花梨ブログ

花梨のことなんでも、かんでもあり!花梨ワールドへGO !

花梨の苗木 4カ月後

2006-03-28 14:57:55 | Weblog
昨年11月末に庭に植え込んだ花梨の苗木が三寒四温の中で幼い緑の葉を幹のあちこちから出し始めています。

植え込み当時のブログでは「3年ものの苗木です。高さ135cm、幹の最大直径2・5cm(根元付近)、最大幹回り5cm」と紹介しました。

まだまだ枝なしです。雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズで、数字の「1」みたいに直立しています。

今もほとんど同じサイズですが、先端部だけにあった葉が、他の部分からも出ているのが成長の証となっています。葉の大きさは大人の小指の爪の半分か三分の一ぐらいでしょうか。

葉っぱから大きくなろうとしている生命力を感じます。懸命さ、健気さも見えてきます。浜辺で産まれた海亀の子が波打ち際に向かって懸命に進む姿に通じるものがあります。小さい姿の中に生きようとする本能というか意志みたいなものがあふれています。


芽吹きの春。苗木が枝を伸ばし、花を咲かせ、芳香な実を付けるのは先のことでしょうが、一日一日、四季折々に花梨の苗木を眺めるのが楽しみです。



花梨カラーに凝る

2006-03-17 18:11:32 | Weblog
ことしに入って花梨の実の色、黄色になぜか凝りだしました。

黄色に変えたり新調したものを挙げると、ブログサイトのバックカラーをはじめ、パソコンのマウス(コボルト社製の小型マウス)、ナイキのスニーカー(黄土色に近い?)、カシオの時計(明るいイエローバンドのGショック)、猫のご飯入れの皿、コーヒーカップ、付箋紙などなどです。

今後の候補としては、携帯電話、パソコンを入れるバッグ、Tシャツなど、考えるだけで楽しくなってきます。

テーブルの上の花瓶には、黄色いレンギョウと黄水仙を差しています。

昔は黄色に対していいイメージがなかったのですが、花梨に関心を持つようになってから、いいイメージを抱くようになりました。

黄色を見ていると、気持ちがここちよくなるの一語に尽きます。

これも花梨マジックなのかもしれません。

育毛に効く!?花梨の化粧水

2006-03-15 10:46:44 | Weblog
両親に花梨化粧水のポンプサイズを贈っていたところ、オールバックの髪型の父がとりわけ愛用しているのが分かりました。

髭剃り後の肌の手入れで使い始めたらしいのですが、そのうち育毛剤代わりに頭皮にもつけるようになったようです。

風呂上りに生え際と頭頂部の薄くなった部分にたっぷりとつけることをほぼ毎日続けているとのことで、本人が言うには「ぱさぱさの頭皮に保湿剤として使っている」と嬉しそうな表情です。

確かに、頭髪が薄かった部分に白髪ですが産毛のような髪が目立つようです。このまま剛毛に成長するかは今後を見守るだけです。母が言うには「じゃぶじゃぶつけるので、まるで雨に濡れた後の髪みたい」なんだそうです。

花梨の化粧水をつけるだけでなく、肉中心から野菜中心にした食事に切り替えたり、食事をきちんと三度食べるなど食生活の見直しや夜更かし、飲酒の回数を控えるなど、健康に良くないこれまでの生活を改善しだしたとのことで、もし髪が生えてきたとしたら、こうしたことの相乗効果ではと推測しています。

頭髪を含めた体の健康にあらためて目を注ぐと、日ごろの食生活と生活習慣をまず見直す必要があるようですね。






果林という名の花梨

2006-03-09 17:18:42 | Weblog
カリンエキスと表示された果実飲料があります。

果林液(カリンエキス)の名称で、ネットで検索すると出てきます。

原材料は果糖、カリン、着色料(紅花)、酸味料となっています。

「かりん濃縮果汁です」の触れ込みです。

製造元が長野県の会社。長野では花梨に似た果実マルメロのことを「かりん」と呼ぶので、おそらくマルメロのエキスと思われます。

同じ製造元から卸された果林液をいろんな通販サイトが扱っています。それぞれキャッチフレーズが異なっていて楽しくもあります。

いくつか例示してみます。

▼その1、熟成された仙人の果実「かりん」のエキスと果糖のみで作られた健康飲料

感想1→花梨が仙人の果実とは初耳です!

▼その2、やさしい大地のエキス『かりん』は、昔から不思議な果物として伝えられ、特殊な方法で抽出した花梨の濃厚なエキスを成分を壊さずそのままビンに詰めました。

感想2→大地のエキス? 地中から染み出てきそうです!

▼その3、伊那谷・箕輪町はマルメロも県下有数の産地です。
その伊那谷産のマルメロ(花梨)を使用した、のどにやさしい果林液〈かりんエキス〉です。

感想3→やっぱりマルメロちゃんでしたね!


それにしても花梨液ではなく、果林液という表記にしてあるのは謎です。 

花梨、中国での評価

2006-03-08 18:44:37 | Weblog
花梨の原産地・中国で、花梨が高く評価されていることをうかがわせる言い方があります。

杏……一益

梨……二益

花梨…百益

花梨を紹介しているサイトなどでよく見かける言い方です。

百益と言うのは、風邪予防や喉の痛みなどの改善に杏や梨よりははるかに効果があるということでしょうか。理由が不詳ですが、個人的にはそう推測しています。

それに香りの芳しさも杏と梨に圧倒的な差をつけたのでしょう。

杏一益、梨二益に対し花梨は百益! 

恐ろしく誇張された表現が中国的と言えば中国的ですね。

ワインの中の花梨

2006-03-06 13:15:42 | Weblog
あるワインの広告にソムリエで有名な田崎信也さんのコメントが転載されてました。

「香りは快適で、黄色いリンゴ、花梨、葡萄の花、ほのかに蜂蜜、ミネラル香が調和。味わいはまろやかでエレガントでバランスが良く、余韻はフレッシュ。コストパフォーマンスには特に優れている」

ワインの中に花梨の香りを見出すソムリエの才にあらためて驚きます。

「カルドラ・トレッビアーノ・タブルッツォ 2004」(1080円)というイタリアの白ワインに対する田崎さんの評価です。イタリア・アブルッツォ州自慢の品だそうで、どんな味わいなのか気になります。 とりわけ花梨の香りが……。










花梨+マルメロのお茶

2006-03-04 10:40:50 | Weblog
国産花梨とマルメロを混ぜ合わせた「花梨茶」がデパ地下に売ってました。


山形県に本社があるジャムメーカー・セゾンファクトリーの製品です。知る人ぞ知る有名メーカーですね。

花梨とマルメロという似て非なるものをブレンドするという発想にちょっと感銘しました。花梨だけ、マルメロだけを使ったお茶やジャム、果実酒は製品としてありましたが、双方を組み合わせた製品は今まで見たことも、聞いたこともありませんでした。

似たもの同士を使って製品を作ってみようというメーカーの試みに、「どうして他社は今まで気づかなかったのだろう」との思いがわいてきます。

さて問題は風味です。色合いは夕張メロンの果肉をちょっと濃ゆくしたようで、食欲を誘います。山形産の花梨とマルメロを素材に蜂蜜で煮込んだ製品です。ペクチンが加えてあります。

紅茶カップに大匙1,2杯を入れてお湯をそそぎます。小さくスライスした花梨とマルメロも入っています。味は花梨だけのお茶と比べ、かなり柔らかです。蜂蜜入りですが、甘すぎず飲みやすいと言えます。一言で表現すれば上品な味わい。果肉もスカスカしたものではなく、メロンを薄く切ったような感触です。

275グラム入りで1260円(税込み)と高めですが、一杯で贅沢なひと時を過ごせます。