強風が吹き荒れる横浜ですが暖かな陽気になって来ました。 毎日が新茶準備に追われ、この暖かさが続けば畑の茶の葉も芽が伸びてくるでしょう。
これからの暖かさと雨のバランスでお茶の美味しさは決まってきます。 慈雨と言う言葉がありますが、まさにお茶にとっても雨は適度に必要です。
幹を伝って枝に葉に栄養分を送り込むのは雨の役目。 一芯三葉で摘み取る茶葉は新茶ならではのソフトでフレッシュさを届けてくれます。
桜前線が南からやってきて、遅れて新茶前線は北上してきます。 新茶の最初は屋久島、種子島から。 屋久島も種子島も鹿児島県だったことをご存じでしたか。 (*^_^*)
鹿児島では遅霜対策として寒冷紗(かんれいしゃ)を茶畑に覆います。 遅霜とは4月中旬頃から下旬にかけて襲う寒冷気で新芽に被害をもたらします。
寒冷紗を掛けると霜対策になります。 もちろん100%ではありません。 遅霜よりも被害が大きいのが凍害です。
凍害は幹をのぼる水分を凍らせ、樹そのものを立ち枯れさせてしまいます。 畑作業はこれからが真剣勝負です。
畑にかぶせてある黒い網が寒冷紗です。 (この写真は今年25年撮影ではありません。)
また寒冷紗を掛ける効果としては遮光効果ですね。 遮光とは太陽の陽射しを和らげ、ソフトな味に変化させてくれるのです。 寒冷紗は遅霜予報が出たときとか、摘採数日から一週間くらいでしょうか。
待ち望まれます、鹿児島新茶。
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毎日がお茶の香りと共にあると良いですね。 お茶と言ったら耕伸の鹿児島茶をお勧めします。
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