作者:支倉 凍砂 電撃文庫
今年の電撃の銀賞でありながら、
実は大賞よりも評判がよかった作品の第2弾。
今回は、取り扱った物品の暴落に
密輸にと、前回に増して商人くささというか
商売的な方向の駆け引きを強めた感じですね。
こういう下手をすれば難解で泥臭くなりそうな
内容を、うまく流れるように書くあたりは
流石だなあと思うわけで。
ただ欠点を言うならば今回は
ホロとロレンスの掛け合いが若干物足りない。
正直な話、この作品のキモというか
最も面白かったと感じられた部分は
なんでもないトークと、絶妙な
感情の駆け引きだったんですけど、
それが今回はちょっと薄いかなあ。
ちゃんと燃えるシーンも萌えるシーンも
入っていて申し分は無いですが、
僕としてはもう一歩欲しかった。
とはいえ、続編としてみる分には
安定していましたし、いい出来でしたね。
次も是非に買います。
評価:☆8
今年の電撃の銀賞でありながら、
実は大賞よりも評判がよかった作品の第2弾。
今回は、取り扱った物品の暴落に
密輸にと、前回に増して商人くささというか
商売的な方向の駆け引きを強めた感じですね。
こういう下手をすれば難解で泥臭くなりそうな
内容を、うまく流れるように書くあたりは
流石だなあと思うわけで。
ただ欠点を言うならば今回は
ホロとロレンスの掛け合いが若干物足りない。
正直な話、この作品のキモというか
最も面白かったと感じられた部分は
なんでもないトークと、絶妙な
感情の駆け引きだったんですけど、
それが今回はちょっと薄いかなあ。
ちゃんと燃えるシーンも萌えるシーンも
入っていて申し分は無いですが、
僕としてはもう一歩欲しかった。
とはいえ、続編としてみる分には
安定していましたし、いい出来でしたね。
次も是非に買います。
評価:☆8
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