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Crystal Heart ・・☆

私はどこから来てどこへ行くのか・・・光の世界を追いかけて

本与板城とお船生誕の地

2009年04月04日 | 天地人

週末は天地人の旅をしている我が家、今日は、 本(もと)与板城跡 に行って来ました。
土塁や空堀の跡が残っているので、草木の茂らないうちに行く事をお薦めしたい場所です!

駐車場が、休日と平日では違うので、ルールを守る必要があります。
また駐車場によっては、かなり歩きます。

この城は与板城より、ずっとワイルド!
今は観光のために木を切り倒し、細い道を舗装し、階段も整備してありますが、もとは昼なお暗かったのでは?

晴れた日が続いたのに、なお足下が悪く、本丸(実城)だけでリタイヤ。
他に、いくつかの廓(二ノ丸・三ノ丸など)や小さい神社があるようなんですが、今度は長靴持っていきます!(T^T)

それでも道々、カタクリやショウジョバカマの群生が、目を楽しませてくれました。
それと杉・・・ビッチリ杉の木ばかりで満開!

頂上の本丸も杉林。
それでもかなり間引いてあり、石碑や看板が見やすくなっていました。

本丸からの風景は、眼下の信濃川と、遠くの粟ヶ岳を見通す事ができます。
信濃川にかかる橋は、越後長岡百景の一つ与板橋。


本与板城の麓に、城主の館跡があります。
光西寺というお寺のあたり一帯。
お寺の駐車場に、天地人の著者、火坂雅志氏の書かれた「お船の方生誕御屋敷跡」の碑が建てられていました。
新品ピカピカです!


屋敷までの道がクランク式になっていたり、神社や船着き場跡など、今日も楽しく歴史を散歩してきました!


皇己のセッションルーム Angel's smail です。

与板城

2009年04月03日 | 天地人

先週末、降りしきる雪の中を、 与板城跡 に行ってきました。
本丸後の石碑(兼続の筆跡だそうで「所望事信一字:望む所の事は信の一字なり」とある)と城山稲荷神社(裏にある石像の狐がとってもキュート)。

城山への駐車場は、八坂神社の登り口の近く(ちょっと歩く)に作られており、駐車場の脇に「兼続の屋敷跡」の広場があります。

3月も末だというのに、本気で降ってましたね・・・雪。
しかし、それも風情。
ゆっくり舞い落ちる雪が、新しくなった石畳と竹林を、時間を超えた空間に演出してくれ、幻想的な気分になりました。


頂上の本丸跡に着くまで、郭跡、土塁、空堀などの跡を示す立て札があります。
お船の使ったという「お船清水跡」も、それを示す杭が立っています。

本丸跡には、兼続が会津移封の折りに記念に植えたという杉5本のうちの1本が「城の一本杉」として残っています。

この雪の中、4月半ば過ぎの山開きのために、地元の方が、お稲荷さんの御堂を整えに来てらっしゃいました。
中を見せて頂き、話を聞けて嬉しかったです。
私はどこへ行っても、こういうラッキーがあるようですね。

また休日だったせいか、八坂神社の登り口に、史跡案内のパンフを配ってくださる方もいらっしゃり、与板のマップや城跡の地図など、頂いてきましたよ!

与板にも、兼続の史跡ガイドをしてくれる 与板のボランティアガイド さんがいるので、お越しの際は利用するといいですよ!
以前、私もガイドをして頂き、とっても楽しかったです!


本丸からのながめ、兼続もこんな風景を、お船さんと一緒に眺めたんですね。
亭主と肩を並べて風景を眺めながら、ちょっとだけ、今様のお船さんの気分に浸りました。


皇己のセッションルーム Angel's smail です。

愛・天地人博 米沢2

2009年03月30日 | 天地人
2日目の朝は、 直江石堤 の見学から。

アバウトな地図しかなく、迷ったお陰で芳泉町にある「 うこぎ垣の武家屋敷群 」に出ました。
うこぎ は、兼続と景勝が米沢に持ち込んだといわれています。

残念ながら、冬なのでうこぎは幹だけでしたが、武家屋敷の石垣や藁葺きの家々など、興味深く見せて頂きました。
米沢市芳泉町の武家屋敷(YouTube動画)

直江石堤は武家屋敷のすぐ近くでした!↓

お城の石垣と違って、人が運べる石の大きさなんです。
石一つ一つから「人が作った人の温もり、人の強さ人の想い」が伝わってきそうです!


時間がなく、 直江堤公園 全体も龍師火帝の碑もを見れなかったので、また来ます!

というのも10時に おしょうしなガイド さんと待ち合わせ。
上杉神社周辺を無料でガイドしてくれる、頼もしい米沢の史跡案内人です!


雪の残る上杉神社↑
は言うに及ばす、上杉神社稽照殿(内部は説明外)、松岬神社、米沢城址などを中心に、1時間ほど、細かい石碑1つまで教えてくれます!
質問すれば何でも教えてくれますし、お願いして大正解でした!

余談で面白かったのが、 この写真(上杉神社の銅像)にある 鷹山の袴を直江袴というんだそうです。
兼続が考案したものを、鷹山は仕事着として常に着用しており、後の女性のもんぺへと、形を変えてゆくことになったとか。。。

歴史は、見えない話が面白いものですよね!

それにしても兼続はすごい!


鯉の唐揚げが美味しかった、兼続御膳↑

帰りに公園内の 上杉城史苑 でお土産を買い、食事をして帰ってきました。

兼続は、武家屋敷で鯉を飼うことも奨励し、食用にしたそうです。
2年くらいで食べられるようになり、城の堀にいるような大きな鯉は、硬くて不味いとガイドさんの話でした。

まだ寄れなかったところもいろいろあるので、今度は日帰りでチャレンジしたいと思います!


皇己のセッションルーム Angel's smail です。

愛・天地人博 米沢1

2009年03月29日 | 天地人

先週の連休を利用して、米沢に 天地人を訪ねる旅 をしてきました。

米沢って遠いだろうと思っていたら、家から上杉神社の駐車場まで、高速使って3時間・・・日帰り可能な距離でした。

何はともあれ、 春日山(かすがさん)・林泉寺 へ。

兼続夫妻の墓を始め、景勝の側近、仙桃院や菊姫(甲州夫人)など上杉家の藩主夫人などの墓所。
兼続夫妻の万年塔は1mくらいかな?と思っていたら、屋根の上まで2mくらいあり、大きさに驚きました。

また寺宝に兼続の画像や謙信の毘沙門天など、一見の価値ありです!

林泉寺には、説明をしてくれる史跡ガイドボランティアさんがいてくれ、いろいろ話を聞くことができました。
その方にいろいろ教えて頂き、次は徒歩で 上杉家御廟所 へ。

有事の時のために杉の木が植えてあるんですが、もう・・・杉の花見状態・・・ハックション!!

私、景勝が会津に行った時も米沢に来た時も、ずっと謙信の遺体を自分の側から離さなかったことを知らなくて、あの時代において、謙信がどれほど大きな存在だったのかを、あらためて考えさせられました。

歴代の藩主の位牌は、上杉家御廟所の入口にある 法音寺 さんにあるそうです。
見せて頂けるのかどうかわからず、今回はパス!

最後に米沢市 上杉博物館(伝国の杜) 天地人博2009 へ。

本気で見るなら2時間は必須!

南魚沼の天地人博が市民参加型の熱い雰囲気だとすると、米沢の天地人博は、すでにある歴史施設などを使った展示で、とてもスマートなイメージ?
知的に物を見せてくれます。

大河ドラマに関しては、小道具や衣装などが多かったです。

また国宝・上杉本洛中洛外図屏風の中で遊べる、コンピューターグラフィックのコーナーも面白かったです。

全部見切れないうちに閉館時間となり、米沢牛を食べて、この日はホテルへ・・・
翌日は、上杉神社を中心にまわりました。


皇己のセッションルーム Angel's smail です。

愛・天地人博 南魚沼

2009年03月20日 | 天地人
15日の日曜日に、 愛・天地人博 南魚沼 に行ってきました。
その前の休みにも、南魚沼市の兼続関連の史跡を見に行って来たのですが、週末は兼続・・・

愛・天地人博は、現在新潟県の南魚沼市と上越市、山形県の米沢市で開催されています。(福島は不明)

実は何が展示してあるのか、まったくわからない。
でもきっと兼続だろう・・・というノリでお出かけ。(笑)

愛・天地人博 南魚沼 は、旧六日町駅の近く、南魚沼市役所(旧六日町市役所)の駐車場に建物があります。

入場者には、もれなく魚沼産コシヒカリ1合プレゼント!
ちょっと美味しい兼続。


ロケ地気分で兼続(妻夫木君)のパネルと写真が撮れるコーナー。↑

展示してあるのは、主にNHKの天地人第1話~5話くらいまでの、南魚沼市での撮影関連のもの。
衣装・小道具・撮影風景の映像・裏話などなど盛りだくさん。
謙信が弾いて与六が拾った矢も、興味深く見てきました。

地元の ロケお助け隊だより に、ちょっと裏話があるので紹介。

撮影風景の映像が面白くて、何度も見ちゃいました!(NG集?と大笑)


甲冑をつけた気分になれるコーナー。↑(実際に甲冑姿で歩いてる人がいてビックリ!)

後は、浮世絵でたどる兼続の歴史。
これは兼続が描いてあるというより、有名どころの武将や史実の絵を見ながらたどる感じ。

「水を治めるものが国を治める」という言葉があるけど、兼続は、治水に長けた人だったんだなと思いましたよ。
坂戸城の下なんか、昔は沼地だったのを、兼続が治水工事をして田畑にしたらしいです。

もう一つ こめつぐ君・かまかつ様・しゃもじー のグッズがほしかったの!
絵は可愛い~~~!

作る気があるのかないのか、「たぶん作ると思うんですけどねぇ~。まだ、できてこないんです。」と暢気なお返事。
思い切りガックリしました!

ここはまた行ってみたいです。

ということで、明日から米沢に行って来ます!


皇己のセッションルーム Angel's smail です。

雲洞庵

2009年03月09日 | 天地人

←天地人のカテゴリーマークです。
ハマってます!「亭主」が・・・
日曜日は、飽きもせずBS.h→総合→BSと日に3回観てます。

昨日は 南魚沼市にある天地人の史跡 、雲洞庵や坂戸城跡に行ってきました。

我が家から 雲洞庵 の駐車場まで、高速道路を使って1時間チョイで着きます。
HPには、「通年拝観9時~」ってあったのに、『3月末までは9時半~』!

ちょうど9時だったので、先に坂戸城跡へ行こうとして道に迷い、 銭渕公園 に出ました!

景勝の父、長尾政景の生涯の地だったのでは?という説もある場所です。
公園内にあるのが、 直江兼続公伝世館
兼続を大河ドラマにするまでの経緯や、一番上の写真の甲冑(上田衆の側近達が使ったものを再現)、兼続が使った物などが展示してあります。
一見の価値ありです!

公園から歩いて10分かからずに、坂戸城跡に行くことができます。
城跡は駐車場が狭いので、この方法がいいかもしれません。
ホントに今年は雪がないですが、積もって見えなくなった時のため、史跡案内の石碑に、ポールが巻き付けてあります!(家来屋敷跡)

現在の 坂戸城跡 の石碑のある場所は、実際に景勝が生活した「御館」の跡。
本城(本丸)は山頂にあり、その奥にまだ奥城があったらしいです。
今、山頂に行くとなると、長靴が必須ですので、行きませんでした。


↑左が直江兼続、上杉景勝生誕の碑。奥が坂戸城跡の碑。


坂戸城跡から車で10分くらいで雲洞庵!↑
すごい人です!
関東、関西、青森などのナンバープレートにビックリ!
このシーズンですら、お昼着で行ったら、長蛇の列で駐車場には入れないです!
4月以降どうなるのか、考えると・・・

私は早かったのでサクッと入って、見学できたのですが、とにかく人・人・人!
私もその一人なんですけどね。(笑)

本堂の窓には障子戸がついてますが、座禅を組んだり学んだりする場所には、窓に格子があるだけ!
厳しい環境で学んだんだなぁと、季節がらなお身にしみました。

まぁ建物自体は江戸時代以降の物なので、雰囲気だけ「兼続」ってところでしょうか?

今度は天地人博にチャレンジしたいと思います!


皇己のセッションルーム Angel's smail です。

兼続 お船ミュージアム

2009年02月15日 | 天地人

先週に続き出かけた長岡市与板町。
ここに 与板歴史民族資料館 がり、最近、兼続 お船ミュージアムとしてリニューアルオープンしたので、寄ってきました。

←平成元年に作られた兼続の像が入口に。

兼続のもとの姓は樋口。
お船のところにお婿に行って、直江という姓になったんです。
与板は、兼続がお船と一緒になってから住んだ場所、つまり直江家の領地です。
そして本与板城が、お船の父親と前夫が住んだ場所で、与板城が兼続と結婚してから会津に移封されるまでの間、住んだ場所です。

本当にラッキー!
館内に入ったら 与板のボランティアガイド の方が、初研修でガイドしてくださるということで、マンツーマンでガイドしてもらっちゃいました!

ここには有名な「愛」の前立てのある甲冑のレプリカがあるんですが、これは 小田原征伐 の時に着たものだとか、これも有名な 直江状 の原本はないなど、はじめて知りました。

また、 御館の乱 の勢力分布図も、思った以上に影虎側が多く、興味深く話を聞いてきました。

またお船が信綱と結婚した時に、家臣に宛てた書状の著名が、まず跡取り娘のお船が先、次に婿の信綱という順で書かれていて、嫁は弱いが婿取りは強いんだ~!と、驚いたりもしました。
この書状の著名が、唯一お船の名前が残っているものだそうです。
お船は、80才まで長生きしています。

お船が強かったのか、本当に愛していたのか、兼続は浮気をしなかった(側室を持たなかった)そうです。

その他に「移封」について当時の話を聞いたのですが、景勝が会津に移封される頃は、「農民以外すべて持って出る」という決まりだったそうです。
それこそ、墓も位牌も町人も・・・
それでも兼続を慕って、農民がついて行ったということですから、いい領主だったんでしょうね~。

さて、館内に「天地人お船の方」という大河ドラマの展示スペースがあり、実際に大河ドラマでお船が使った小道具や衣装が展示してあります。

打ち掛けもおいてあって、自由に着てみれます。
ちょっとお姫様気分♪

館内、このコーナー以外は撮影禁止で、何も資料を写してこれず、メモ帳片手に聞いてきました。(汗)

見にくいですが、大河ドラマの役者さん達のサインがズラッと・・・


このミュージアムは、2月いっぱい無料です!
ボランティアガイドさんも、3月いっぱいまで無料です!(ただしミュージアムと徳昌寺くらいしかまわれませんが)

今のうちにと思う方は、どうぞ!!


皇己のセッションルーム Angel's smail です。

天地人はまだ厳冬

2009年02月08日 | 天地人

↑直江家の菩提寺 徳昌寺

今年のNHK大河ドラマ 天地人 の主人公、直江家の城があった長岡市与板町に行ってきました!

与板は、我が家から車で20~30分、兼続関連の史跡では一番近いかも?
なのに「兼続って誰?」で始まった、今回の大河ドラマ。
始まった途端にハマっています!
当然、与板の史跡なんか行ったことも見たこともないので、ワクワクです!

が・・・今日は与板には史跡を見に行ったんじゃなく、食べ物を買いに・・・

朝起きると同時に亭主が、「与板に美味しい大判焼きの店があるらしい。食べたい!」と言いだし、与板で有名な石黒大判屋へ行くことに。

与板なんて滅多に行かないから、お店の場所も分からず、地域交流センターまちの駅「よいた」で店探しから開始。
「観光するなら大判焼きを予約してから行った方がいいよ。お客さんが行列になってて、なかなかできないからね。」

・・・そんなに凄い大判焼きなの?

「みちの駅」から徒歩2分ほどでお店に着きました。
大判焼きの石黒さん の大判焼きは凄かった・・・!!
普通の大判焼きの軽く2倍の厚さ!
パンパンにあんこが入っていて、食べるとあふれ出してくるの!
クリームの大判は、シュークリーム何個分のクリーム入り???
焼き上がったアツアツをラップと紙で包み、紙袋とレジ袋に入れて保温して渡してくれます。

お客さんが少なく、5分ほどでできあがりました!(ラッキー!

帰ろうとお店を出て、すぐの路地の奥を見たら徳昌寺。。。
こんなところにあるの~!!と寄ったのですが、まだ冬囲いがしてあって、建物や彫刻などがよく見えませんでした。

ついでに 与板城跡 と本与板城跡(兼続以前の城主の居城)に行ったんですが、どちらも整備中で重機が入っていて、行くことができませんでした。

「4月になったら完璧だから、また来てくれ!」

と、地元の方にいわれたんですが、とんでもなく観光地化された、別世界になっていそうです。

今年は、地元の天地人の史跡の話も書けるといいなと思っています!


皇己のセッションルーム Angel's smail です。