作者:今野緒雪 コバルト文庫
あらすじ:11月に入った最初の月曜日。
つぼみ3人が集まる中、由乃の爆弾発言で
妹をオーディションで選ぶということを。
違和感を覚える祐巳だったが、祥子さまは乗り気で、
祐巳を参加させようとする。
翌日には新聞部もオーディションのことを知っていて…
てわけでやっと久々にストーリー進行ですよ。
以下ネタバレなので文字色反転。
いやあ、確定ではないとはいえやっと決まってきたなあと。
バッサリと可南子を切り捨てたのはちょっとびっくりしましたけど、
とりあえず祐巳のほうは、次くらいで収まりそうですね
しかし、祐巳はこれに限らずここまでバッサリ切りまくる子だったかなあw。
いろんな意味で成長してるのには賛否ありそうです。
僕は賛成派ですがw。
そして由乃のほうも、急転直下な話ですが、種はまいた感じ。
まだ何ともいえない状況ですけど、確かに彼女に妹を持たせるとするなら
これしかないだろうなあ、といえる感じでした。
で、言ってしまえば今回はこの2人よりも外堀埋めが楽しかったですね。
蔦子、真美2人の妹が確定しましたし。
前者はまあ、短編でいつかそうなってほしいと思ってたんで、
ほぼ納得いくよい感じでまとまりましたが、
後者はちょっと唐突かなあw。
短編とかで少し補完していただきたいところ。
そして、白薔薇姉妹は相変わらず脇なのにいい立ち回りでw。
ファン心理をしっかり掴んでてよい感じです。
後、あれですね。
去年と今年の1年生を比較することで、
祐巳の「タンポポ」というのを何気に引き立ててるのは個人的に○。
目立ちにくいけど根は強いということを、
同じアコガレでも、祥子さまに対する祐巳のそれと、
今回の祐巳に対するモブ1年生のそれとは、
明らかに違うことを示しているのは面白かったです。
とりあえず全編通していえることは、とりあえず一つの収束へ向かいつつ
それでも新たな種をまきつつで、うまいこと更に先を
書ける様にした、あるいはコバルトの短編ネタを増やしたなあと、
そう思う一冊。
作品単体としては、個人的には過去の中ではまあまあな感じ。
由乃のパワー一つで全てを持っていったのは正解だった気がします。
でも、いい加減ツンデレのデレも見たいんですけどw。
評価:☆7
あらすじ:11月に入った最初の月曜日。
つぼみ3人が集まる中、由乃の爆弾発言で
妹をオーディションで選ぶということを。
違和感を覚える祐巳だったが、祥子さまは乗り気で、
祐巳を参加させようとする。
翌日には新聞部もオーディションのことを知っていて…
てわけでやっと久々にストーリー進行ですよ。
以下ネタバレなので文字色反転。
いやあ、確定ではないとはいえやっと決まってきたなあと。
バッサリと可南子を切り捨てたのはちょっとびっくりしましたけど、
とりあえず祐巳のほうは、次くらいで収まりそうですね
しかし、祐巳はこれに限らずここまでバッサリ切りまくる子だったかなあw。
いろんな意味で成長してるのには賛否ありそうです。
僕は賛成派ですがw。
そして由乃のほうも、急転直下な話ですが、種はまいた感じ。
まだ何ともいえない状況ですけど、確かに彼女に妹を持たせるとするなら
これしかないだろうなあ、といえる感じでした。
で、言ってしまえば今回はこの2人よりも外堀埋めが楽しかったですね。
蔦子、真美2人の妹が確定しましたし。
前者はまあ、短編でいつかそうなってほしいと思ってたんで、
ほぼ納得いくよい感じでまとまりましたが、
後者はちょっと唐突かなあw。
短編とかで少し補完していただきたいところ。
そして、白薔薇姉妹は相変わらず脇なのにいい立ち回りでw。
ファン心理をしっかり掴んでてよい感じです。
後、あれですね。
去年と今年の1年生を比較することで、
祐巳の「タンポポ」というのを何気に引き立ててるのは個人的に○。
目立ちにくいけど根は強いということを、
同じアコガレでも、祥子さまに対する祐巳のそれと、
今回の祐巳に対するモブ1年生のそれとは、
明らかに違うことを示しているのは面白かったです。
とりあえず全編通していえることは、とりあえず一つの収束へ向かいつつ
それでも新たな種をまきつつで、うまいこと更に先を
書ける様にした、あるいはコバルトの短編ネタを増やしたなあと、
そう思う一冊。
作品単体としては、個人的には過去の中ではまあまあな感じ。
由乃のパワー一つで全てを持っていったのは正解だった気がします。
でも、いい加減ツンデレのデレも見たいんですけどw。
評価:☆7