作者:紅玉いづき 電撃文庫
それはあえていうならば、
染まりきる前のキノを初めて読んだのに近い衝撃…
今のキノが嫌いというわけではなく、
むしろ好きですけど、
でも今の時雨沢さんに書くことが出来ないと思う
そんな雰囲気を持ったお話。
2007年電撃小説大賞<大賞>受賞作品です。
いわゆるラノベという体裁は一切なく
どう見ても一般小説と呼べる部類
絵といえるものはカバーにしかなく、
本文に一切の挿絵がない、電撃としては異端ですが
この装丁をしようとしたスタッフには敬意を表したいです。
まあ、過去に本当はいくつかありますけどw。
一言で言うならば、ありふれた大人の童話。
魔物の棲む森に訪れた一人のやせた少女ミミズクと
人間を疎んじながらこの森を支配する魔物の王との
様々な意味での邂逅のお話。
全般的な展開を取るならば
決して奇をてらうことはなく、驚きもないストーリーですが
圧倒的ながらにさりげない感情の描写と、
ミミズクという主人公を含めた
数多くのキャラ設定の見事さで
その特に狙いもなく進行するストーリーを盛り上げています。
何をもって名作というのかはわからないですが
少なくともここ数年の電撃の大賞では
明らかにレベルが違う出来。
これで新人というならば末恐ろしいと思います。
というわけで、とりあえずオススメ出来ますね。
個人的には読みきり作品では月の盾に継ぐ位
お気にいったかな。
評価:☆9
それはあえていうならば、
染まりきる前のキノを初めて読んだのに近い衝撃…
今のキノが嫌いというわけではなく、
むしろ好きですけど、
でも今の時雨沢さんに書くことが出来ないと思う
そんな雰囲気を持ったお話。
2007年電撃小説大賞<大賞>受賞作品です。
いわゆるラノベという体裁は一切なく
どう見ても一般小説と呼べる部類
絵といえるものはカバーにしかなく、
本文に一切の挿絵がない、電撃としては異端ですが
この装丁をしようとしたスタッフには敬意を表したいです。
まあ、過去に本当はいくつかありますけどw。
一言で言うならば、ありふれた大人の童話。
魔物の棲む森に訪れた一人のやせた少女ミミズクと
人間を疎んじながらこの森を支配する魔物の王との
様々な意味での邂逅のお話。
全般的な展開を取るならば
決して奇をてらうことはなく、驚きもないストーリーですが
圧倒的ながらにさりげない感情の描写と、
ミミズクという主人公を含めた
数多くのキャラ設定の見事さで
その特に狙いもなく進行するストーリーを盛り上げています。
何をもって名作というのかはわからないですが
少なくともここ数年の電撃の大賞では
明らかにレベルが違う出来。
これで新人というならば末恐ろしいと思います。
というわけで、とりあえずオススメ出来ますね。
個人的には読みきり作品では月の盾に継ぐ位
お気にいったかな。
評価:☆9
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とりあえず毎年2月は
先に新人から読むことにしてるので…
既に2月も終わりかけでまだまだ
ツンデレなのでやばいっすorz
今は針山さん読み進めてる状態で、読破次第移行しようと思ってます
"ラノベっぽくない"ってのが期待を更にそそってくれますね^^