
・・・・もっともそのせいで
「エロいのにエロくないじゃん」と
男性陣からはすんごいブーイングのようだが(笑)
だもんだから妹と会話してるシーンだけが
人間らしくみえたわけで。
・・・もっとも、りりこがあの性格で
妹に会って、普通に会話するかなと思ったけどね。
まあ、エロい部分で男性陣を取り込もうっていう先行投資は成功したかもしれないけど
多分そっちの部分はウケなかったと思うし、
完全にオンナのための映画だったかと思うよ。
あそこまでいかないにしても
外見で傷ついたことのあるやつには
絶対届く痛いもんがあるんだってば(まだいう)
体当たりの演技は認めるとして、
この手の作品もこの手の演技も
これ1回きり。
勝負はむしろこの次の作品でしょうね。
クローズドノートは例の発言のせいで
私はどうしても嫌悪感もったまま見てしまったし
この映画はりりこ=エリカにしか見えなかった。
この次全然違う映画を撮ったあとに
ホントの意味での、偏見なしの
感想が書きたいなと。
>やっぱそっち目当てで行ったんかい
普通の健康なオッサンですから(笑)
>舞台挨拶でとりあえず愛想ふりまくとこまで
回復(?)したエリカ様みて 初日に行ってしまったという・・・(笑)
ま、薬のせいで機嫌よかったのかも(笑)
>あえて、「血が通ってないみたいに」見せたかったのだとしたらそれは成功だったんちゃうかな?
ま、そこは肯定も否定もできないところですが、
あれぐらいの状況は今のショービス界では当たり前の出来事でしょ(笑)
>「エロいのにエロくないじゃん」と男性陣からはすんごいブーイングのようだが(笑)
馬鹿なマスコミのおかげかな(笑)
あれだけコケにされておいて、でも悲しい性で(笑)
>だもんだから妹と会話してるシーンだけが
人間らしくみえたわけで。
ですね、そこは(笑)
>まあ、エロい部分で男性陣を取り込もうっていう先行投資は成功したかもしれないけど
多分そっちの部分はウケなかったと思うし、
完全にオンナのための映画だったかと思うよ。
なるほどね(笑)
でも、オッサン少なかったけどなぁ(笑)
>外見で傷ついたことのあるやつには絶対届く痛いもんがあるんだってば(まだいう)
ん、何か過去に? で、肩腰に(爆)?!
>ダブルでどうも。
「ウィスキーがお好きでしょ~♪」てか(笑)
>この手の作品もこの手の演技もこれ1回きり。勝負はむしろこの次の作品でしょうね。
そうなんですよ!
そこ、クリアにしてくれる監督はんが出てくれたらなぁ(笑)
>クローズドノートは例の発言のせいで私はどうしても嫌悪感もったまま見てしまったし
いい映画ですよ、これ(笑)
今からでも決して遅くはないし、後悔しませんよ! 見なはれ~
>この映画はりりこ=エリカにしか見えなかった。この次全然違う映画を撮ったあとにホントの意味での、偏見なしの感想が書きたいなと。
なるほどね^^
なら『クローズド・ノート』は絶対見なはれ^^
だって作り物だから。逆にあれがエロかったら
だめなんだろうと思います。
『クローズドノート』自体は作品としては良いけれど、私はやっぱりこの沢尻エリカって大嫌いだし許せないんですね。自分が作り手の端くれだけに、お客さんに対して超えてはいけない一線を越えてしまった人は信用できないから。
でもこの作品の彼女を見て、残念ながらあの才能や美しさは本物だなぁと思わざるを得なくて。Agehaさんの言うとおり、次があるならそこが勝負ですよね。今回はある種飛び道具だから。
蜷川実花さんの写真好きですし、沢尻エリカちゃんの上手な演技も(タイヨウのうた、とっても良かった。)気になっているものの…、やっぱり実花さんは写真の世界の人だみたいな感想が多くて。。。
「さくらん」の艶やかさ好きなんです。
土屋アンナちゃんや菅野ちゃんを上手に使ってらしたし、安藤政信君はかっこよくって(今回は窪塚君と綾野君が安藤君と成宮君?:爆)。
ん~。。。エロいと話題なのにエロくもないとなると…。やっぱり迷います。。。
>うん、エロくないのは狙いなんだろうなーと。だって作り物だから。逆にあれがエロかったらだめなんだろうと思います。
なるほど^^
そういう見方もありますよね(笑)
>沢尻エリカって大嫌いだし許せないんですね。自分が作り手の端くれだけに、お客さんに対して超えてはいけない一線を越えてしまった人は信用できないから。
共同作業だから、こういう人は扱いにくいでしょうね?
今回も寺島しのぶと相当やりあったらしいので(笑)
>でもこの作品の彼女を見て、残念ながらあの才能や美しさは本物だなぁと思わざるを得なくて。
それだけに“どげんかしないと”・・・ですね^^
>Agehaさんの言うとおり、次があるならそこが勝負ですよね。今回はある種飛び道具だから。
ですね^^
>観るかどうか迷っている所、アップなさっていたので拝見させていただきました。
ありがとうございますm(__)m
でも参考になるかどうか(汗)
>蜷川実花さんの写真好きですし、沢尻エリカちゃんの上手な演技も(タイヨウのうた、とっても良かった。)気になっているものの…
「タイヨウのうた」ってTVバージョンでしたね^^
>やっぱり実花さんは写真の世界の人だみたいな感想が多くて。。。
瞬間瞬間を捉える才能はあると思いますが、
オヤジの演劇DNAは持ち合わせてないかも(笑)
>「さくらん」の艶やかさ好きなんです。
なるほど、確かに映像のトーンは艶やかですが(笑)
>ん~。。。エロいと話題なのにエロくもないとなると…。やっぱり迷います。。。
ま、DVDやBDではこの映画の味わいはないと思いますよ。
ちゃんとみてまっせ。(笑)
でもね、あの時はもろに
別に発言のすぐあとで行ってしまって
撮影中も「ハイ、カット」って声がかかったあとも
「あ~あやってられっかよ」って
いうてたんちゃうかって勝手に想像してしまうくらいの嫌悪感があって
あの映画の中の沢尻エリカはちっとも
可愛く見えなかったんですよ。
「私じゃダメですか?」ってセリフに
ムリムリムリムリってスクリーンに
思いっきりツッコミ入れてたの今でも覚えてる。
その時の感想がこれ。
http://cyberdoll.seesaa.net/article/59695846.html
これだけたってもその時のショックから
立ち直れないままヘルタースケルター見に行って
実は今回のエリカ様はむっちゃよかったんだ。
変な話だけど。
・・演技じゃなくて、むき出しの本人にしかみえなかったが、
さらしてくれてありがとねと。(え)
で、もいっかい昔の、
りりこと真逆のキャラをやってほしいなと。
それで偏見をふっとばして感動させてくれたら
本物やとおもってるわけで。
いや、私だけやないと思うよ、そうおもってるのは。
>5年前に「クローズド・ノート」はちゃんとみてまっせ。(笑)
そうでっか(笑)?!
>「あ~あやってられっかよ」っていうてたんちゃうかって勝手に想像してしまうくらいの嫌悪感があって あの映画の中の沢尻エリカはちっとも可愛く見えなかったんですよ。
なるほどねぇ、僕は全然大丈夫だったけど(笑)
>「私じゃダメですか?」ってセリフにムリムリムリムリってスクリーンに思いっきりツッコミ入れてたの今でも覚えてる。
ふむふむ。
でも、あの京都の万年筆屋(ロケ場所)や
一本橋、京都に帰った時行ったもんなぁ(笑)
>実は今回のエリカ様はむっちゃよかったんだ。変な話だけど。・・演技じゃなくて、むき出しの本人にしかみえなかったが、さらしてくれてありがとねと。(え)
あれが彼女の虚像と実像のギャップが一番少ないところかな(笑)
>で、もいっかい昔の、りりこと真逆のキャラをやってほしいなと。それで偏見をふっとばして感動させてくれたら本物やとおもってるわけで。
ま、それは言えるかも。
誰が、どの監督がやってくれるかが楽しみなところ(笑)
井筒のオッサンかな(爆)?!
いや、私だけやないと思うよ、そうおもってるのは。
エリカ様金髪ショートに断髪!とか
ワイドショー的ネタばかり先行しちゃってるので
逆に観に行きにくくなっちゃいましたが、
監督の蜷川実花さん好きなんですよ、
あの色に魅了されちゃうんですよねぇ。
前作「さくらん」もストーリーや映画としての構成はともかく、
色や絵的インパクトは良かったので
今回も観に行きたいなぁ~。