TULIP業務日誌

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メルカリ1年間のまとめ その8 ミシン糸は売れる?

2022-06-27 14:27:33 | 12】 メルカリ初めてみたら

メルカリには、1本500円の工業用ミシン糸が、

びっくり価格で売り出されているのです。

仮の話、40本 3000円で出品の場合、

3000円-手数料300円-箱送料1150円 残り1550円

1本あたり39円。

家庭用ミシン糸200m巻きより激安な料金設定になっているようです。

では、なぜにそんなに安く出品できるのか?

考察してみました。

縫製工場では、ミシン糸は自前になっています。

なので、使用しないミシン糸が豊富に在庫しているのです。

残っているのはカラーがほとんどです。

カラーとは、白・黒・生成り以外の色のことです。

カラーには、シーズンとか流行色とかありまして、

毎シーズン、新色が出ます。

たとえ1枚の色違いでも最低3本の糸は必要です。1,500円です。

(量産の中に1枚しかないものもあります)

加工賃より高い糸代です。ですが・・・

去年の糸は、今年は使えない・・・😿

なので、毎年、毎年の積み重ねで、糸が大量に残っていくのです。💦

糸の構成も開発、進化していって、厳しい検査を乗り越えるために

開発された新しい糸を使うので、古い糸が 残る

でも、安売りしてある糸には、白、黒、生成り、紺などはほとんどありません。

毎年、連続して使われる色だからです。

スパン

テトロン

混紡

ニット用

ウーリー

種類の詳細は割愛しますが

太さも 80番 60番 50番 30番 もっとあります。

だから、次のシーズン、生産には使えず 残る

安い工業用ミシン糸は、縫製工場の経費で賄っています。

1本、約500円で購入しました。

少しでも高く買っていただくと助かります。

 

メルカリで格安販売 ミシン糸もあります


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