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TULIP業務日誌

アパレル縫製工場で培っ技術で楽しみながら 型紙・パターン作成 らくらく簡単なスローソーイングを公開

人がいないから縫製工場やめます

2019-07-26 15:27:34 | 43】 つまらない話

昨年、近くの縫製工場が生産をやめました。

アイテム的に 取引先的に 以前の当縫製工場と同じくらいのレベル

平成元年ごろのスタートなので、約30年

15年前ごろから中国人研修生メインになり 負債?はないけど

気のいい単身社長も70歳近くなったので もういいか

工場を片付けるのを手伝って、裏地 芯地を少しもらってきました。

もう1件は、若いバイタリティーのあるワールドワイドな起業家。

きれいなホームページに東京の大手のデパートなど取引先

世界的な仕事をされているし

新聞、テレビ 雑誌など、様々なメディアから紹介されたやり手の好青年

自社工房で縫製経験者と製造直売をやっていて

どのようないきさつなのか尋ねていないけど

工業用ミシンも製品も生地も資材も縫製機器も全て処分したそうだ

もったいない気もする


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繊維で糸を手撚りする方法

2019-07-26 14:23:19 | 13】 縫製便利技・小技集

手縫い糸で裾まつりなどをしていると、だんだんと撚りが戻ってきたりしませんか

撚りは戻しながら縫い進めていかないと 糸割れがおこり絡んできて縫いが汚くなってきますよね。

大抵は 作品に糸の付いたままの針を引っ張って右よりか左よりで撚りを加えて

元の撚りに近い状態以上に撚りをかけて縫い進めます。

通常の手縫い糸だと右きき用に撚りがかけてあるため、

左利きの人では、反対に撚りが強くなり、くりくりになったりしませんか

そのときは、撚りを戻して元の状態と同じくらいまで戻しますね、

工場では、なるだけ時間のかかる手縫いの箇所は少なくして縫製しますが

どうしても 手縫いに頼るところがあります。

これってミシンのオペレーターでは、苦手というかできない人が多いのですね。

ミシンはmax5000で使えるのですが・・・話がそれました💦

工場製品では、まつりの場合市販の手縫い糸は使わず、ミシン糸をつかいます。

その方が、丈夫できれいな目になるから(経費の負担にもならないし)

纏り糸とミシン糸とでは、糸の撚り方向が違うことが多いのです。

だから

撚りの加え方は 使っている糸の撚りを指先で回してみて、方向を確かめると良い

あと、手のひらを使って元の撚りにしていきます。

さて、ここでは、ミシン糸で ボタン付け 鎖ループを作る糸を撚ってみます。

過去の記事に写真があります。

ボタン付け糸の太さと構造

[作り方]

60番のミシン糸を4本を撚って1本にします。

計算によると60÷4 で 15番の太さになるはず💦

2mの長さで2本カット 2つに折って2本ずつ ミシンの撚りと同じ方向に撚りを強くするように

くりくりになる手前まで2本とも撚ったら

今度はその2本を一緒にして反対に撚る(撚る回数は半分になる)

平均にきれいに撚れたら 使用OK!

ボタン付け糸の太さと構造 ボタン付け用の糸を作る

 こちらの過去に記事の方が分かりやすいかも

 

・×祭り 〇纏り

貧しい小学生のころ「まつり」は「祭り」

「身揚げ」は「土産」

だと思っていた。どうでもいいか(^'^)


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柄合わせの裁断を簡単に楽に間違えずにやる方法

2019-07-26 12:37:37 | 13】 縫製便利技・小技集

最近のファストファッションでは

縫製がきたない ミシンがきれいでない 縫い目が自由?

表裏の区別がなく、切りっぱなし、糸が長く残っているなど 

日本製のブランド服として見るなら突っ込みどころ満載

でも、制作原価から考察すると、そうなるのかもね

日本人気質のいかにきれいで正確に縫うことが体に染みついてしまっているので

これをなんとか払拭しようかと・・・

適当に作ることができない大和人(-"-)

ファッションメーカーのサンプル縫いなどで裁断をしていると

失敗できない柄合わせが多くある。

格子などの柄では たて 横 左右等

メーカー(クライアント)から指示がある場合

たいていはパターンの数か所に線が引いてあって

「ここを柄の中心にしてください」

とか

現反の端にテープで「中心」とか貼ってあって

そこをサンプル工場・量産工場で見落とさないように気を付けて

柄合わせの場合

ウチではサンプル縫いのときに

生地を数枚カラーコピーして(カラーのない時代では白黒コピー)

これを適宜カットして指定の位置にパターン(型紙)に貼り付ける

全てを貼り付けなくても

要所

前中心 後ろ中心 バストライン 裾線 袖 ポケットなど

これでカット間違いなく裁断できます。

自慢ではないですが、裁断間違いをしたことがありません。

(逃げる生地で寸法が5mmやせてしまったことが1回あるけど なにか)

時間があるとき写真をとって・・・こうご期待・・・いつになることか

アパレル道場 パターン塾では、こんな指導もしています。


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