作者:支倉凍砂 電撃文庫
第12回電撃小説大賞 銀賞受賞作
多分?中世をイメージした世界での
行商人と、豊作を司る狼神を名乗る娘が繰り広げる
道中記とでもいえばいいのですかね。
すごく言葉に表しづらい小説なんですよね。
どこか取り立てて注目すべき要素があるわけでもないし、
テーマ設定が特筆すべきでもない。
筆致が素晴らしいとも言いがたい。
なのに、何か心にほわっと残る暖かさが漂うお話なんですよ。
亜文主役である2人のキャラ設定が実に完成されていて
しかも実に魅力的なキャラであり、
その2人のいい意味での化かし合い、ウィットが
心地いいことが大きいと思いますね。
この味こそが多分この作品のキモだとすら感じました。
そんなわけで、近年のラノベにしては至極真っ当というか
萌えもぶっ飛んだ要素もないものですが、
それだけに新鮮なのかもしれません。
少なくとも銀賞以上の価値はある作品でした。
オススメ
評価:☆8
第12回電撃小説大賞 銀賞受賞作
多分?中世をイメージした世界での
行商人と、豊作を司る狼神を名乗る娘が繰り広げる
道中記とでもいえばいいのですかね。
すごく言葉に表しづらい小説なんですよね。
どこか取り立てて注目すべき要素があるわけでもないし、
テーマ設定が特筆すべきでもない。
筆致が素晴らしいとも言いがたい。
なのに、何か心にほわっと残る暖かさが漂うお話なんですよ。
亜文主役である2人のキャラ設定が実に完成されていて
しかも実に魅力的なキャラであり、
その2人のいい意味での化かし合い、ウィットが
心地いいことが大きいと思いますね。
この味こそが多分この作品のキモだとすら感じました。
そんなわけで、近年のラノベにしては至極真っ当というか
萌えもぶっ飛んだ要素もないものですが、
それだけに新鮮なのかもしれません。
少なくとも銀賞以上の価値はある作品でした。
オススメ
評価:☆8
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