花梨ブログ

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花梨の味 かりんジュース 試飲編

2007-06-30 10:51:11 | Weblog
「かりんの松岸」さんから花梨の製品を宅急便でいろいろ取り寄せました。

かりんの水飴、かりん蜂蜜漬け(レンゲ蜜)、ドライかりん(スライス)、擦りおろしかりん、「こんなの欲しかったんだよね♪」(かりん清涼飲料水)、「ギュッと搾ったまんまビンに詰めちゃいました」(ジュース)、かりん果汁果肉入りのど飴、かりんパウダー。全部で8種類です。


左からかりん蜂蜜漬け、かりん水飴、擦りおろしかりん、かりん清涼飲料水、ジュース



上の列がドライかりん、下の列左がかりんパウダー、右がかりん果汁果肉入りのど飴




製品のラベルや包装、容器はいずれもおしゃれでも凝ったものでもなく、泥臭い(?)というか、ざっくばらんという感じです。中味で勝負というところでしょうか。試飲、試食の印象を書いてみます。今回は試飲編です。

まずは「こんなの欲しかったんだよね♪」(清涼飲料水、180ml)です。果汁10%未満。原材料はかりんエキスをはじめ、果糖、砂糖、オリゴ糖、レモン果汁、酸味料、ビタミンC、クチナシ色素となっています。色合いはシャンパン風でしょうか。飲んだ印象はリンゴジュースを薄めたような飲み物でしょうか。花梨の香りは独特で特徴的ですが、花梨の味というのは果肉が生食に適していないので感覚的につかみにくいですね。どんな味なのかなと期待して飲んでみましたが、花梨らしさみたいなものは最後の一滴まで感じることができませんでした。

次に「ギュッと搾ったまんまビンに詰めちゃいました」(ジュース、780ml)です。純100%果汁とラベルに明記してあります。色合いはちょっと濁り気味のシャンパン風(?)です。擦りおろした際の果肉の小さな粒が澱(おり)となって瓶の中にあります。揺すると瓶の中で広がります。見た目はおいしそうです。原材料はかりん、果糖、蜂蜜、オリゴ糖、ビタミンC。コップに注いで試飲です。甘いかなという予想とは異なり、酸味があり、花梨の果肉の味なのでしょうが後味はそんなによくないです。さわやかな飲み物というよりは良薬は口に苦しの漢方薬を連想してしまいました。独特の味ですね。慣れればおいしく感じるようになるのかもしれません。

花梨の芳しい香りをイメージして飲んでみましたが、ちょっと違うなあというのが感想です。


花梨の移植

2007-06-16 17:42:44 | Weblog
知人が自宅の庭に花梨の木を移植しました。高さ2メートルほどで青々とした葉をつけていました。友人に譲ってもらったとかで、私も「早く実がなって花梨酒づくりができるといいね」と楽しみにしていました。

私自身、花梨の苗木を買ってきて庭に植え込んでまもなく枯らした経験があるだけに、知人の花梨がうまく育つといいなと思っていました。ところが、移植してからまもなくして知人から電話がありました。「葉が茶色になって枯れているよー」とちょっと悲痛な声でした。

枝や幹を見ただけでは枯れたようには見えませんが、青かった葉が落ちて、茶色の枯れた葉がいくつか枝の先に残っているだけです。

なにが原因だろう。私の場合も水遣り不足? なぜ? なぜ? なぜ? とがっかりしたことを思い出しました。知人も落胆した様子でした。「水もしっかりとやっていたのに。なぜ?」の思いです。土との相性がよくなかったのか。しっかりと肥料を施しておくべきだったのか。雑草はほっといても育つのに、なぜ私や知人の花梨はうまく育たないのかしら。ため息の一つや二つ出てしまいます。

知人はしばらく様子を見たいということで、立ち枯れ?した花梨をそのままにしておくようです。もしかしたら再び青葉が出るのでは、との思いです。私も花梨の苗木が立ち枯れした時にまったく同じ思いをしたものです。枯れた花梨の葉を目にしても、奇跡が起きてくれないかな……。すがる思いをついつい抱いてしまいます。