実を生で食べるのに適しない花梨。活用法の定番中の定番は、やはり花梨酒。
わが家の雑煮、わが家の味噌汁、わが家のカレーライスと同じく、各家庭に嗜好や味付けが異なる「わが家の花梨酒」がある。
一般的な花梨酒づくりは、ネットや果実酒の本を含めて甲類焼酎(ホワイトリカー)を使ったものが多いようです。日本蒸留酒酒造組合のサイト果実酒くらぶを参考にまとめてみました。
レシピの材料・糖類の分量はホワイトリカー1.8リットル当たりの目安で、容器(広口ビン)は市販の4リットルビンを使用
▼材料は
①かりん 1キログラム
②氷砂糖(蜂蜜1カップ、果糖なら1割減) 200~300グラム
③35度 甲類焼酎(ホワイトリカー) 1.8リットル
▼作り方は
①花梨は熱めのお湯の中でタワシを使ってよく洗い、2、3日して表面に蜜がにじみ始めると輪切りにして漬けこむ。
②1カ月で飲めるようになるが、熟成には6カ月以上が必要
③6カ月が経過した後は実を取り出し、お酒をこして別の瓶に移し替える
花梨酒づくりをしている方によって、花梨や氷砂糖(蜂蜜、果糖)の量にそれぞれ加減があると思います。
以上が甲類焼酎(ホワイトリカー)を使った花梨酒の基本レシピですが、こだわり派?の方の中には、甲類焼酎ではなく乙類焼酎を使い、氷砂糖ではなく果糖やアカシアの蜂蜜(果糖が多いとか)を使うというのもあるようです。
酒屋さんのHP「jizake wine .com」の中においしい果実酒のつくり方として紹介されています。果糖を使う理由として「砂糖と違い、体内中のカルシウムを消化しない。甘みが強い分、量を減らす事ができるのでカロリーが低くヘルシー」だそうです。このサイトには果実酒の作り方10箇条と題したお役立ち情報があり、参考になります。
ここまでこだわるかどうかは、人それぞれとしか言えませんが、知っておいて損はないのかなとは思います。
もしも花梨の実が柔らかくおいしくて生でがぶりと食べることができたとしたら……。それでも花梨酒は「定番の王様(女王?)」として不動でしょう。
※参考までに焼酎の甲類と乙類の違いは、「焼酎どっとねっと」によると以下の通りです。
昭和28年現行の酒税法が制定された時に、焼酎に「甲類」「乙類」という二つの区分が設定されたことによるものですが、この二つの区分は主に製法(蒸留方法)上の違いによります。
「甲類」は「連続式蒸留機」でつくった純度の高いアルコールを、水で36度未満に薄めてつくられる焼酎です。無色透明でアルコールのにおいが感じられず、ほのかな甘みと丸味があり、全体として爽快な味わいが楽しめます。梅酒など、家庭用果実酒の原料としてホワイトリカーとして名付けられています。
「乙類」は「単式蒸留機」で蒸留したアルコール分45度以下のものを指し、「旧式焼酎」とも呼ばれ、古くからつくられている伝統的な焼酎です。主原料となる、いも、米、麦、そばなどそれぞれの素材の味を生かした昔ながらの焼酎で、これを「本格焼酎」と呼んでいます。
製法が異なることで、お酒の持つ風味、楽しみ方にも違いがあるといえます。
わが家の雑煮、わが家の味噌汁、わが家のカレーライスと同じく、各家庭に嗜好や味付けが異なる「わが家の花梨酒」がある。
一般的な花梨酒づくりは、ネットや果実酒の本を含めて甲類焼酎(ホワイトリカー)を使ったものが多いようです。日本蒸留酒酒造組合のサイト果実酒くらぶを参考にまとめてみました。
レシピの材料・糖類の分量はホワイトリカー1.8リットル当たりの目安で、容器(広口ビン)は市販の4リットルビンを使用
▼材料は
①かりん 1キログラム
②氷砂糖(蜂蜜1カップ、果糖なら1割減) 200~300グラム
③35度 甲類焼酎(ホワイトリカー) 1.8リットル
▼作り方は
①花梨は熱めのお湯の中でタワシを使ってよく洗い、2、3日して表面に蜜がにじみ始めると輪切りにして漬けこむ。
②1カ月で飲めるようになるが、熟成には6カ月以上が必要
③6カ月が経過した後は実を取り出し、お酒をこして別の瓶に移し替える
花梨酒づくりをしている方によって、花梨や氷砂糖(蜂蜜、果糖)の量にそれぞれ加減があると思います。
以上が甲類焼酎(ホワイトリカー)を使った花梨酒の基本レシピですが、こだわり派?の方の中には、甲類焼酎ではなく乙類焼酎を使い、氷砂糖ではなく果糖やアカシアの蜂蜜(果糖が多いとか)を使うというのもあるようです。
酒屋さんのHP「jizake wine .com」の中においしい果実酒のつくり方として紹介されています。果糖を使う理由として「砂糖と違い、体内中のカルシウムを消化しない。甘みが強い分、量を減らす事ができるのでカロリーが低くヘルシー」だそうです。このサイトには果実酒の作り方10箇条と題したお役立ち情報があり、参考になります。
ここまでこだわるかどうかは、人それぞれとしか言えませんが、知っておいて損はないのかなとは思います。
もしも花梨の実が柔らかくおいしくて生でがぶりと食べることができたとしたら……。それでも花梨酒は「定番の王様(女王?)」として不動でしょう。
※参考までに焼酎の甲類と乙類の違いは、「焼酎どっとねっと」によると以下の通りです。
昭和28年現行の酒税法が制定された時に、焼酎に「甲類」「乙類」という二つの区分が設定されたことによるものですが、この二つの区分は主に製法(蒸留方法)上の違いによります。
「甲類」は「連続式蒸留機」でつくった純度の高いアルコールを、水で36度未満に薄めてつくられる焼酎です。無色透明でアルコールのにおいが感じられず、ほのかな甘みと丸味があり、全体として爽快な味わいが楽しめます。梅酒など、家庭用果実酒の原料としてホワイトリカーとして名付けられています。
「乙類」は「単式蒸留機」で蒸留したアルコール分45度以下のものを指し、「旧式焼酎」とも呼ばれ、古くからつくられている伝統的な焼酎です。主原料となる、いも、米、麦、そばなどそれぞれの素材の味を生かした昔ながらの焼酎で、これを「本格焼酎」と呼んでいます。
製法が異なることで、お酒の持つ風味、楽しみ方にも違いがあるといえます。