東京も変わった

昨日、銀座のキヤノンギャラリーからの帰り道、
東京駅で買い物するために寄り道したついでに
駅とその周辺を少しばかり散策しました。
東京駅といえば、田舎者が新幹線で降りて
その広さや巨大さに圧倒される場所(笑)
というのは数十年前にやってきた私のような
本物の田舎者ぐらいなんでしょうが、首都の
玄関口であることには変わりなく、年々変化
し続けています。
私が来た28年前の東京駅は八重洲口に大丸が
ドーンとあったんですが、今は上の写真のように
サイドに追いやられて入口はコレ↓

周辺のビルも建て替えが進んで、丸ビルも新丸ビル
も新しく高くなりました。さらに八重洲側もどんどん
変化し、トウキョウスクエアなる建物がいつの間にやら
建っていました。

近い将来、さらなる高層ビルが建つらしいので
あと20年も経つとどうなるのか想像もつきません。
昨日は、師匠の写真展を観た後だったので
28年前東京へ単身出てきたときの事を少し思い出
してみたくなり、駅周辺を歩きました。
そこで感じたのは、建物だけでなく、歩いている
人も大きく変わりましたね。
大丸の中も街中も多く目立つようになった中国から
の観光客です。
ここは国内の玄関口というより、海外からの
玄関口へと変わっていきそうです。
2020年には東京オリンピックも開催されるわけで
すから。。。

とりあえず

午後から師匠の写真展を観るために
銀座へ足運びました。
昔のように写真展を観るためだけに
出かけることができない余裕のない
暮らしをしているので行く意欲も薄
れ自然と足が向かなくなりました。
しかし、それでは写真屋として
寂しすぎるので、せっかく師匠の写真を
観れるいい機会でもあるからして
今日の午後はひさしぶりに写真を観る
ために銀座へ！
今回は合同展示なので一人が展示できる
スペースも限られてはいましたが、
たとえ数点でも師匠の写真を久しぶりに
観れたことは幸運でした。
いくらSNSが発達していろんな写真を
観れるようにはなってもアシスタントの
頃のように全てを観ることはできません
から。。

ところで、師匠の作品を観て思うのは
年を重ねるごとに進化しているのでは？
数も撮っているでしょうが、常に私の
遥か先をいってるようで、この30年間
ずっと背中を見て私は走っているような
気がするのですね。私自身も30年以上
写真で食ってるんですが、とりあえず
やっているという感があるんですな。
今回は師匠の作品をじっと見つめながら
自分の作品のテーマについて考えました。
とりあえずではなく、もっと明確な
テーマを。

どれが真実？

写真の仕事をしているとそれに付随する
多種多様な質問などを受けるのですが、
生業としている身としては誠実にお応え
する義務があると考えているので、どん
な質問でも写真に関してはお応えするの
が私のスタンス。
先日下の写真をFBにアップしたら、お客
様からご好評で、場所やカメラは勿論、
どうやって撮影したのかということも
質問されました。

翼がぶれていますが、胴体は止まっている。
日中シンクロでストロボ発光し、200分の1で
撮影しているので、速い翼の動きは流れて
残像が記録されます。プロの写真家であれ
ばごく普通の撮影法で、鳥の動きを表現する
一つの手法として当たり前のように使います。
止めようと思えば以下のようにすればイイだけ

こちらは1250分の1のシャッタースピードで
撮影。フィルムの頃だと露出の問題があって
1000分の1以上のシャッタースピードは
そうそう使用できませんでしたが、
高感度撮影が可能となったデジタルカメラなら
簡単です。
面白く撮るというのならどんな方法でもいいと
思っています。好みの技法を使えばイイのです。
ただ、記録としての写真ということを考えると
はたしてどうなのか？
これは写真を始めた33年前からの私のテーマでも
あるんですが、シャッタースピードと絞りの
設定で同じ風景を同じ環境で、しかも同じカメラ
とフィルムを使っても写る像が変わるということ。
先日のロイターのJPEG画像しか受け取らないと
いう事ともつながるのですが、今のデジタルデータ
をRAWデータから現像することで、極端な色操作
や形のデフォルメが簡単に誰でもできるように
なって事実と大きく異なるという問題が起きて
います。実はこれはフィルム時代からも似たような
問題はあったのです。設定やフィルム、そして
フィルター(レンズも)を使えば、似たような
ことは出来ました。
写真の場合、止まった画を見せるため、シャッター
スピード一つ変えるだけでも違う印象を与えて
しまうモノになってしまうので、いつも違和感
があるのです。
上の写真はこれ以上撮りようがないのでは？
と思われるかもしれませんが、簡単に変えられます。
20年前にフィルムを使用して、125分の1でシャッター
を切っています。コレにNDフィルター+
偏光フィルターを使用して、スローシャッター
で撮ればどうなるか？
雲の動きが速くて風もあるので倒木以外は
ぶれて流れてしまうでしょうね。
いったい、どう撮るのが真実か？
考えてしまうのです。

そしてこの疑問に対して少しでもいいから
答えを見いだそうと1テーマ閃きました(^^)
来年はその1テーマをやってみよっかなぁ～～～
と思った今日の23時過ぎ、
仕事進まず横道それまくる自分(T_T)

写真展へ行かないと、、、

デジタル時代の今、まさに今は家に居ながら
仕事が何でも進む進む。
恐ろしいほどにね。
商品があれば撮影して直ぐ伝送。
電話しなくてもメールで指令はガンガン届くし
言うことありませんね。
というより、話す暇もなければ相手もいない。
目の前にあるPCと仕事して、そこからメールで
やり取りする。
これで仕事が進んでいくから恐ろしいのだ。
昨日は朝から晩までデスクと撮影テーブルを
行ったり来たり。
やっと外へ出たと思ったら、仕事は15分という
早業で終了。
被写体とクライアントさんにチョイお話して
サッサと帰ってきてまたPCと。
今の私の友人は植物とPCですね。

そんなこんなで時間ばかりが過ぎて外へも
出れず、観たい絵画展・写真展にも行けず。

でもなんとか25日までの師匠の写真展には
足を運びたいから本日は6時起きでお仕事中。
10時からは撮影があるからさっさとやらないとね。

こんなけ必死でやっても終点が見えないのが
今の仕事(T_T)

そういえば昨日撮影した声優さんたちもそうで
今はテレビではなくゲームが主流。
大昔のゲームと違って、その台本の凄さや！
あれこそ終わりがありません。
なんせ台本というより辞書ですね。

あ～～～～～～恐ろしや。

どうしても美味く作れません

本日は室内であれやこれやとやって
いたら、あっという間に外は真っ暗。
ずいぶんと日が短くなりましたね。
仕事もあるけれど家に居るから
外から帰ってくる家族のために
お昼を作らねばなりません。
料理を食べるのは大好きだけれど
作るのは大嫌いな私なので、
作るもので悩まないようにして
います。

悩むと作れなくなるからネ。。。

といううわけで本日はカレーライス。
数日前に作ったばかりですが、
適当に切って煮込みながら、そばで
仕事が出来るから、私の選択はコレ
しかあり得ないのでありまする。

とにかく冷蔵庫にある野菜と肉を
切ってぶっこんだって感じ。

「見るからにまずそ～～～」

一応私も食べましたが、食い終わった後、
やや気分が悪くなりました。
点数つけると50点ぐらい、、かな？

で、家内が食べてくれましたが、
意外なことに「美味い！」とのこと。

すごくいい加減に作ったんで、
褒められて喜んでいいのか悪いのか、、