goo blog サービス終了のお知らせ 

Crystal Heart ・・☆

私はどこから来てどこへ行くのか・・・光の世界を追いかけて

中央構造線2

2017年02月14日 | クリスタル・香りもの

先回、下仁田町の 中央構造線 を訪ねて俄然興味が湧き、次に訪ねたのが長野県下伊那郡大鹿村。
ここにも中央構造線を直に目にできる「露頭」があり、「中央構造線博物館」なんて直球な施設も!!


下仁田は糸魚川-静岡線(フォッサマグナ)の東側、大鹿村は西側になります。(写真は博物館の立て看板より)


十津川村を彷彿とさせるような川沿いの道を行くと、件の博物館に!

後ろの大西山の斜面は、 大西公園 といい、昭和36年の梅雨豪雨で大崩落し、多数の死者や甚大な被害を出した場所。
現在は桜の名所になっていて、 マイロナイト という、断層の深~い部分でできる岩石が露出しています。


中央構造線博物館 !(博物館HP)
上のはマニアックなHPなので、 こっち の方が取っつきやすいかも。^^;

博物館の前庭には中央構線のラインがあり、その内帯(日本海側)と外帯(太平洋側)を作っている主立った岩石が、わかりやすく並べてあります。


ってことで、中央構造線、またぎ!!・・・じゃないのよ~。(^◇^;
残念ながら、このラインが本物の構造線じゃないの。
本物は・・・


中央構造線博物館の後ろにある、歴史民俗資料館「 ろくべん館 」までのどこか!
この間(↑上の広場)を、数十メートル掘ってみないとわかんないですって。(汗)

確認できる露頭もあるんですが、雪のため、そこへの道は通行止め!
残念!!_| ̄|○||i

が、転んでもただ起きないアタシ。


博物館で学芸員さんから、たーーーっぷりと勉強させていただきました。

凄く博識な方で、「新潟からですか?では。」と、日本の原型がアジア大陸から離れる時に、新潟がどんな風に形成されたかから始まり。
新潟の断層について。
フォッサマグナの形成。
フォッサマグナが今どんな風に動き、どこでエネルギーがたまっているか。
付加帯の動き。
そして中央構造線がどう形成されて、どう動こうとしているのか。
これからの日本が、どんな形になっていこうとしているのか・・・etc.

あのさ、3.11以後、GPSの画像で、日本がこっちにこれだけ動いたと矢印が書いてある地図、見たことないですか?
あの地図がね、地下の動きまで3Dで、私の頭でも想像できるように説明してくださるの!

授業料払うから、もっと教えてください!って、本当に思いました。(笑)

一番凄いと思ったのは、大地の対流。
大気が熱によって対流するように、海水が赤道直下で温められ、極で冷やされることで対流するように、大地も動いているってことが、やっぱり凄いって思えたの。

地球の核の熱で温められて軽くなったマントルが上昇し、宇宙の冷たさで冷やされて重くなり、また核の方へと潜り込む。。
もの凄くゆっくな対流!

当たり前のことだけど、宇宙に冷やされて固まった星の上にいるんだなーって、不思議な実感が湧きました。

地球も宇宙も大好きになる旅でした。(*^^*)


皇心のセッションルーム Angel's smaile です


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。