昔、インドのホテルで泊まっていると、部屋にいる時に睡眠ガスを鍵穴から注入され、眠っている間に男に襲われるという事件が多発していたという話を聞いた事があります。しかも標的は、「男」だけだそうです。
女性に襲われるならとにかく、男に寝ている間に襲われるとは、考えるだに恐ろしい話です。それ以来、「インド恐るべし!!!」と、私が偏見を抱いたのもやむをえない事でしょう。
椎名誠氏の好エッセイ「インドでわしも考えた」は、?インド人は老若男女は、朝晩カレーを食べているか??ターバンを巻くのか、そして女性はサリーしかつけないというのはホント? ?カースト制度について
というテツガク的な考察している好きな本でが、まあインドと言うとそんなイメージを抱いてしまいます。
現在、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)が今後飛躍的な経済成長する国として有力と言われていますが、、IT国家としてのインドが凄いという話をよく聞きます。 例えば、インドIT関連では、最近、インフォシス・テクノロジー、ウィプロ・テクノロジー、サティヤム・コンピュータ、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)などと言った会社の名前を聞くことも多くなってきました。
医療についても、インドでわざわざ手術しに行くという話しもよく聞きます(安くて技術も確か)。
又、書店でもインド式計算術なるものがはやりのようです。映画についても、一時期「ムトゥ 踊るマハラジャ」がブームになりましたが、インドでは、「ハリウッド」ならぬ、「ボリウッド」なる場所もあるくらいなので、映画としても相当奥が深そうです。
無論、所得格差やカースト問題などたくさんの矛盾があるようですが、今後、ますますインドものが、はやる可能性があります。三蔵法師からビートルズまで昔からたくさんの人が印度に向かっています。韓流の次は、印流ブームの予感がしているのですが。
私も、偏見を改めた方がよさそうです(でも印度に行く機会があった時は、ガスマスク持参とか、ホテルでの脱出経路は確保しとこうと思いますが)。
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*ボリウッド:ムンバイの旧称ボンベイとハリウッドを合わせた造語