花梨ブログ

花梨のことなんでも、かんでもあり!花梨ワールドへGO !

INFO かりん祭

2006-09-26 22:37:47 | Weblog
長野県諏訪市で「かりん祭」(当地ではマルメロのことをかりんと呼びます)が開かれているのは過去の記事(2005年11月21日)で紹介しました。諏訪市のホームページに今年の「かりん祭」のことがありました
内容を引用してみました。

▼諏訪市の市木、かりんの収穫を祝ってかりんの無料配布(1人1個・先着順)と加工品の販売が行われます。


〔期日〕
平成18年10月22日(日)

〔場所〕
未定

〔交通〕
未定

〔問い合わせ先〕

諏訪市観光課 0266-52-4141
諏訪市観光案内所 0266-58-0120

まもなく10月に入るというのに、肝心の場所が未定となっていたり、開催時間が不明だったりで、ちょっと心配です
関心のある方はまずは問い合わせを。

近頃めずらしいほどの冷や汗INFOでした

花梨の実が落ちる音

2006-09-24 21:47:51 | Weblog
花梨が自宅の庭にある方々のブログの中に、花梨の実が夜中に落ちる音に触れているのがいくつかありました。

共通しているのは、すごい音だということです。高い枝になった大きくて硬い実が地面に向かって落ちるというより、ぶつかっていくという表現がぴったりの「大音響」のようです。

冷え込んでしーんとした夜中だと、ぶつかったときの音の大きさがびっくりするほどの反響をもたらすみたいです。トタン屋根の上にでも落ちて「グアーン」(?)とでも鳴れば、何事が起きたのかと近所の人たちが驚く様子さえ浮かんできます。

残念ながら花梨の実が落ちたときの音をまだ聞いたことがありません。あの硬さですから、人の頭に当たると痛いだろうな、ということは十分に推測できます。と言うより、打ち所が悪いと大変なことにもなりそうです。

芳しい香りと、落下の衝撃音。花梨の実は香水のイメージと隕石のイメージを併せ持っていますね。

花梨VSマルメロ おさらい

2006-09-11 14:33:27 | Weblog
花梨とマルメロのおさらい編です。

●原産地
花梨は中国、マルメロは中央アジア

●花の色
花梨はピンク(淡紅色)、マルメロは白

●果実の特徴
花梨は表面がつるつる、マルメロはうぶ毛のような淡褐色の軟らかい毛がびっしりと生えている

●生食
花梨はちょっと無理、マルメロはできるけれども甘みや酸味なし。いずれも果実酒や蜂蜜や砂糖漬けがいい

以上、4ポイントの簡単おさらいでした。

花梨を育てる基礎知識 2

2006-09-10 13:26:12 | Weblog
引き続き「カリン、マルメロ」の記事コピーからの引用です。

▼花つきをよくする栽培のコツ

花芽は短枝の先につきやすいので、冬期、基部をごくわずか残して長い枝を切り取り、短枝の発生を促してやる。実つきをよくするには、子房がよくふくらんだ花に、ほかの木についた花の花粉をつけてやるとよい。


なるほど!、なるほど! と思うことばかりです。花梨の木を庭に植えている人たちは、こんな風に花つきをよくするポイントを知っているのでしょうね。しかも、実つきをよくするポイントもしっかりあるのですね。

庭木を育てる知識があるのと、ないのとでは結果が雲泥の差になることが分かります。ほとんど知識らしい知識がなくて花梨の苗を買ってきて地植えして、水をやるだけで立派に育てようというのは虫がいいというか、無知もいいところでした。

花梨を育てるための順序が逆でした。最低限の育苗知識を持って、花梨の苗を買うべきでした。植えればだまってても育って実がなる、というものではないようです。本当にいい勉強になりました。

花梨を育てる基礎知識 1

2006-09-09 11:31:28 | Weblog
園芸店からもらった「カリン、マルメロ」の記事のコピーからの引用になりますが、花梨の育て方が簡単に記してあります。

▼整枝・剪定

1~2月、花をつけたい枝を幹から10~20センチ残して切り、台芽やヒコバエなども整理しておく。

▼施肥

2月に寒肥として鶏糞をスコップ2杯、9月には化成肥料か有機配合肥料を100グラム程度与える。

▼病害虫

4~9月に病気や害虫が発生する。うどんこ病や赤星病にはトップジンで対処し、アブラムシやテッポウムシにはスミチオンで駆除する。

それにしても花梨の木を1本育てるのにも、気遣いがいりますね。果樹を育てるのにそんなのは当たり前なのでしょうが、室内の観葉植物に水遣りやアンプル形の肥料水を施す程度の知識しかなかっただけに、こんな基本中の基本のことにも感心しっぱなしです。

当たり前のようにピンク色の花が咲き、青い実がなり、成長して黄色く色づく道のりは、病害虫や台風などいろんな障害を乗り越えた結果なのだと、あらためて実感します。人生訓話みたいですが、ことが成就するには何事もその過程でいろんな支えや手助けがいるんですね。