ボクの生命線

♪松山市総合コミュニティセンターの暮れなずむエントランスホールから
東に街の明かりを望み、久しぶりにキャメリアホールにも灯が入る。


♪エレベーターでB2へ、第3練習室のドアを開けると、
ここがギタリストのボクの生命線。もう18年になるなぁ、土曜日の夜は。
晴れの日はもちろん雨の日も風の日も嵐の日も通った。

鏡以外に何もないここにボクの人生がある。
ボクがギタリストであるかぎり、ここで素になる。

愛媛大学ギタークラブ

の皆さんがニイカワ楽器に新入部員のギター購入にきていた。
フラメンコギターのレッスンの音を聞きつけて、社長に演奏を所望された。
円陣を組んで目をキラキラと輝かせた学生さん達がニコニコ

41年前の自分を見る思いで3曲弾かせてもらった。
放った約10000個の音の一つでも、若者の心に突き刺さってくれたら本望。
ギターが彼らの人生を彩ってくれればそれも本望。頑張って楽しんで。

あれからずっとお世話になっています。いつまでもお元気で社長と奥様。