映画鑑賞

昔の名画から最近上映の映画まで、国内外を問わず幅広く楽しんでいます。別世界へ連れて行ってくれる作品が好み(本棚6)。

「彼女が水着に着替えたら」

2009-05-03 20:30:47 | 手持ちの映画ビデオ・DVD
1989年、日本映画。
監督:馬場康夫、原作:ホイチョイ・プロダクション、脚本:一色伸幸、撮影:長谷川元吉、水中撮影:中村宏治、音楽:サザン・オールスターズ
出演:原田知世、織田裕二、田中美佐子、谷啓、伊武雅刀ほか。

懐かしくて中古ビデオを買ってしまいました。
「私をスキーに連れてって」がユーミンの曲をバックにした現代青春映画「冬編」なら、こちらはサザンの曲をバックにした「夏編」。
社会が浮かれていたバブル時代の象徴とも言えるホイチョイ・プロダクションの作品です。

海の魅力に憑かれた男達とその周りの女達のピュアなラブストーリー。
さわかやですねえ。
海中の映像がいやが上にもマリン・リゾート気分を盛り上げてくれます。
サザンのBGM(私が一番サザンを聴いた頃の曲ばかり)もぴったりはまり、観ているこちらまで浮かれ気分。
登場人物が皆人生を楽しんでいる雰囲気が画面からこぼれ落ちそうです。

バブル時代らしく、男も女も肩幅の広いスーツに身を包んでいるのが妙に懐かしい。
その中で、伊武雅刀のマリン・ファッションが目を引きました。ちょっと嫌みなキザ男役ですが、ダブルのブレザーに白いコットンパンツを完璧に着こなしていました。

主役の原田知世も相手役の織田裕二も若いなあ。
確か原田知世は薬師丸ひろ子に続く角川映画の看板娘として登場しました。
薬師丸ひろ子の神秘的な魅力に比べると隣近所にいそうな普通の女の子なので、売れるのかなあと内心私はいぶかっていましたが、その清楚さが受けて人気者となりました。第三弾の渡辺典子は不発に終わりましたが・・・。

★ 5点満点で4点。



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