状況は写真も同様です。

先日、ウェブのニュースでクリーニング店の現状が掲載
されていました。円安で燃料費の高騰・不況で消費者の
財布のひもが固くクリーニングを利用しない等の理由で
個人店は経営がかなり苦しいようです。私自身も今年か
ら出来るだけクリーニングに出さないように、シャツ＆
ズボンは自分で洗濯アイロンがけをするようになりまし
た。最初は面倒でしたが、慣れてくると空いた時間で
かけられたりするので、かえってクリーニング店に行く
のが面倒になりました。おかげで年間15,000～20,000円
の節約ができそうです。これもクリーニング店にとって
は逆風でしょうか？あと10年経っていったいどれぐらい
のクリーニング店が残るのか考えただけで怖くなります。
この状況は実は写真業界と重なるものがあります。
今私がやっているアイロンがけは、プロのプレスマンと
比べると明らかに下手っぴいなんですが、
「これぐらいでいいや」
と居直り小さい仕事は自分で処理しているのです。
写真もそうで、デジタル撮影が当たり前となった今、
小さな撮影はどこもかしこも自前で片付けてしまうのです。
少々暗かろうがブレていようが関係ないのです。
そしてさらなる技術革新で、写真撮影はどんどん減って
いるので、とてもとても明るい未来はありませんね。
写真の10年後は、もっと怖いですネ。
10年後、はたして私は写真業界に身を置いているんで
しょうか？