花梨ブログ

花梨のことなんでも、かんでもあり!花梨ワールドへGO !

花梨の苗木を育てる  てん末記

2006-08-31 23:08:40 | Weblog
花梨の苗木を育てます! と再挑戦宣言をした矢先にすってんころりんです。

園芸店に出向くと、花梨の苗木がありません。「花梨の苗木が欲しいのですが……」と販売員の若い女性にうかがうと、すかさず回答してくれました。「今は植え付け時期ではありませんね。確か11月ごろだったかと」。こう言って店の奥から園芸百科の本を持ってきて「カリン、マルメロ」のページを開いて説明してくれました。

カリン、マルメロの作業カレンダーがあります。植え付け時期(暖地)は11、12月と2、3月となっています(寒冷地は3、4月だけです)。植え付け時期も知らずに園芸店に苗木を買いに来るおっちょこちょいぶりに、販売員もあきれたかもしれません。「カリン、マルメロ」のページを無料でコピーしていただきました。植え付け時期になると苗木が出回るそうで、1年中あるわけではないようです。勉強になりました。

「さあ、苗木育てに再挑戦」と意気込んで園芸店に乗り込んだ結果が、こんな有様です。ちょっと先が思いやられますが、栽培のコツなどが書いてあるコピーをもらったことで良しとしましょう。いろいろと参考になることが書かれています。これは9月に入ってから紹介しますね。

花梨の苗木を育てる 再挑戦宣言

2006-08-30 22:22:03 | Weblog
花梨の苗木を育てるのに失敗しましたが、再び育成に挑戦しようと思っています。

水不足、肥料不足、土壌が不適……と苗木が立ち枯れした理由はいまだに不明ですが、暑さが少しずつ薄れていく9月に苗木を購入して庭に植え込む予定です。

自分の手で花梨を育て、枝に付いた花梨の実を眺め、文字通りの自家製花梨酒や花梨茶、花梨ジャムをつくることを夢見ています。

育てる苦労があってこそ、出来上がったものへの愛着はひとしおですし、思い入れは深いはずです。出来合いのものを購入するのもいいですが、花梨ファンとしては一度くらいは最初から最後までの行程のすべてにかかわってみたいのです。

まずは宣言をして背水の陣に自らを追い立てます。いい出会いを求めて明日31日に苗木を見に出かけます。

花梨の絵入り包装紙

2006-08-21 10:36:25 | Weblog
インテリアの小物を置くための敷き紙やブックカバーに花梨の絵入り包装紙を使っています。

紙屋さんに行って買ったものではなく、荒れ性用花梨化粧水(発売元・久邇コーポレーション・ルリ)をネット注文した際に箱入り(200ミリリットル)を選ぶと専用紙に包まれて届きました。

わざとシワを入れたアイボリー色の面が表でしょう。2枚の葉をつけた枝に実った花梨が深緑色でスケッチ風に描かれています。同じ図柄のものが大きさを違えていくつか印刷されています。裏面は明るく元気な気分になる「真っ黄色」。幸せいっぱいの花梨カラーです。

花梨でいっぱいの包装紙なので捨てるには惜しい。ということでリサイクルすることにした次第です。

きれいで、しゃれた包装紙やお気に入りの紙バッグがほかにもけっこうたまっています。「何かに使おう」というより、単に「取っておこう」というのが動機です。

たまる一方なので、こうしてブックカバーなどに使うと物を生かしているという思いで、いい気分になります。

写真がいまいちで現物の良さがあまり伝わりませんが、この裏面の黄色は本当に鮮やかないい色です。


お披露目 御神木・花梨の押し樹皮

2006-08-18 10:48:33 | Weblog
6月23日の記事「花梨の押し花ならぬ押し樹皮づくり」で触れた花梨の押し樹皮を披露します。

花梨カラーの黄色の紅茶カップの受け皿の上に置いて撮影したものです。

お月さんの中の天使の横向き姿にも見えますが……。かわいい! 親ばかならぬ花梨ばかですね。

京都・護王神社の御神木でもある花梨の巨木の幹からはがれ落ちていた樹皮1枚を拾い、押し樹皮づくりをしていました。

もうそろそろかなということで、重しにしていた事典や電話帳を取り除き、チラシに挟んだビニール袋を手にしました。そっと中から樹皮を取り出しました。

色合いは当初の茶色から墨を塗ったような黒色へと変わっています。押し花ではないので、色合いも形も見栄えはよくありません。ただ、御神木の花梨の樹皮というところに価値ありの逸品なのです。

京都・護王神社を訪れた記念品づくりみたいなものです。とは言え、なにかいいことないかなあと、ついついご利益を期待してしまいます。


花梨オークション

2006-08-13 20:50:08 | Weblog
多分ないだろうけど、もしかしたら……。こう思ってヤフーオークションで検索すると、あるんですね。花梨のオークションサイトが。

8月13日現在、5点が出品されています。極上盆栽、ミニ盆栽、訳あり値下げ苗木、実がよく成る苗木などとキャッチフレーズも楽しいです。

訳あり値下げ処分の苗木の説明はこんな具合です。

 ◎鉢底からの高さ約 120cmになります。
     葉の痛みのため値下げしました。

 ◎カリン酒・のど飴などで有名なカリンの苗木です。
 
 ◎カリンは1本でも実がなります。但し、実をつけすぎると翌年の
     実付きが悪くなるので、実がたくさんなったら必ず摘果しましょう。
     夏は涼しい気候を好みます。

 ◎語呂合わせでの「お金は借りない」の縁起もの。
     また、実が黄色いのでこれまた縁起がよいと言われます。
     花はピンクで美しく香りがあり、幹は皮がむけ美しいです
     。また、実も楽しめます。実は果実酒、砂糖漬けに利用できます。
     果実酒は香り、酸味、渋みが程よく調和し美味です!

説明文を読むだけでも、花梨についてのおさらいや新たな知識を得ることができます。

    

ポエム 花梨

2006-08-12 11:16:19 | Weblog
花梨を好きになったのは
たぶんあの香りのせい

いろんな地で黄色く実がなる頃
幸せを感じさせるあの香りが漂いだす

ごろんと転がった姿で周りに優しい気分を広げてゆく

庭先で

車の中で

玄関内で

食卓の上で

わたしの傍らで


赤ん坊は大きくなってその名を知り
「ああ、あれだね」とお年寄りはつぶやく

季節が巡ってくる度に
味わいたい香りがある嬉しさ

あの香りは
手にすくえず
目には見えないけれど
幸せのかたちをしている









レストランテラスの花梨

2006-08-04 22:27:26 | Weblog
花梨の木を眺めながら食事ができるレストランというのはちょっとした贅沢感が味わえるのではと思っていると、そんな場所が実際にあるのですね。

大坂・柏原市にある国民年金健康保養センター「サンヒル柏原」です。葡萄畑を開いた高台にあり、河内平野を一望できるロケーションだそうです。ここのHPの中にある四季だよりの中に自慢のテラス花梨のことが写真付きで紹介されています。

窓際から花梨を眺めることができて、とてもいい雰囲気のようです。花梨があるというだけで、サンヒル柏原に好感を持ってしまいます。

ただ柏原市を訪れる予定が今のところまったくないということが残念です。縁があれば花梨の実が黄色く色づく季節に訪れたいのですが……。