レポーター:ロマンチスト
闇の子供たち
この作品を見るのには勇気がいりました。
実際に人身売買の話を聞いたことはありましたが、都市伝説的な側面があるのかなと思っていました。しかし、それは実際に存在し、子供には値段が付けられている現実がありました。
日本にも以前は、間引きと呼ばれる嬰児殺しをする文化が存在していました。それと比べることはできないけれども、子供が子供の意志に関係なく殺されたり、モノとして値札が貼られる現実には非常にやるせない気持ちを感じました。生まれは運命的で、選びようがありませんが、この作品の子供たちには、自らの生死を選ぶ権利もなく、ただの消費物としての人生を歩んでいます。
子どもの権利条約という権利を考えた時に、それが真に必要とされるのは子どもたちであり、道具やモノではない一個の生命体としての尊厳を尊重するのは、周りの大人達に依拠せざるをえません。結局は子どもが子どもらしく生きるということは、周りの環境によって作られます。従って子どもの権利条約は、子どものための権利ではありますが、周りの大人への物言わぬ子どもたちの宣言文と言えるのではないでしょうか。
喜んで楽しいよと、人に勧める映画ではありませんが、現実から目を背けてはいけないという思いからこの作品を紹介したいと思います。
モデレーターのコメント
確かに「楽しい」映画ではありませんが、この映画を見て真剣に考えることができるならばそれは平和の文化に値するものだと思います。現実に子ども達が売買されている事実の告発であり、子どもを尊重する立場に立っています。
ピースキー:
(1)生命の尊重 (2)非暴力 (4)傾聴
闇の子供たち
この作品を見るのには勇気がいりました。
実際に人身売買の話を聞いたことはありましたが、都市伝説的な側面があるのかなと思っていました。しかし、それは実際に存在し、子供には値段が付けられている現実がありました。
日本にも以前は、間引きと呼ばれる嬰児殺しをする文化が存在していました。それと比べることはできないけれども、子供が子供の意志に関係なく殺されたり、モノとして値札が貼られる現実には非常にやるせない気持ちを感じました。生まれは運命的で、選びようがありませんが、この作品の子供たちには、自らの生死を選ぶ権利もなく、ただの消費物としての人生を歩んでいます。
子どもの権利条約という権利を考えた時に、それが真に必要とされるのは子どもたちであり、道具やモノではない一個の生命体としての尊厳を尊重するのは、周りの大人達に依拠せざるをえません。結局は子どもが子どもらしく生きるということは、周りの環境によって作られます。従って子どもの権利条約は、子どものための権利ではありますが、周りの大人への物言わぬ子どもたちの宣言文と言えるのではないでしょうか。
喜んで楽しいよと、人に勧める映画ではありませんが、現実から目を背けてはいけないという思いからこの作品を紹介したいと思います。
モデレーターのコメント
確かに「楽しい」映画ではありませんが、この映画を見て真剣に考えることができるならばそれは平和の文化に値するものだと思います。現実に子ども達が売買されている事実の告発であり、子どもを尊重する立場に立っています。
ピースキー:
(1)生命の尊重 (2)非暴力 (4)傾聴
権利って何なのでしょうね。誰に与えられているのでしょう。神?天皇?
子どもの権利はありますが大人の権利ってあまり耳にしませんよね。法律はありますけど。
大人だって生きにくい。そんな状況下で子どもの権利を守っていくのはとても大変なこと。
変わるべきものは何なのか。