すっかり冬景色になってしまったが相変わらず気温は高めで今年も植栽されたツツジなどが狂い咲きしていた。
畑では収穫が終わり耕されている。
公園などでは冬支度が始まり人工の池の水抜き作業も始まった。
そんな冬支度はカラス達にとって恵みの季節でもある。
芝生の緑も見納めになりそうな時期にこうしてボソが集団で集まる。
この時は総勢200羽だった。
ボソの目的は収穫後の畑に残っている野菜である。
カラスは野菜が嫌いだと思っている人も多いがカボチャ好物のようだ。
耕された畑にはたくさんの昆虫もいる。
ボソはカボチャと昆虫の両方を食べていた。
カボチャを食べるボソ君。
こちらは水抜き作業が始まった公園の人工池である。
干潟のようになった池にはエビやタニシや小魚など驚くほどの生き物がいる。
私は人工池の水がなくなるのを見に行くのが楽しみである。
一時だけ干潟に変身するのである。
ツヤツヤしているブト君を発見。
目的に向かってダッシュ。
このくらいの水位になるとカラスでも平気だね。
水飲んでいるの?
池の中をうろうろして何かをくわえた。
これはタニシである。
多分オレンジ色の卵塊を石などに産み付けるジャンボタニシだろう。
期間限定のタニシをありがたく頂くブト君。
タニシだったら突いて食べられるよね。
嬉しそうな顔つきのブト君。
タニシを持って移動。
食べないで貯食するブト君もいる。
この顔が素敵。
こちらは番のブト君。
今年の繁殖はどうだったのかな?
私は都会に住んでいて都会に住んでいるカラスを観察している。
一見すると自然がないように思えるが決してそのような事はない。
さり気なく残っている草地や雑木林がカラスを始めめとする生き物たちの貴重な採餌場になっている。
また人工的な公園も貴重な生息域だという事は言うまでもないだろう。
カラスは都会では生態系のトップでありキーストン種だと考えられる。
カラスがいなくなったら生態系が壊れるのは間違いないだろう。
でもその事に気が付いている人ってどのくらいいるのだろうか?
自分に都合がよい事、自分だけが得する事、自分だけが・・・自分だけしか・・・
只それだけの人間が大多数かも知れませんね。
真実を観れない、真実を観られない、真実を知ろうともしない!
それまでの事です!
ご無沙汰しております。<m(__)m>
カラスが夢中になってタニシを食べている姿や大事そうに隠している姿は可愛かったですよ。
人間はそういった感覚を失う代わりに言葉を得たのでしょうけどそれが良かったのか、悪かったのか定かではないですね。
ウチの近所の畑でコノ光景みました。
納得です。
都会に住んでた頃にはゴミの日にカラスがくるので掃除が大変でした。
環境に順応するというか、棲み処で
餌となるもので一番美味しいモノを知ってるんですね。
コメントありがとうございます。
元祖カラスのブログです。
最近はツイッターで呟く事が多くなり更新が遅れがちですがこれからもカラスの事を伝えて行きたいですね。
カラス達の食べ物探しの能力はすごいですよ。
今日もタニシを見つけていました。
この時期のご馳走なんですね。
人間によってカラスの生活が苦しくなる中、それでも彼らの行動が、私たちをふと笑わせてくれることに、少し安堵しています。
そうなんです。
お気に入りの物をくわえて歩く姿ってとっても可愛くて生き生きしています。
今年生まれのカラス達はこの冬に初めての試練を経験します。
乗り切って春に元気な姿を見せて欲しいです。
ハシブトガラスが好きな高校生です
カラスってかなり重要な鳥なのになんで数を減らそうとしたりするんでしょうか(T-T)
仰る通りですね。
カラスの野鳥としての役割や生態系のピラミッドを理解していないからだと思います。
あとはカラスだけを蔑視しているのでしょうね。
これからもカラスを暖かい目で見て下さいね。